40代の悩み・生き方

薄毛で悩む40代男性がカツラを捨てて人生が変わった話

私は40代の男性です。

自分の薄毛に悩み、一時はカツラを使用していましたが、今ではカツラを外して堂々と生活しています。

今でこそ自分の薄毛が気にならなくなった私ですが、若いころは薄毛がコンプレックスで人から頭を見られることが嫌で堪らない人間でした。

そんな私がなぜ今、薄毛を気にしなくなったのか?

昔を振り返りながらご紹介していこうと思います。

 

薄毛がコンプレックスだった20代

頭髪は中学生の頃から薄くなりはじめ、社会人になった頃には頭全体が透けて地肌が見える状態となってしまいました。

その結果、20代前半の頃よりずっと、周りの人たちから奇異の視線を向けられてきました。

特に会社の同僚からは、「今日も激しいね」とか「頭ヤバくない!?」などとストレートに言われたりしたので辛い時期でした。

しまいには人目を気にしすぎて常に「周りが自分の頭を見ている」ように感じ耐えられなくなったので、思い切った行動をとることにしました。

 

《薄毛対策》としてカツラをかぶることにしたのです。

金額は合計で約150万円もかかりました。

150万円です。

中古の自動車が変える値段です。

しかし、当時は

「150万円で周りから変な目で見られなくなる」

と考えたら高くない買い物だと考えたのです。

さすがに一括購入とはいかず、6年間の割賦払いにしてもらいました。

 

家で早速、人生で初めてのカツラをかぶってみると

「これが自分か!?」

鏡でうつる自分はまるで別人のように見えましたが、髪がフサフサなだけで「イケてる」ように感じました。

 

カツラを購入して会社に出勤:同僚の反応は?

翌日、初めてカツラをかぶって会社に出社です。

心臓がバクバクして凄く緊張している自分が分かりました。

廊下で同僚社員や上司たちとすれ違うと、皆が私の頭を見て「ぷっ」と吹き出します。

40代以上の大人の先輩社員たちは、私を見ても表情を崩さず笑うことはありませんでした。

それでも私と廊下ですれ違った後で、「え!?」と小さな声がしたので振り返って私を見ているように感じます。

「やっぱり変なんだ」

この時の私の顔はおそらく真っ赤っかだと思います。

死ぬほど恥ずかしい思いをしました。

それでも150万円もしたカツラなので、簡単には諦められません。

その後、意地だけで1年間もカツラをかぶり続けました。

その間、女性社員から格好のターゲットにされてしまい、

「あの人ズラだよ 笑」

と女性間の話のネタにされてしまいました。

私と会話する社員は、私の目ではなく頭を見ながら話をします。

せっかくカツラを買ったのにとても恥ずかしい思いをすることになり、カツラのメリットは1㎜も感じませんでした。

しかも予想してなかったのは、カツラを装着することによって生じる痛みです。

カツラは頭に4ヶ所の留め金で固定されているため、地肌に留め金が食い込んでとても痛いのです。

カツラを付けることがこんなに大変だなんて思いませんでした。

そういえば、購入の際にそれらしい事を言われた気もしますが、早くカツラを付けたい一心でほとんど覚えていません。

それだけ冷静ではなかったということです。

冷静だったなら150万円も出してカツラを購入しようとは思わないでしょう。

結局、心が折れてしまいカツラを諦めることにしたのです。

 

カツラを諦めたら転機が訪れた!

そして意外なことに、カツラを止めたことで私に転機が訪れました

半ばやけっぱちで、

「どうせ禿げ頭だから髪を短く切ろう」

と思った後のことでした。

それまでは残っている自分の髪の毛をずっと普通に伸ばしていたのですが、髪の毛をバッサリ短く切り三分刈りにしたのです。

すると、奇跡が起きました。

会社の同僚の反応が意外に良かったのです。

「キモい…」

と言われることを覚悟していたのですが、そんな声は上がりませんでした。

それどころか、同僚たちから「髪切ったの?」「イメージ変ったね!?」と声をかけられるようになったのです。

しかも女性から!!

家に帰って「なんかの間違いじゃないか!?」と短髪にした自分の顔を鏡でマジマジと眺めました。

「何が違うか分からない」

 

自分の顔を見ていたら高校時代のことを思い出しました。

当時は運動部だったので短髪でした。

その頃は女性に苦手意識もなく普通に話してましたし、交際している彼女もいました。

「自分は短髪の方が似合うのかもしれない」

昔の記憶も含めて考えた時、そこに気付いてからは今まで以上に自分に自信がもてるようになりました。

その後も会社の女性社員たちから話しかけられるようになり、なんと年下の女性社員と交際することになったのも自分でも驚きです。

 

私自身も、自分の精神状態が変わったような自覚はありました。

こんなに短くしたのは高校性以来です。

当時はバリバリの運動部でしたから、男の世界というか男性ホルモンが出っぱなしでした。

今回、髪を短くしたことで、恐る恐る廊下を歩いていた時とは気持ちが違います。

屈辱を経験してから、もはや恐いものはありません。

何を言われても「仕方ない」という心境です。

今回のエピソードから、私が同じように薄毛に悩む人に向けて伝えたいメッセージが1つあります。

「男は髪型にこだわり過ぎず、堂々としよう!」

です。

薄毛の人がバカにされる要因が今では何となく分かります。

薄毛だから馬鹿にされるのではありません。

薄毛を受け入れずに、見苦しく体裁をとろうとする性根が見る人に伝わり、不快感を与えるのです。

本人からすれば必死にやっている事でも、周りから見たら凄く見苦しく見えるのです。

むしろ覚悟を決めて髪の毛を短く切ってしまうことで、色々と吹っ切れます。

そして、男性の短髪は私が思っているよりも女性には清潔に見えるようです。

周囲の人に清潔感を感じさせる髪型と、堂々としている佇まいで女性には好感を持ってもらうことができるようです。