これからご紹介するダイエット法は、水(ミネラルウォーター)を小まめに飲むことによって新陳代謝を高める方法です。
使う水は水道水でも悪くはないですが、地域や家庭の水道環境によって水質がかなり違いますので、ミネラルウォーターをオススメしています。
『人間の身体のほとんどは水でできている』
と言われるほど、水は人間にとってなくてはならない存在です。
そして水は全身を巡って体の外に排出されるので、常に補給をし続けなければなりません。
体に必要な水分が足りなかったり、または糖分が多く含まれていたりすれば体の調子が悪くなるのは当然です。
今回はダイエットはもちろん、健康な体を保つために重要な水(ミネラルウォーター)の摂取の仕方についてご紹介したいと思います。
目次
ミネラルウォーターを正しく摂取することで得られる効果
基礎代謝が上がる
水分を補給することで血行が良くなるので基礎代謝が上がります。
特に起床後の水分補給は、寝ている間に大量に失った水分を補給することで
その日の基礎代謝を24%引き上げると言われます。
さらに毎日、十分な水を飲むことで
「体温が上がった」
という経験者の声もよく聞きます。
健康面で言えば平均体温が35℃台だと体の免疫機能が大幅に低下するので、
癌細胞が増殖するだけでなく、あらゆる病気にかかりやすくなります。
恐いですね。
でも、逆に考えれば体温を上げることであらゆる病気の予防にも繋がるとも言えます。
食欲が抑制される
小まめに水を飲むとある程度は空腹感が抑えられるので、お菓子などの間食が減るという利点があります。
また食事前にコップ1杯の水を飲むだけで、食事の摂取量も抑えられます。
美肌効果
水を飲み続けることで「美肌になった」と口にされる方も多いです。
皆さんの身近にもたくさんおられるのではないでしょうか?
顔のニキビがなくなったり、シワや目のたるみが目立たなくなると言われますし
メイクのノリも以前とはかなり違います。
特に顔は毎日、他人の目にさらされる場所なので少しでも気を付けたいところです。
美肌のために高い化粧水を使う前に、まずは簡単にできることからやってみませんか?
毎日、水を飲むだけですから、決して難しいことはないと思います。
肌が乾燥しがちな人は、運動や半身浴で汗をかくようにすることで美肌効果がさらにアップします。
この美肌効果は、見た目で分かる大きな変化です。
成果を感じればモチベーションになりますから、大事なことです。
老廃物が排出される
血行がよくなることで顔や手足のむくみが解消されます。
ある日、鏡で自分の顔を見た時に「顔が小さくなっているような気がする」という嬉しい体験をするのも決して夢ではありません。
現代のように糖分や添加物がてんこ盛りのジュースを毎日飲み続ければ、体に不要なものをたくさん摂取することになり肌が荒れます。
ジュースを飲むくらいなら、水を飲みましょう。
どうしてもジュースを飲みたい場合、少量でとどめるとか、水で薄めて飲むとか線引きをしましょう。
今までのように好きなだけ好きな時に飲んでいたら、ダイエットの足を引っ張る要因になります。
疲れにくい体になる
普段からジュースやコーヒーを飲んでいた人が代わりに水を飲むようになると、
「体が疲れにくくなった」
と言う人がいます。
これはジュースに含まれる糖分や、コーヒーに含まれるカフェインを控えたことで起きた変化と言えます。
便秘解消
「便秘が治った」
と言う人も多いですね。
特に起床後の「コップ1杯の水」の効き目は大きいです。
飲むとすぐにトイレに行きたくなる人もいます。
朝、水を飲むとお腹が痛くなるような人は、白湯を飲みましょう。
ダイエット効果を高める水の飲み方
水の温度は常温がオススメ
水の温度は「常温」がオススメです。
冷水だと腎臓に負担がかかりますし、体が冷えてトイレも近くなるからです。
水を飲む量や回数について
1日に飲むべき量は体重の約4%(50kgなら2リットル)が目安と言われますが、昨今では違う意見も聞かれます。
体重が同じだからと言って、普段から運動などで汗を大量にかく人と運動する習慣がない人を単純に比較するのはおかしいという意見です。
個人的には、1日多くても2リットルで十分な気がします。
「飲む回数」ですが、体が一度に吸収できる水の量は決まっていますので、一気に全部飲んでも体は全部吸収しきれません。
何度かに分けて小まめに飲む方が効果的です。
水を飲むタイミング
水を飲むタイミングでオススメの時間は
・朝の起床後
・食事前
・入浴の前後
・就寝前
この4回です。
起床後に水を飲むことで、胃腸が刺激されて便秘の解消に繋がりますし、その日の新陳代謝を24%も上げる効果があると言われています。
また食事前に飲むことで、食欲の抑制になります。
さらには就寝前に飲むことで脳梗塞などの発症リスクを抑えられます。
寝ている時間は自分の意思で水分補給ができません。
医師がとくに高齢者に対して「宝水」と言って、寝る前のコップ1杯の水を勧めるのも納得です。
ただし、寝る前にたくさん飲み過ぎると、むくみの原因にもなるので要注意です。
水をたくさん飲むことのデメリット
トイレが近くなる。
水を2リットル飲んだりすれば、とうぜんトイレが近くなります。
1日10回以上はトイレに行くことになるでしょう。
つまり、トイレが近くにある環境でないと尿意を我慢することになり、少し辛いかも!?
水をたくさん飲めない人は辛い?
「ビールやジュースならたくさん飲める」
と言う人でも、水ではそうはいきません。
最初の頃は水を2リットル以上飲むのが辛くて、「何かの修行!?」と思うかも知れません。
家にいる時間が中心で運動もせず、喉が渇いていないのに2リットルの水を飲みきるのは、楽ではありません。
決めた量をしっかり飲みきるために、出掛ける際に水筒を携帯する方もいます。
“こまめに少しずつ飲む”ことを心掛けると、割と簡単に飲めます。
要は工夫しだいですね。
ミネラルウォーターの種類も色々あります。
「軟水」「硬水」「水素水」「温泉水」「温泉水」など種類が豊富で飲みやすさも違います。
日本人に合う水は「軟水」と言われていますが、確かに他の水よりは飲みやすいです。
値段も微妙に違うので、お財布と相談しながら色々と自分に合った水を探すのも良いと思います。
水はコストがかかる、買い物が大変!?
毎回、2リットルのミネラルウォーターを飲むと考えると、それなりに費用がかかります。
また水は重いので、非力な女性だと買い物もそれなりに大変かもしれません。
美しくなるのは簡単ではない!?
おわりに
嗜好品も含めれば、これだけ様々な飲み物が増えると、普段の生活で水を意識的に飲むことが減ったように思います。
多くの人が「水」の代わりに、アルコールやジュースを飲んでいるのではないでしょうか?
でも、それらはあくまでも「嗜好品」であって、必ずしも人間の身体に必要な栄養ではありません。
今回の記事を読んで頂いた方が、ダイエットや健康を通して「水」の大切さを再認識する機会になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。