夫婦・家族問題

妻に2度目のプロポーズをして再婚しました/「自由」を求めた夫と「安らぎ」を求めた妻のその後

私は30歳の男性です。

職業は自営業(フリーランス)をしています。

私が妻と結婚したのは27歳の時でしたが、その翌年、私が28歳の時には離婚しています。

さらにその2年後、30歳になり同じ女性と復縁をしました。

私はわずか3年の間に「結婚」「離婚」「再婚」と、自分の人生がめまぐるしく変わるような出来事が続いたのです。

ここまでの経験をしている方は、そう多くはないと思います。

私がわがままで人間的にも未熟だったために起きたことですが、この経験を通して学んだことも少なくありません。

私がなぜ離婚したのか?

なぜ、同じ女性と再婚しようと思ったのか?

今回、振り返ってみました。

 

離婚の原因は「自由」を求めた夫と「安らぎ」を求めた妻のすれ違い

 

27歳の時に妻と結婚をした私は、まさに幸せの絶頂でした。

何気ない普通の食事が、妻と一緒に食べるだけでどんなご馳走を食べるよりも美味しく感じます。

食事の最中に何度も妻の顔を見ては幸せな気持ちに浸っていました。

 

しかし、そんな幸せな生活も長く続きません。

元々、独身の時に一人でいる時間が好きだった私が結婚に至ったのは、

《好きな女性と一緒に居る方が幸せ》

と思ったからです。

ところがいざ結婚してみると、日に日に妻と同じ空間で一緒に過ごすことが息苦しく感じてきたのです。

自由が欲しい…

 

「一緒にいたい」という気持ちが次第に「一緒にいなければならない」

と半ば義務のような感覚になってしまい、「妻から束縛されている」「妻に干渉されている」という意識に変わっていきました。

 

妻はと言うと、妻は結婚に「安らぎ」を求めていたのです。

そのお互いの気持ちのズレが徐々に大きくなり、しまいには顔が合えば喧嘩をするような状況になっていました。

もうこの時にはお互いの気持ちは離れてしまってます。

“同じ空間にいたくない”

“一緒に食事したくない”

“顔もみたくない”

頭の中はそんな気持ちで一杯だったのです。

 

「もう離婚するかも」

私だけでなく、妻もどこかで意識していたと思います。

そして私と妻は、ある夜に些細なことで大ゲンカをしました。

結局はこの喧嘩がきっかけで、離婚する事になったのです。

28歳の夏の日の事でした。

 

元妻の大切さに気付き復縁を決心した日

 

離婚してしばらくの間、肩の荷が下りたというか

「ようやく自由の身になれた」

「そもそも自分は離婚に向いていなかった」

と思いながら、独身時代以来の自由な生活を送っていました。

それが29歳になった時に、ふと猛烈な寂しさを感じたのです。

気付けば1日中、妻のことばかり考えています。

 

妻がいた時は妻もやることが山ほどあるのに、炊事や掃除、洗濯、行政手続きに至るまで全てやってくれていました。

そしてどんなに忙しくとも、私といる時間を常に大切に考えてくれる女性でした。

喧嘩もしましたが妻といる時、私は自分の気持ちに素直に生きていた事に気づいたのです。

「あんなに好きだったのに、なんで離婚してしまったんだ!?」

その日も妻との生活の日々を思い出していたら、湯船につかりながら1人涙が止まらなくなりました。

こんなに泣いたのは大人になって初めてのことです。

 

