20代のときに実践していたダイエット法は、とにかく食事を我慢するというものでした。
前日に食べ過ぎたら、次の日は一日一食にしたり、昼にたくさん食べたら夜は軽い食事で我慢するという簡単なダイエットです。
結果的に上手く体重をコントロールすることが出来て、あまり辛い思いをしなくても痩せることができました。
このダイエットは断食のような厳しい方法とは違い、1日の全体の食事量を前後の摂取量に合わせて加減するだけです。
慣れればストレスもあまり感じませんでした。
20代の頃は運動もしていましたし、代謝が良くて食事を少し抑えるだけで体重が減ったのでこの程度のダイエットで何とかなっていました。
それが40代になった今、新陳代謝も悪くなり痩せにくくなった体をどうコントロールするべきか…
色々と考えた結果、実践したダイエット法は食事管理と運動でした。
といっても、20代のときのように食事摂取量を減らしたりする訳ではありません。
20代は体力があったので、体に負荷のかかる方法をとっても影響はありませんでした。
ですが、40代になった今、同じことをするとホルモンのバランスが崩れ特に女性の場合、生理不順の原因にもなります。
今わたしは、食事の摂取カロリーとマクロ栄養素を考えた食事を行っています。
カロリーは摂取カロリーと消費カロリーを計算して、常に消費カロリーの方が上回るように調整しています。
マクロ栄養素は、炭水化物、たんぱく質、脂質の三つで、ダイエットではこのバランスが大事になりますので、知っておいて損はありません。
積極的に食べているものは高たんぱく質で低脂質の赤身の肉、魚などです。
ダイエットをする際は何かと嫌われることが多い炭水化物ですが、私の場合は極端に控えることはしません。
その理由は、炭水化物を極端に減らしてしまうと仕事中に頭がボーっとするからです。
最低でも炭水化物は、朝と昼におにぎり一個ずつくらいは食べるようにしています。
私の場合、このくらい食べれば仕事のパフォーマンスも落ちません。
夜はサラダと鶏肉をメインにしたメニューにしていました。
さて運動についてですが、
・スクワットなどの大きな筋肉を鍛えるエクササイズ
・脂肪燃焼を目的とした有酸素運動
この2つを組み合わせて行っていました。
背中やお腹など、大きな筋肉を鍛えることで筋肉量が増えます。
筋肉量が増えれば、カロリーがそれだけ消費しやすい体の体になります。
つまり、「痩せやすい体」になるわけです。
有酸素運動をする際、多いときは1時間、最低でも40分以上するようにしていました。
20代の若い時は筋肉量も多く、代謝も良いので食事を少し減らせば痩せます。
それが年齢を重ねて40代になると、筋肉は減って代謝も落ちるのでトレーニングで筋肉を付けることが重要になってきます。
運動が出来ない事情のある人は、食事管理だけでも良いと思います。
食事管理と運動の両輪で行えば、もちろん合理的でどちらか単体でやるよりは体重が落ちやすいのも確かです。
もしどちらか片方だけ実行するなら、「食事のコントロール」の方を選択した方がいいでしょう。
【バランスの良い食事を適量、適切な時間に食べる】
これが徹底できれば効果は大きいのです。