私は40代前半ですが、私には3歳年下の夫がいます。
夫とは結婚して10年以上が経ちます。
お休みの日に2人でよく出かけますし、会話も多いので夫婦仲は良い方だと思います。
仲は良いのですがその一方で、40代になってから夫の一言で傷つくことが増えました。
私が傷つきやすくなったのか?
夫の私に対する配慮がなくなってきたのかは分かりません。
離婚を考えるほど悩んでいるワケではないのですが、今までこんなことはなかったので、夫から言われたことを思い出す度に心を痛めています。
共感して下さる女性がおられたら嬉しいです。
また、世の若い男性に向けて私のメッセージ(忠告?)も残したかったので、記事にしてみました。
参考にしてもらって、1組でも幸せな夫婦が増えたらこんなに嬉しいことはありません。
妻が傷ついた夫の一言「若い嫁さんもらって、あいつは幸せだ」
夫の後輩に30代の男性がいます。
彼は自分よりも7歳若い女性と結婚したのですが、その話を夫が私にしてきた時です。
「若い嫁さんもらって、あいつは幸せだ(微笑)」
そう言ったんです!
その言葉は「ズキン!」と私の胸を深くえぐりました。
その場はかろうじて「良かったね」と答えましたが、その後、夫とどんな会話をしたか自分でも覚えていません。
凄くショックで、そのセリフが頭の中で何度も響いて夜も眠れませんでした。
私は夫よりも3歳年上であることをずっと気にしてきましたが、夫は
「年なんか関係ない!可愛い」
といつも言ってくれていました。
それなのに、その夫の口から「若い嫁さんでうらやましい」という言葉を聞くとは思いませんでした。
(やっぱり若い女性が良いんでしょ!?)
そう言いたくなる衝動を何とか耐えました。
夫は私と彼女を比較して言ったわけではないのだと、私も頭ではわかっているんです。
でも、さすがにこの発言は無神経じゃないか!?
イラっときましたし、この時だけではなく今でも思い出す度にチクリと胸が痛むエピソードです。
妻が傷ついた夫の一言「痩せるの無理だろ」
別のお話です。
私は30代後半からお腹に脂肪がつきやすくなってました。
ダイエットもしたのですが、昔のように簡単には痩せてくれません。
少しでも抵抗したかったので、忙しい中で時間を作って毎日1時間ヨガをするのが習慣になっていました。
私なりに必死だったのです。
そんなある日、いつものようにヨガをしているのにると、テレビを観ながら夫が
「もう痩せるの無理だろ?(笑)」
唐突に言ってきたんです(泣)
私が必死でダイエットしているのを毎日そばで見ているのに、「無理だろ」って言われすごく傷つきました!
しかも、その一言で私が落ち込んでいるにも関わらず、夫はテレビを見ながらゲラゲラ笑っていたのです…。
バラエティ番組を観ながらですし、夫は悪気はなく軽いノリで出た言葉だろうなと思います。
それでも私は、夫が許せませんでした。
自分の体型が年を追うごとに崩れてきている自覚があるから、毎日、必死になって努力しているのです。
優しい言葉をかけてくれたらどんなに嬉しいことか…。
それができないのなら、せめて黙っていて欲しい。
そう思うのは当たり前ではないでしょうか?
肌や髪のハリもなくなり、確実に老いを重ねている自分の身体は自分が一番分かっています。
女性としての自信を失いかけながら努力している妻に対して、努力すら否定するような夫の言葉は腹が立ちますし、それ以上に悲しくなりました。
世の男性へ:普段優しくて口数が少ない男性ほど発言には気をつけて!
夫の無神経さをここまで公表しておいてフォローするもの変ですが、普段の夫はとても優しくて良い人です。
よく「結婚して夫が嫌いになった」という話も聞きますが、私はそんなことはありませんでした。
もちろん離婚を考えたことは1度もありません。
これまで平穏に過ごしていた夫婦にやってきた試練なのでしょうか?
40代になってから時々「え!?」と、耳を疑うような言葉を夫は吐きます。
普段から憎まれ口をたたくような男性なら驚きません。
辛辣な言葉を絶対に言わなそうな優しいタイプの人が毒を吐くと、その毒はあっという間に女性の心を侵食しちゃうものです。
普段とのギャップが大きいほど、その言葉は強烈に響くのです。
どうか、世の“優しい”と言われている男性は、このことを自覚して下さい。
夫婦関係が長くなってくると
「この位のことなら言っても大丈夫だろう」
と油断ができるのかしれません。
バラエティ番組を観ているから”ノリ”で冗談っぽく言ってみたかったのかもしれません。
ですが、1度でも男性が油断や“ノリ”で言ってしまった言葉は取り消せません。
女性側に「冗談を笑って許すくらいの度量を見せろ」と言うのも乱暴ではないですか?
10年20年といった長い年月をかけて良好な夫婦関係を築いてきたのに、たった一言でその関係に亀裂が入ることもあります。
普段は優しいからこそ、そういう言葉を言われた時は深く傷ついてしまうんです。
おわりに
前述した事件が起こったからといって、私は夫に
「言葉にもう少し配慮して欲しい」
とは言えません。
もっとお互いが若かったら言えたと思うのですが…。
結婚して10年以上も経って「そろそろ熟年夫婦の仲間入りかな?」なんて心境だったので、逆に戸惑ってしまいました。
他のご夫婦はこんな時、どうされているのか知りたくなります。
よく男女を比較する際に
「男は1言が足りない」
「女は1言が多い」
なんて言われます。
一般的に男性は女性よりも言葉数が少ないです。
少ない分、奥さんを傷つけてしまった時に、その後のフォローは上手にされているでしょうか?
そもそも私の夫のように、妻を傷つけたことにさえ気付いていなければフォローしようがなのですが(苦笑)。
世の男性にお伝えしたいことは
『女性を傷つけるような言葉は使わないで下さい』
という簡単なメッセージです。
これは、交際直後のカップルだろうと熟年夫婦だろうと変わりません。
相手の女性を大事に思っているなら、言葉にも愛情をかけて下さい。
「言わなくても分かるだろう?」
というのも男性の思い上がりです。
口に出る言葉で相手の心を判断するのが普通なのですから、まずは言葉ありきです。
その言葉も「何を言ってもOK!」ではないので、自分の言葉が知らないうちに乱暴になっていないか?
もう1度見つめ直してもらえたらと思います。
男女がしっかりと信頼関係を築けるよう健全な会話を目指したいものですね。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。