相思相愛で熱愛の後、結婚したカップルがいたとします。
お互い世界で一番好きな相手と結婚してこれ以上ないくらいに幸せなハズですが、そんな幸せカップルにもやがて『飽き』が来ます。
・あれだけ好きだった彼を見てもときめかない。
・あんなに夢中だった彼女がただの同居人。
それもそのハズ。
どちらも交際中は、相手の気を引こうとして頑張ったのではないですか?
女性は彼氏のために時間をかけてメイクをし、美容室やフィットネスに行くなどして心とカラダを惜しみなく磨いていたハズです。
男性も同様です。
彼女のためにプロテインを飲んだりジムで体を仕上げたりしながら、喜んでもらえるようなデートコースを日夜調べていたハズです。
さあ、ここで質問です。
お互い相手の気を引くために努力してきたことを結婚後、継続していますか?
おそらく「はい」と答えた人は1割もいないと思います。
『釣った魚にエサはやらない』
男女とも当てはまる人は多いことでしょう。
でも、考えてみたらそれも当然なんです。
お互いが独身のうちは意中の人を射止めるために、時間と手間をかけて相手の気を引こうとします。
でもそれは、相手を射止めるための努力でしかないのです。
もし相手と結婚した後でも同じ時間と労力をかけていたら
「誰か他に好きな人でもできたの?!」
と相手は心配で仕方がありません。
結婚した後は、それまで相手のために割いていた労力は家庭を維持するために向けられる…。
そう理解するのが現実的です。
住居や子供の教育費、お互いの老後の問題など考えなければいけない事が山積しているのです。
それなのに交際中と同じような資金と時間、手間をパートナーだけに向けていたらエライことになっちゃいます。
なので
「あ~あ、交際中は素敵だったのになぁ」
と嘆いてはいけません。
パートナーが、以前より見た目で劣化したと感じても口に出してはいけません。
「今はこの家庭を守るためにエネルギーを使ってくれているんだ」
そう理解できれば相手にも優しくなれるハズ。
ただし、あまりにも見た目に気を使わなくなるのも問題です。
いくらか体型維持の努力をしないと、男女ともに体型は崩れる一方です。
“結婚前のスタイルに戻ろう!”
とまでは言いませんが、自分がパートナーの隣に居ても不快に思われない程度のビジュアルでいることは相手に対しての誠意にも繋がります。
さらには自分のビジュアルに気を付けて生活することは、健康を維持することや仕事のパフォーマンス向上にも繋がります。
無理をする必要は全くないですが、週に2~3回くらいは運動を生活に取り入れたいものです。
お互いが相手を考えて行動することが、生活の質の向上になり自分の幸せにも繋がります。
そうやって、相手を思いやりながらいつまでも仲の良い夫婦でいたいものですね。