それから1週間くらい経っても妻のことが頭から離れず、私にとって妻の存在がいかに大きいものであったのか、ようやく分かったのです。

とにかく、“今までのことを妻に謝ろう”と思いました。

「今更、自分の声なんか聞きたくないんじゃないか?」

「電話に出てもらえないんじゃないか?」

考えれば考えるほど、不安は増すばかりで一向に消えません。

それでも、一か八か彼女のスマホに電話をしてみました。

すると「もしもし?何?」と出てくれたのです。

久しぶりに聴く妻の声に泣きそうになります。

電話する前までは「謝ろう」と思っていたのが、「また一緒に暮らしたい!」という想いに変わります。

「彼氏がいたらどうしよう…」「相手にされなかったらどうしよう…」という不安の中、私が言いたかったことを懸命に話しました。

細かい内容は覚えていないのですが、今までの自分勝手な発言や行動を妻に謝ったと思います。

あれもこれも思いつく限りの例を出しながら、気付けば私は半泣き状態…

会話中、

「いまさら何言ってんの」

「本当に悪いと思ってるの?」

と言っていた妻も、途中からは私の話を黙って聞いていました

私はひとしきり伝えたいことを話し終わった後、急に言葉が出なくなりました。

2人の沈黙している時間が耐えられなくなって、「もう切るよ!?」と妻に言われたくなくて咄嗟に出たセリフが

「あのさ、勝手だけど…これから会ってお茶でもできないかな?」

という何とも微妙な感じの言葉でした。

今思えば、もっとマシなセリフがあった気がしますが、当時の私にはこれが精一杯でした。

ところが、妻には何が良かったのか

「本当に勝手な人だね(笑)。いいよ、付き合ってあげる」

と言ってくれたのです。

 

元妻に2度目のプロポーズ

 

一緒にお茶をしている時に、お互いの近況について話しました。

それによると、妻は現在お付き合いしている男性はいないことが分かりました。

その翌日に、“やっぱり自分にはこの人しかいない”

と確信して、妻に2度目のプロポーズをしました。

なんと、嬉しいことに妻も私と“もう一度一緒になっても良いかな”と考えてくれたらしく、私のプロポーズを受けてくれました。

ですが、1つだけ条件を提示されました。

「1年間は様子をみたい」

そう言った妻の根拠はこうです。

・今はお互い感傷的になってるだけかもしれない。

・結婚はお互いが考えていたほど簡単な問題じゃない。

・結婚相手として相手を受け入れられるか、じっくり考えるべき。

 

これらを踏まえて、1年間は籍を入れずにお互いの気持ちを確認しよう、という事になりました。

もちろん、私にも異論はあるハズもありません。

そして、この日から1年後、私たちは晴れて夫婦になったのです。

 

私にとって本当に大切な人は自分に一番近い場所にいた人でした。

最初の結婚の時はそのことに気づけなかったために、危うく大切な人を失うところでした。

妻と復縁してみて思った事は、「やっぱり気心がしれている女性が良い」という事です。

妻が側にいてくれるなら、何をしていても楽しいし幸せな家庭になる、という確信がありました。

私には妻が必要なのです。

この先、妻と一緒に年を重ねていく生活がはっきりとイメージできた時に、幸せな気持ちになりました。

それこそが自分が望んでいた人生であり、求めていた答えなのだと思います。

 

離婚で学んだのは「相手に求め過ぎない」こと

 

今回の離婚でお互いに学んだ事は「相手に求めすぎない」という事です。

私は「自由な時間も欲しい」ですし、妻も「安らぎの時間が欲しい」ワケです。

いくらお互いの大切さを再認識できても、離婚のきっかけになった問題は無視できません。

復縁する前に妻と真っ先に話し合ったのもこの事でした。

復縁後に同じことが起こらないように、お互いの気持ちを考えて歩み寄ることも大事だと二人で話し合ったのです。

 

今、妻は「一人で出掛けて来ても良いよ」と私に言ってくれます。

私も妻の言葉に甘えて一人で釣りに行ったりもしますが、次に妻から同じことを言われたら

「それより二人で映画でも行かない?」

と答えるようにしています。

私は未熟で相手を思いやる気持ちが足りませんでした。

離婚を経験したことで妻の大切さに気付きましたが、あのまま妻が遠くに行っていたら…

と考える度に復縁できた幸せを噛みしめています。

これからは2度目の結婚生活がこの先もずっと続けられるように、1日1日を大事に過ごして行きたいと思います。

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