やたら怒鳴ったり高圧的な上司も厄介ですが、怒るのって結構エネルギーを使うって知っていました?
上司が50代を超えてくると、体力が落ちてきて怒るのも億劫になってくるものです。
あれ、年々、パワーがなくなってきたかな?
そう周りが思うのも当然と言えます。
それと比べて『ネチネチ責めてくる』タイプは相当に厄介だと思います。
コレ、経験上、間違いありません。
筆者が過去にいた会社でもいました。
40代のネチネチ上司が…。
何か失敗する度に
「またあんたなの!?」
「前も同じ失敗したでしょ!?」
そして“ネチネチ攻撃”が始まるのです。
『またあんたか?』『同じ失敗』と言われても、こっちは
「ミスを2回したら駄目なの?」「前の失敗っていつの話?」と聞きたくもなります。
この上司、自分の失敗は棚に上げておきながら、他人のミスは許さないという典型的な嫌われるタイプの人間でした。
人間だれでも何度かミスをおかします。
その度に当人も覚えていないような過去の失敗を引っ張り出して、陰湿にネチネチ責める様子は誰が見ても気分の良いものではありません。
“なんでこんなに人を批判できるんだろう?”
“人間が嫌いなのかな?”
なんて思ってしまいます。
こうやって人を褒めることはせず、失敗した時ばかり大袈裟に騒いで見せて社長に聞えるようにアピールしていました。
ミスをした筆者を大袈裟に叱ることで、相対的に自分は優秀な人間だと言いたいのでしょうか?謎です。
上司の“ネチネチ攻撃”からようやく解放されたと思ったら、社長から再び呼び出されて説教の2回戦です。
こんなやり方をする姿を目にしていると、人間性を疑っちゃいます。
いくら仕事とはいえ、相手のことを認める気のない人間と信頼関係を築くのは、ジャングルに落としたコンタクトレンズを見つけるくらい難しいことなのです。