私は40代の男性です。
もう3年も妻とは「夫婦生活」がなく、つまりセックスレスの状態です。
夫婦問題としてありがちなテーマかもしれませんが、内容が内容だけに相談するのも容易ではありません。
中には離婚を考えているほど悩んでいる人もいると聞きます。
片方が行為をしたいと言っても、もう片方がそういう気持ちにならないとできないのも事実ですし、その時のムード等も関係するでしょう。
そのような厳しい状況でセックスレスから抜け出したいなら、しっかりパートナーと向き合って話をする必要があると思います。
話をしていく中で、夫婦関係のあり方についてお互いが本音を言い合うのは大事なことです。
それで「じゃあしてみようか?」と思うこともあるからです。
私はセックスレスになってから、妻と話し合いの場を設けたことがあります。
その話い合いの直後は「もう二度と妻を抱くことはできないのかな」と非常に寂しい気持ちになりました。
話し合いの時「なぜセックスをしたくないのか?」と、勇気を出して聞いた時の妻の答えはこうです。
《妻が夫婦生活を避けている理由》
・面倒だから。
・陰部を見るのが嫌。
・必ず射精して終わるのが嫌。
この3つが理由だと話してくれました。
ある程度の予想はしていましたが、直接、妻から聞いた時のショックはかなり大きかったです。
「こんなに嫌がってるなら、もう誘えないな…」
問題解決どころか、二度と夫婦関係が修復できないのではないか?とさえ思いました。
私としては妻がそんなに嫌なら行為をしなくても良いのです。
ですが、ここは男女の違いなのかもしれませんが、ずっとしない時期が続くと私の心が妻から遠ざかってしまうように感じるのです。
“自分の存在を受け入れてもらえない”
という身の置き所が無いような不安な感じです。
「このままの状態が続いたら、離婚することまで考えてしまう」
そんな気になり、どんどn気持ちが暗くなっていきました。
それでも私は離婚をしたくなかったので、話し合いの後も妻に断られながらも、たまに誘うことは続けていました。
「どうしたら問題が解決できるのか?」
常に考えていました。
そして、誘い方を変えることからやってみました。
妻が《行為を避けたい理由》に挙げていた3つのことを、「考えなくて良い」と伝えたのです。
私は嫌がっている妻のハードルを下げたくて、「最後までしなくて良い」ということから徐々に説明していきました。
男性の射精がSEXではないことを伝え、私が求めていることの本質を伝えました。
“妻を遠くに感じている”私の不安を伝えたのです。
すると妻は理解を示してくれたようでした。その結果、
①ベットで一緒に寝る。
②手をつなぐ。
③抱き合う(服は着たまま)。
④キスをする。
上記のことを段階を踏みながら、してみることに同意してくれました。
抵抗の少ないことから求めていったら、少しずつですが妻が受け入れてくれたのです。
私への同情の気持ちから承諾してくれたのかもしれません。
そうとはいっても、私からすれば「離婚」の可能性まで考えて不安になっていた時と比べたら大きな前進です。
今でもセックスレスの記録は更新中ですが、私の心が意外に落ち着いているのは妻と話し合って③番までできているからです。
男ですから私の求めているゴールは④番の先にあります。
「結局、やりたいだけでしょ!?」
と非難するのは女性だからではないでしょうか?
好きな女性を抱きたいのは男なら当然です。
今までは私の求め方や態度が露骨だったり、デリカシーがなかったのだと反省しています。
妻の本音が分かった以上、事を急がず妻の気持ちを考えながら最後にはゴールを決めたいと思います。
世の男性にも、同じような問題に直面している方々がおられると思います。
目的が「それ」であっても、あまりに直球勝負で工夫もなければ、奥さんからの手痛いしっぺ返しを食らいます。
私のように3年も妻を抱けない状態になる前に、夫婦で話し合われることをオススメします。
最後まで読んで頂きありがとうございました。