ブラック企業

ブラック企業の元社員が告白『レポート用紙30枚』を1年以上書き続けるのは地獄の作業だった

こんにちは。ぷ~すけです。

ブラック企業で5年間働いて退職してからは、一転して平和な日々を送っている筆者です。

先ほど、どんよりとした雲に覆われた空を眺めながら歩いていたら、なぜかブラック企業でパワハラを受けていた当時の光景が蘇ってきました。

具体的に言うと、思い出したのは毎晩『レポート30枚』を書いていたエピソードです。

非情に気分が悪かったのですが、思い出してしまったからにはいっそ記事にしたら少しでもスッキリするかな?

と思いパソコンを開いた次第です。

いつも私のブログを見て頂き(そうでない方も)誠にありがとうございます。

当ブログには『ブラック社員時代の話』が多く盛り込まれていることを、お気づきの方もおられるかと思います。

もしお時間に少しゆとりのある方は、他の記事にも目を通して頂けたらとっても嬉しいです。

さて、『1日レポート30枚』の話でしたね。

これは過去記事でも何度か出て来たエピソードになります。

つまりブラック企業に勤めていた当時の筆者が、仕事上のミス(?)をしてブラック社長を怒らせたことで懲罰的にやらされたペナルティです。

当時はまさか1年以上にもわたって続けることになるとは思いもしなかったです。

ところで皆さんの中には、卒論や研究発表などで《○○枚分のレポート》を作成した経験がある方もおられるのではないでしょうか?

書いてみると分かりますが、これ相当な重労働ですよね?

「どんなテーマで書くか?」

「文章構成はどうするか?」

「論理立てて自分の主張にどう説得力をもたせるか?」

こんな事を考えながら書くのは頭を死ぬほど使いますし、何時間も座って作業すれば肩や手や尻や腰や目や….あちこちが痛くなってくる訳です。

しかも筆者の場合、『毎晩レポート30枚』に取り組んでいたのは40歳手前だったので、心身共にヘトヘトになって書いていました。

今、思い起こすと仕事を終えたら速攻で帰宅してましたね…

「家に帰ればレポート30枚が待っている」と思う度に心はどんより…

今日の空のような心境でした。

あ…だから『レポート30枚』のエピソードを思い出したのかもしれません(苦笑)

