ブラック企業

ブラック企業を退職する前に知っておきたい言葉「育ててやった俺を裏切るのか!?」

過去に転職を5回経験している筆者ですが、会社側から言われた言葉のせいで辞表を引っ込めた時のお話をします。

似たような体験をした方がいるのかどうか分かりませんが、これから退職しようと考えている方に参考になれば嬉しいです。

 

その会社では連日、直属の上司と社長からパワハラを受けていました。

「今日こそは辞めてやる!」

そんな強い意思をもって当日を迎えたハズなのですが、全く予想していない結果になりました。

社長の元へ行き、何度も書き直した辞表を渡した時です。

社長からこんな言葉を吐かれました。

 

「今まで一から教えてやったのに俺を裏切るのか!?」

 

雇用者には『職業選択の自由』が法律で認められているので、こんな言葉は鼻で笑いながら聞き流せば良かったんです。

ですが、当時の筆者はそれが出来ませんでした。

大声で怒鳴られたのですが問題はそこではありません。

むしろ毎日、怒鳴られるのに辟易していたからこそ退職したかったのです。

この言葉が妙に心に突き刺さったんです。

「一から教えてやったのに…」

喧嘩で言えば、出会い頭に顔面をパンチされたような、完全にペースを奪われた言葉です。

 

(最初から仕事を教えてもらったのに自分の都合で退職するなんて、身勝手なのかも…)

 

妙に神妙な気持ちになってしまったんですよね。

完全に勢いを失った筆者を待っていたのは社長の優しい言葉の数々でした。

そこからは筆者を懐柔する作戦です。

人格攻撃が当たり前、鬼のような形相で暴力も平気で振るった社長が筆者に優しい言葉をかけてきます。

「うちの会社にはお前が必要なんだ」

「今まで厳しく接してきたのはお前に期待しているからだ」

 

こんなに分かりやすい嘘も珍しいですが、その時の筆者は身勝手な自分自身を責めていたので、簡単に落城したのです。

こうして辞表を引っ込めた筆者は、ただでさえ低い自己肯定感をさらに低くして、ほぼ奴隷のようなポジションに戻るのでした。

 

今思えば、社長の方が自分よりも何枚も上手だったことが分かります。

体が丈夫で安い給与でも不満を言わず、言われたことを何でもやる筆者は会社としても貴重だったのでしょう。

同じ待遇で当時の筆者と同じ業務をこなせる人間は100人で1人いるかどうかのレベルだったと思います。

 

本来、雇用者は法律で守られているので、基本的な法律の知識と少しの勇気があれば、自分に合わない職場は辞めることができます。

また、職場を何度も変えることは「履歴書を汚すこと」という考えも古い価値観になりました。

むしろスキルアップのためには、複数の職場を経験した方が良いとさえ言われます。

 

「転職は素晴らしい!」

と転職を一方的に賛美するワケではありませんが、”適材適所”という言葉があるとおり、自分がどの仕事に向いているか色々経験を積んで分かるものだと思います。

残るのも辞めるのも人生の責任をとるのは自分しかいません。

後になって後悔しないような選択をしたいものです。

今回の記事がどなたかの参考になれば嬉しいです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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