40代の告白・内緒話

【40代夫婦】夫は妻に「母親」役を求めた/夫の何気ない言葉から離婚に至るまでの経緯

私は子供を出産後、専業主婦をしていました。

夫婦の念願だった子供を授かって家族三人でこれから幸せになれると信じていました。

この時、まさか離婚することになるとは私も想像すらしていませんでした。

夫と子供の関係性に違和感を感じていた日々

私は子育て中心の生活になりすぐに忙しくなりました。

夫はと言うと出張の多い仕事だったので、家にいない日が続きました。

育児のサポートは全く期待出来ない状態でしたが、それは予測していた事なので覚悟はしていました。

赤ちゃんの時期はそれでも親の自覚があって、夫は子供をとても可愛いがっていました。

私に対しても誕生日や記念日に、花をプレゼントしてくれることも度々ありました。

ところがその後、子供がだんだん大きくなってきて喋ったりするようになってくると、夫の様子が変っていきました。

相変わらず出張が多かったのですが、「短い時間でも子供と接したい」という夫の意思が感じられなかったのです。

子供に関心がないというよりは、「子供と同じレベルで遊んでる」といった感じに見えました。

たまにしか家にいないせいか親っぽくない…

年の離れた兄弟に見えてしまいそうな感じ。

違和感を感じたものの、

(子供のレベルに合わせて遊んでくれているのかな?)

(子供も楽しそうだし良いかな…)

と思って見ていました。

こうして仲の良い兄弟のような関係が続いたのです。

妻に対する夫の態度が変化、衝撃的な言葉

夫の私に対する態度が徐々に変ってきました。

というのも、子供に感化されてしまうのか子供と一緒に私に甘えてくるような言動が目立ってきたのです。

その時は軽くいなしながら、特別おかしな事という風には思ってませんでした。

夫からすれば、仕事が忙しい中で癒やしの時間も欲しいハズ。

子供が学校に行くようになれば、嫌でも親らしくなるだろうと考えていました。

それからまたしばらく経ったある日、

「そういえばプレゼントをずっと貰っていない…」

私の誕生日や結婚記念日など今までプレゼントしてくれていたのに?

「忙しすぎて記念日を忘れているのかな?」

とこの時はまだ好意的に考えていました。

そんなある日、出張帰りの夫が私に花束をプレゼントしてきたのです。

嬉しかった反面、貰う理由が見当たらない…

記念日とかでなく、普段の家事や育児をしている感謝の花束かな?

とウキウキして夫の言葉を待っていると…

「母の日おめでとう。」

と言われ、唖然としました。

(私はあなたの母じゃない!)

心の声を押し殺して何も言えなかった・・・。

だって、あまりにもニコニコで誉めて欲しそうな顔で言うものだから。

この時、『愛情ゲージ』なんてものがあれば、かなり下がっていたハズです。

そのくらい、私には衝撃的で悲しい出来事でした。

夫が妻に求めていたのは【母親】役と気付いた瞬間

それから暫くたったある時、

「子供の事ばかりで俺に構ってくれない」

と夫が私に言ってきた事がありました。

まだまだ子供にも手がかかるし、家事もあるし「夫にも何かしてあげよう」なんて気持ちは浮ばなかった。

(私はあなたの母親じゃない!)

(あなたは父親として子供を構ってあげる立場でしょう!)

と思いましたが、やはり言えませんでした。

『愛情ゲージ』は完全にマイナスに振り切れてしまった瞬間でした。

夫を擁護するつもりはないですが、彼には悪意はなくその時思った言葉を口にしただけだったと思います。

家族が生活していくため一生懸命に仕事をしてくれて、どんなに仕事が大変でも私にストレスをぶつけた事はありません。

普段は優しい人で、お酒もタバコも賭け事もやりません。

手のかからない人だったハズなのですが、夫が私に求めていたのが【母親】だったと分かってしまったのです。

この後もずっと彼の母親役をしていく?

ふと考えた時にぞっとしました。

私が結婚相手に求めていたのは、お互い対等な大人の関係です。

私も彼には必要以上に干渉しませんし、彼にもそうであって欲しかった。

まだ結婚せず交際している間は、彼とならそういった関係が築けると思っていたのに…。

その後、夫とは何度か話し合いましたが私の気持ちは伝わらず、関係の修復は不可能だと気付きました。

夫の2つの言葉から離婚に至る

結局、翌年に離婚しましたが、きっと彼にはなぜ離婚しなければいけなかったのか?

未だに理解していないと思います。

「母の日おめでとう」

「子供の事ばかりで俺に構ってくれない」

この2つの言葉が離婚にまで至った原因です。

本音は別として彼がこの言葉を私に言わなければ、私が離婚を決意するまでもっと時間がかかったかもしれません。

彼の本心に気付くのがもっと遅かったら…?

もしかして離婚すること自体を諦めていたかもしれません。

もしそうなっていたら、冷め切った夫婦関係をずっと何十年も続けていたかも?

と想像してしまい、再びぞっとするのでした。