“月14万円の手取りになっても明るく強く生きる方法”
最近はこんなことを考えるようになりました。
以前、ブラック企業で働いていた5年間は月の手取りが14万円でした。
アルバイトだけで月に20万円稼いだ時代も経験していたので、社会人でしかもいい歳のオヤジが14万円しか稼げないのです。
もらった明細を見ながら凄く惨めで情けない気持ちになりました。
当時は家や車のローンを抱えていたので、お金のやりくりが難しく日用品をカードで支払って返済が滞ったこともありました。
仲の良い友人との会食も5年間でわずかに1回、友人の結婚式でさえご祝儀が払えなくて行けないような有様でした。
今では転職が成功して年収も上がり、まともに休暇も取れるようになりましたので人並みの生活が送れています。
大金はなくても経済的に困窮していなければ、それなりに楽しい生活が送れることを改めて実感している日々です。
昨年の消費増税は景気が大きく後退した出来事でした。
さらに今年に入ってから新型コロナの来襲です。
大企業にいる人間も含めて、いつ経済的に厳しい状況に追い込まれるか分からない状況になったのです。
筆者が過去、もっとも経済的に辛かった“月の手取り14万円”時代が再び現実になったら元気に生きれるだろうか?
長い不況下にあるとはいえ、それでも日本は世界の多くの国々と比べて治安と社会保障、健康保険の面で恵まれています。
“最低限の食べる物と寝床がある”
そんな前提で心が貧しくならない生き方を考えてみて欲しい。
それは現実的で、また意味のあることだと思うのです。
筆者の出した答えは『ジョギングと筋トレをする』ことです。
その理由はどちらも金銭的に負担が少なく、心と体を同時に鍛えて健康を維持することができるからです。
逆に旅行や外食、お金のかかる趣味など“一時的な快楽”は控える必要があります。
そうしなければ生活が成り立たないからです。
一見、何お楽しみもないつまらない人生のように感じるかもしれません。
ですが、これは消極的な選択ではありません。
ジョギングと筋トレで心身を鍛えることで、異性にとっても魅力的な人間に近づけますしバイタリティ溢れる人間になれるからです。
体力があれば仕事や勉強にも打ち込むことができますし、多少の要領の悪さや運の悪さはカバーできます。
体力があり、心も体調も整った人間に死角はないのです。
高級車が買えて毎月旅行に行けるような大金を持っている人が幸せとは限りません。
お金の余裕がないからこそ、物のありがたみが理解できることもあると思います。
これから益々、お金がある人と無い人の二極化が進むと言われています。
多くの「お金が無い人」の生きる道は、『無いからこそ利口に生きる』です。