スロージョギングを始めてからぐんぐん体重が減っていきました。
スロージョギングをする前はウォーキングをしてましたが、物足りなくなって次第に歩くペースが速くなっていき、自然とスロージョギングへ…
元々、運動が苦手で面倒くさがりでインドアだった筆者が、ウォーキングしながら外の風の気持ち良さを思い出してから全てが良い方向に変わりました。
ウォーキングでも体重は減ります。
多少、時間はかかっても普通にやっていれば間違いなく痩せます。
でも、少し体力がついてくると体がウズウズしてきて、もう少し自分の脚力や心肺機能、持久力を試したくなるのです。
ただし、ペースはゆっ~くりで良いんです。
急ぐ必要なんてありませんし、タイムを気にしなくても良いのです。
「1時間走ろう」
と思っても途中で気乗りがしなくなったら、途中で引き返して家でゴロゴロしても良いのです。
自分がルールなのですから、走るコースもかける時間も全て自分で決めるのです。
筆者のように子供の頃、長距離走で恥ずかしい思いをしてトラウマになっている人からしたら、自分でルールを決めて良いなんて考えられないくらい幸せなことです。
筆者がまともに走ったのは本当に久しぶりのことでした。
「走るってこんなに気持ち良かったんだ」
保育園の頃、幼なじみと毎日のようにかけっこをしていた当時のことを思い出しました。
当時から足の速い子と遅い子はいましたが、速い子が遅い子を馬鹿にするような態度を取ることはありません。
遅い子も一緒に楽しい時間を過ごしていたのです。
それが、小学校に上がってから先生の言う「通信簿」を皆が意識し出して、テストでも体育でも全て点数化、数値化して優劣を付けられます。
もうそこには楽しい「かけっこ」は存在しません。
大人になってスロージョギングを始めた時、久々に走りながらワクワクしました。
体も辛くないし、走りながら感じる風が気持ち良いんです。
自家用車でも無く自転車でもなく、自分の足で風を切って走るのがこんなにも気持ち良かったなんて…
もう初日からスロージョギングが楽しくて仕方がありませんでした。
コツコツ走っていると、だらしなかった筆者のお腹が明らかにへこんできました。
見た目で体の変化がハッキリと分かる感動も想像していた以上です。
「今のウエストならあのジーンズが履けるかもしれない」
筆者のお気に入りのジーンズ…太ってから履けなくなって、タンスの奥にしまったのでもう何年も目にしてません。
「もう一度このジーンズを履きたい」
そんなことを願って、今までずっと捨てられずにいたのです。
そして、少しドキドキしながら履いてみると…履けたのです!
太腿も余裕で通りますしウエストにもゆとりがあります。
ボタンも難なくはめることができました。
この時の感動が、筆者に一つの転機になりました。
念願が叶った時に油断してリバウンドする人もいれば、自信を付けて次の目標を立てる人もいます。
人間ですから、どちらのケースもあり得ることですが、選べるなら後者が良いですよね?
スロージョギングの効果の現れ方は人によって違うと思いますが、《続けたら変われる》ことは経験上でも間違いありません。
筆者のように、昔のジーンズを履けた時の感動が大きければ大きい分、自分の自信となり『成功体験』として記憶に刻まれます。
そこからは人生は漫画のように変わっていきます。
筆者は今、幸せです。
今後、さらに大きな事を成し遂げたいと思っているので、スロージョギングはこれからもしばらくの間は続けて行きます。
まだ”スロージョギングをしたことがない”、という方がもしおられたら1度お試し下さい。
これまでの人生がガラっと変わりますよ。