そんな訳で仕事を終えた後は、「早く帰ってレポート30枚…」と念仏のようにつぶやきながら一目散に帰宅するのが常でした。

気分転換でたまにコンビニに寄り道したくなることもあります。

ところが、買い物を楽しもうと思っても

「ああ、こんな事する時間があるならレポート書かないと…」

なんて気分になってしまい落ち込みます。

ちっとも楽しくありません。そりゃあそうですよね。

たまに少ない友人の1人から電話が来ても

「久しぶりに外の空気に触れたいな…でもこの電話をとったら30分くらい話すのかな?」

「30分あれば4~5枚書けるな…」

とか、思考回路が完全に《レポート30枚》1択になっていて、生活面の優先順位がおかしい状況でした。

家に帰ってすぐ夕食を食べるのですが、この後で過酷なレポート作業が待っていると思うと好きな料理が目の前にあっても楽しい時間にはなりません。

夕食に限らず、ブラック企業時代に口に入れた食事を心から美味しいと感じたことはありません。

こんな状況は今までの人生で初めての経験でした。

さて、夕食を食べたらすぐ作業に取りかかります。

食後の眠気がくるまで筆者の場合は約1時間でしたので、その1時間でいけるところまで書き続けます。

すると、来た来た…眠気が…

こうなったらすぐ寝ます。

よほどペンがのっていれば話は別ですが、大抵は仕事の疲れと胃の消化活動で一気に眠くなります。

最初は眠らないように太ももをシャーペンで刺したり、自分の顔が真っ赤になるくらい平手打ちしたり抵抗しましたが愚行だと知り素直に寝ることにしたのです。

歯を磨いてさっさと布団に入ります。

タイマーをセットする時間は深夜2~3時です。

残った枚数を「あと何時間で書き終えるか?」と逆算しながら起きる時間を微調整です。

残った枚数によって早めに起きたり…といった感じです。

この時、日頃の疲れが溜まり過ぎていると簡単に目が覚めません。

ヤバそうな時は、携帯のアラーム以外にも目覚ましをセットします。

さらに部屋の照明を点けたままにして、途中で目が覚めるように工夫していました。

こうして深夜に起きて、再び残った作業に取りかかります。

数時間寝たおかげで、頭は少しすっきりしています。

『レポート30枚』が始まった頃は本当に地獄の作業でした。

「なんでこんな辛い思いをしてレポートを書かなきゃいけないんだ」

書くのになれていない頃は『1晩でレポート30枚』なんて正気の沙汰とは思えませんでした。

私は作家やライターを志していたわけではありません。

むしろ夏休みの読書感想文でさえ苦手だったあまりに、宿題の一番最後に回すような子供だったのです。

大人になってからも「書くこと」でこんなに苦労するとは、子供の頃の筆者も知るよしはありません。

毎日仕事を終えて(パワハラを受けて)弱った心と体でさらに地獄の『レポート30枚』…

もう声も出ないくらいの圧倒的な作業量です。

この頃は、どんなに辛くとも不満があっても

「それでもやらなきゃいけない」

と自分を鼓舞してペンを走らせていたのですから半分、狂っていたのかもしれません。

というよりも【洗脳】されていたのでしょうか。

この『レポート30枚』の最も地獄なことは、仕事のある日だけでなく

土日祝日、GW,年末年始でも関係なく毎日書き続けたことです。

当時は筆者の子供も小さかったので、正に遊びたい盛りです。

今日は何して遊ぶ?

筆者の仕事が休みだと知るとキラキラした目で駆け寄ってきます。

「ゴメンな…」

筆者も父親として、可愛い我が子ともっともっとたくさん遊びたかった。

だれが、こんなクソみたいな地獄作業で時間を使いたいと思うでしょうか!?

愚かすぎます…

仕事が休みの日でも必死になって、何よりも先に『レポート30枚』とバカの一つ覚えのようにやっていたのです。

もう理屈じゃないというか、「やらない」という選択肢がなかったですね。

クリスマス?

「なにそれ美味しいの?」

正月?

「年が明けるだけでめでたいの?」

そんな捻くれていた時はまだ正気だったのかもしれません。

1年以上も地獄作業をひたすら続けていると、さすがに慣れてきます。

「習慣化」ですね。

どんな望まない作業でも、1年続けると「慣れ」ます。

筆者の場合、『地獄レベル』が【100】から【60】くらいに下がりました。

もちろん辛いのは辛いのですが、慣れてくるので

【やろうと思えばあと10年はできるかも?】

なんてぞっとするような想像をしたこともあります。

回数を重ねると、『ブラック社長から文句を言われない程度のクソ文章』を書く力だけは身につきました。

こんな再現性のない成果のない作業があるでしょうか?

会社でも私生活でもクソみたいな日々を送っていると、色んなことが麻痺してきます。

筆者が思ったのは

「全国のどんなブラック企業でも働けるだろうな」

でした。

「なんで、転職後もブラック企業に行くのが前提なん?」

自分の事ながら、もっとマシな想像をして欲しいですよほんと…。

「こんな会社とっとと辞めないお前がバカ」

という声が聞えてきそうです。

返す言葉もありません…

『レポート30枚』の影響は心だけでなく、肉体的な影響もありました。

毎日ずっと書いていたら、

《レポート30枚の肉体的影響》

①右肩がまっすぐ上がらなくなった。

②左臀部の感覚障害、痺れの症状が出現。

この2つの症状のうち、①は現在、少し改善されていますが、②の症状は現在もずっと残っています。

自分では正しい姿勢で座っているつもりでもすぐに臀部が痛くなるので、何度も姿勢を変えたり立ち上がったりします。

集中して作業したくとも【痛みとの戦い】もあるのです。

それにしても、冷静になって当時を振り返ると、つくづく無駄な年月を過ごしました。

過去を引きずるのは建設的ではないですが、『レポート30枚』時代はブラック企業でのパワハラが特に熾烈になっていた頃だったので本当に辛かったです。

「早く退職すれば良かった」

後悔の念が溢れてきて、思考の矛先を変えるまで時間がかかります。

ここまで筆者のクソみたいなブラック企業時代を振り返りました。

皆さんの中でブラック企業を辞めれずに苦しんでいる方がもしいたら…

秒で辞めて下さい。

残る選択肢を正当化したいですか?

たとえどんなに格好良いセリフが浮んだとしても「会社に残る」という選択は良くないです。

不幸は買ってまでする必要はありません。

ブラック企業にいる日々は、皆さんの思考を歪め、心と体を消耗させます。

貴重な時間を食い潰すためだけの地獄の時間でしかありません。

これまで何度も書いてきましたが、ブラック企業はどこまで行ってもブラック企業です。

「自分が我慢をすれば…」

「パワハラ上司(社長)もいつか分かってくれる」

と万一、1mmでも考えている方があなたの周りにいたら即刻、腕を引っ張ってでも辞めさせてあげましょう。

彼らは絶対に変わりません。

彼らの理屈からすれば変える必要がないからです。

最後まで、まとまりのない話になってしまい申し訳ありません。

この記事が、読んで頂いた方にとって僅かでも参考になれたならこんなに嬉しいことはありません。