自分が憧れている女優や、好きなモデルさんがやっているダイエット方法はコレ!
なんて聞くと、気になってしまいます。
私は40代になり体に余分な肉が付いてきた頃、ふとした事がきっかけで《置き換えダイエット》というものに挑戦しました。
今回はその時のお話をさせて頂こうと思います。
「酵素ドリンク」でダイエットを開始
好きなモデルさんが紹介していたこともあって《酵素ドリンクを使った置き換えダイエット》にトライすることにしました。
《酵素ドリンク》を飲むと「腸内環境が整う」という評判でした。
腸内環境が整えば痩せやすい体になって、空腹感も《酵素ドリンク》を飲むことで耐えられるとの触れ込みを信じて始めたのです。
デブ菌と痩せ菌といったキーワードも流行りましたね。
自分が40代になって代謝が下がって太りやすくなった自覚があったので《酵素ダイエット》を選びました。
「三食しっかり食べないと落ち着かない」
という自分の生活を変えたかったのも、このダイエットを選んだ大きな理由でした。
「酵素ドリンク」では空腹感のイライラや不安感に耐えらず
個人差があると思いますが、ご飯をしっかり食べたい人にはキツいダイエットです。
私は仕事があり空腹で仕事がはかどらなくなるのは嫌なので、
《夜に酵素ドリンクを飲んでご飯を抜く》
といったスタイルで一週間ほど続けてみました。
今までがっつり食べていた私が、夜「酵素ドリンク」しか飲まないのですから確かに体重は減りました。
一週間で2キロほど減ったのですが、その反動は想像よりキツいものでした。
夜に空腹で眠れなくなったり、イライラすることが増えたのです。
これが結構辛くて、生理前などは本当にしんどかったのです。
食べることが生きがいの私は、食事を「酵素ドリンク」に置き換えるダイエットは向いていないと痛感しました。
それでも「夜が駄目なら朝も試してみよう」と考えて、朝ご飯に「酵素ドリンク」に置き換えるパターンもやってみました。
「朝はしっかり食べる派」には、やはりツラい!
ランチまで何度も時計を見てしまうほど空腹感が辛く長く感じました。
「酵素ドリンク」を飲んで普段より胃腸が動いているせいか、朝食を単純に抜くよりも置き換えた方が強い空腹感を覚えました。
《酵素ドリンクダイエット》でリバウンド!今はストレスがない生活に
《酵素ダイエット》に取り組んだ期間は、夕飯に置き換えるのが1週間、朝食に置き換えるのが1週間と合計2週間の短いダイエットで終了しました。
《酵素ドリンクダイエット》は、空腹感に耐えらえない私にはとても無理でした。
当初は「ダイエットに成功した自分を想像して空腹感を我慢できる」と思っていました。
ところが、仕事や家事もしながら生きがいだった食事もできなくて、思っていたよりもストレスは溜まりました。
しかも、悪いことに『酵素ドリンク』は、味が美味しいのです。
それでついつい飲みすぎてしまうので、コストパフォーマンスは悪かったです。
「酵素ドリンクで腸内環境が整ったか?」
と友人から聞かれますが、自覚できるほどの変化は感じませんでした。
そうして手元に残っていた酵素ドリンクを全て飲みきった時点で、このダイエットはそのまま終了しました。
いつもの食生活に戻したところ、ただのご飯がとっても美味しく感じました。
なんでこんなに美味しい物を我慢してたんだろう!?
そう思うほど感動してしまったのです。
ダイエットあるあるですが、苦労して減らした2㎏の脂肪はあっという間に私の所へ戻ってきました。
幸いだったのは、それ以上は増えることが無かったことでした。
今回の《酵素ダイエットダイエット》は
「私には不向きなダイエットだった」
というのが今回の結論です。
一食「酵素ドリンク」に置き換えただけのダイエットがこんなにも辛いものだなんて…。
このダイエットを成功した人たちには尊敬の念しかありません。
やっぱり私には食事制限しないかわりに、適度な運動をしていく方が向いている感じがしました。
ストレスのない生活が一番です。