筆者は昨年からジョギングを始めましたが、いまでは肥満が解消されてすっかり体も健康になりました。
心が穏やかで前向きになったので、良い事がたくさん自分の身に起こっているのを実感しています。
以前は早朝にジョギングしていました。
外の景色を見る楽しみや、朝の新鮮な空気を吸うのが好きだったからです。
早朝に走ると頭がシャンとして、その日の仕事も最初からエンジン全開で取り組めました。
それだけ早朝のジョギングにメリットを感じていたのですが、それが現在では夜にジョギングすることが多くなっています。
だいたい19:00~22:00の間に1時間ほど走るワケですが、まあまあ遅い時間です。
この時間に走ることは”女性が1人”の場合は防犯上オススメできないのですが、男性ならこの時間に走るのもアリかなと思っています。
夜に走ると何が良いの?
って話ですが、簡単に言うと
《走ることに集中できる》
これが筆者が感じているメリットであり、早朝ジョギングから夜ジョギングに変えた理由です。
もう少し詳しくご説明させて頂くので、「それ、俺も共感できるかも!?」と思った方は試して頂けれると嬉しいです。
夜は日中と違って、周りが暗くて人通りも少なく街全体が静かです。
そんな環境だと余計な情報が入ってこないので、走ることに集中できます。
その日も暗い中を黙々と1人で走っていたのですが、段々と自分の意識が遠くに行くような感覚になったのが最初の異変でした。
それは走っている振動や疲労をあまり感じない不思議な時間です
言葉にするのは難しいのですが、走っている自分から思考だけが離脱してもう一人の走っている自分を俯瞰して見ているような感覚になります。
寒さや暑さもあまり感じませんし、道路を走るアスファルトの感触も遠くに感じます。
昔、座禅堂で座禅する機会があったのですが、その座禅をしている時も似たような感覚になったのを思い出します。
その時に頭をよぎるのは家族のことや自分の過去など様々ですが、今、自分が向き合っておかないと将来、後悔するようなテーマが自然に浮かんでくるのです。
この時間は不快ではなく、むしろ、筆者の人生がこの先どうすれば自分の望む人生に近づくのか?
そのヒントを掴むような有意義な時間になることが多いです。
何かに包まれているような心地良さを感じることもありますし、恥ずかしいのですが気持ちが溢れてきて涙を流しながら走った日もありました。
でもこの時間は長く続きません。
体感的に10分前後でしょうか?
その後は意識が現実に戻って来るので、アスファルトの感触や疲労感をリアルに感じることになります。
何度経験しても不思議な感じなのですが、走り終った後には良い夢を見た後のように気持ちがスッキリしています。
ジョギングを終えて帰宅すると優しい気持ちになっていることが多く、走る前は気分が悪くても解消されていることがほとんどです。
この「不思議な感覚」は走る度に起こるわけではないのですが、夜のジョギングは意識が集中し思考が深まりやすいのは事実だと思っています。
・辛い事があった。
・イライラしている。
・今の人生は自分が望んだものではない。
など悩み事を抱えている方は、一度、『夜のジョギング』を試してみてはいかがでしょうか?
現状を打開できるかヒントや切っ掛けになるかもしれません。