一人で過ごすことが苦手な人がいます。
“孤独でいることが耐えられない”
と言って、家に帰れば友人に電話したりSNSで他人と繋がったり、とにかく一人でいることが耐えられないのです。
人によって事情は様々でしょう。
ですが、人間は生まれた時も死ぬ時も結局一人なのです。
孤独でいることが辛い人は、将来、本当に一人になった時はどうするのでしょうか?
“孤独を愛そう”
とまでは言いませんが
“孤独も悪くないな”
と思えるほど視野が広がると、もう少し豊かな人生を歩めるような気がします。
“一人でいる時は何をして良いか分からない”
という方がいます。
こういった方は家族や多くの友人たちと過ごす時間が多くて、それが当たり前になっていたかもしれませんね。
一人暮らしを始めた途端、急に寂しさを感じるケースもあるでしょう。
ですが、そういった時こそ自立するチャンスと前向きに考えて欲しいのです。
大勢で過ごしている時は人に頼ることもできますが、自分一人だと意思決定は全て自分がしなければいけません。
今まで家族や友人に判断を委ねてきた人ほど自分に自信が持てません。
一人で物事を決められなかったり、又はその選択が間違っていないか不安に感じるのです。
年齢に関係なく、自分で意思決定しその決定に責任をもつことが“大人になる通過儀礼”でもあります。
元々の性格もありますが、“慣れ”の問題もあるので一人暮らしをする際は、自立するチャンスと考えて、本気で意思決定していきましょう。
「朝ご飯を食べるかどうか?」
「寝るまでスマホの動画を観るか?」
「空いた時間で授業の予習をしようか?」
挙げるとキリが無いくらい、私たちの生活には「選択する場面」が多く存在します。
会社でもプライベートでも人より頼もしく見える人は、この意思決定を疎かにせず積極的にしてきた人たちなのです。
意思決定を真剣にした後は、その“追跡調査”も意識的にやりましょう。
自分が決めた事が、どういった経緯をえてどういう結末を迎えるのか?
できる範囲で見届けて、それ以降の判断に生かしていくのです。