スロージョギングを始めてだいぶ月日が経ちます.
定番コースである川の土手沿いを走っていると、相変わらずスレ違うのはウォーキングしている人ばかり…。
いえ、ウォーキングが悪いと言っているワケではありません。
ダラダラせずに姿勢を意識して行えば着実に体は引き締まっていきますし
“ウォーキングが自分には合っている”
と感じている方も当然おられると思います。
その一方で、筆者よりもずっと若そうな人までウォーキングをしているのを見ると
「もったいないな」
と思ってしまうのです。
筆者もウォーキングをやっていた時期があるのですが、ウォーキングとスロージョギングの疲労感はほとんど変わりありませんでした。
むしろ、個人的には腕を大きく振りながら歩くウォーキングの方が疲れるような気すらします。
しかし、消費カロリーで比べればスロージョギングはウォーキングの1.6倍です。
ウォーキングより体感的には楽にも関わらず…です。
それだけ「歩く」ことと「走る」ことでは使う筋肉量が違うということなのでしょうか?
スロージョギングは“笑って会話できる”くらいの速度で走る運動です。
最初から最後まで無理して走り切る必要はありません。
膝や腰が痛くなるようなら歩いても良いですし、
「今日はこの位で止めよう」
と切り上げても良いのです。
“体にも心にも疲れが溜まらない運動”
それがスロージョギングなのです。
筆者に関して言えば、始めた頃は足が重く感じることがありました。
そんな時はそのまま走り続けずに、景色を楽しみながら5分ほど歩いてから再開していました。
また、走りながら
「どうも今日は気持ちがのらないな」
と感じる日もあります。
そんな日は10分くらい走ってから帰宅しました。
気を付けていたのは最後まで走れなかった自分を責めるのではなく
「今日も無事に走れて良かった」
と肯定的にとらえ、口に出して自分の労を労ってあげることです。
そうすることで次回以降に繋がりました。
“こんなに緩くて良いの?!”
って感じなのですが良いんです!
「今日は頑張るぞ!」
と力む必要もなく、手軽に始めれるのがスロージョギングの良い所なのです。
だって、気合いを入れなければ続けられない運動なんて筆者には無理です。
1週間も続ける自信はありません。
力まず平常心のままできる運動だからこそ習慣化しやすいのです。
スロージョギングを1回やって消費するカロリーなんて僅かですが、続けやすい運動だからこそ大きな成果を得ることができます。
“塵も積もれば山となる”
って言うでしょう?
スロージョギングのおかげで気分も上がり、食事制限や筋トレもはじめた結果、20㎏の減量に成功しました。
89㎏だった体重が69㎏になったんです。
69㎏なんて中学生以来の体重です。
すごく嬉しいのですが、何十年も肥満体型だったので、まだ標準体重になったことに少し戸惑っています。
20㎏も痩せると体はとんでもなく軽く感じます。
階段を昇っていても息切れしませんし、体を動かすことが苦で無くなるのでマメに掃除もするようになりました。
スロージョギングをして部屋がキレイになるなんて想像すらしていませんでした。
体調も良いですし、古傷である膝が抜けるような感覚がなくなって動きも絶好調です。
スロージョギングが合うかどうかは人それぞれなので無理におすすめしませんが、やってみないと分からないのも事実です。
お試しに2.3週間ゆる~く走ってみませんか?