新型コロナの感染拡大により、ついに全国一斉の【緊急事態宣言】が発令されることになりました(R2.4.17現在)。
外出の自粛やリモートワークが求められる中、多くの人は不要不急の外出を控えていることと思います。
そんな中、夜の会食の自粛がさらに本格的となり、特に都心部ではそれまで賑わっていた繁華街がすっかり閑散としている状況です。
お酒が大好きで週末に飲みに行くことが生きがいだった人たちは、さぞやストレスを溜めていることだろう…
と思ったりもしたのですが、そうでもない人たちもいました。
『オンライン飲み会』という言葉を聞いたことはありますか?
日本国内では4月になって急増した形式ですが、やはりこのたびの外出自粛の影響と思われます。
今回はいま話題になっている『オンライン飲み会』について、簡単にご紹介したいと思います。
目次
「オンライン飲み会」とは
『オンライン飲み会』の言葉を、まだ聞き慣れない方もいるかと思いますが、特別に面倒なことはありません。
要するに従来やっていた飲み会を自宅でやる感覚です。
パソコンやスマホでビデオチャットしながら、それぞれで用意したもので飲み食いするのです。
見ると参加者が近くのスーパーで買い込んだ食料を食べながら、お酒を飲むというケースが多いようです。
もちろん宅配ピザやテイクアウトした食料を楽しむ人もいます。
利用するアプリとしては、LINEでグループを作成し、チャットに参加している方が多いようですね。
「オンライン飲み会」のメリット
ネット環境があればどこにいても参加
必要な物はパソコンかスマホだけです。
それにネット環境があれば、誰でもどこにいても参加できることがこの「オンライン飲み会」の特徴と言えます。
外出する必要がないので移動にかかる時間を省くことができます。
24時間、いつでも一瞬で世界中の人たちと繋がるインターネットの強みを活かして、今後、新たなサービスとして普及し商業化ていくのではないでしょうか?
自宅だから話題が豊富にある
従来の飲み会では、身につけている物や店の雰囲気、美味しい料理などが話題になることが多いと思います。
それはそれで楽しいのですが、「オンライン飲み会」ではそれぞれが自宅から配信しているので話題は無限です。
・部屋のインテリア
・ペット紹介
・子供の乱入!?
・用意したおつまみを披露
ルールがなく自由に楽しめる
「上座はどっちだっけ?」
「誰からお酌をしようか?」
「上司が箸をつけてから食べないと…」
なんて面倒くさいルールは考えなくて良いのが『オンライン飲み会』の大きなメリットです。
「嫌だけど皆が帰らないから自分も残らないと…」
なんて気にする必要もなく、周りの同調圧力もありません。
従来の飲み会のように細かなルールはなく自宅で楽しむスタイルなのですから、自分のペースで好きな時に参加し好きなタイミングで退席すれば良いのです。
「自分だけアルコールを飲まないのはノリが悪い?」
なんてことも気にする必要はありません。
飲みたい人は飲んで、控えたい人は飲まなければ良いのです。
口が寂しければジュースやお茶を片手にお菓子を食べたって自由です。
自分の飲み食いしたい物だけを用意すれば良い
1つのテーブルを皆で囲んで料理を注文するワケではないので、他人のグラスやお皿を気にする必要はありません。
自分が飲みたい物や食べたい物だけを自分で用意すれば良いのです。
途中でつまみが切れたら、退席して家のキッチンで作ってから戻ってくるのも自由ですし、お互いのつまみを紹介しながら食べるのも美味しいと思います。
お金をかけずに楽しめる
ちょっと良いお店で飲み食いすると飲食代が高くつきますよね。
「オンライン飲み会」なら予算の心配はいりませんし、お店よりもかなり安く済ませることができます。
そして交通費もかかりません。
従来の飲み会ならば、タクシー代や電車代、駐車料金や代行代に至るまで飲食以外の費用がけっこうかかってました。
「オンライン飲み会」はお財布にも優しく楽しめるのです。
これから不況が長引き、”会社員の賃金も上がらない”となれば、益々その存在感は際立つことでしょう。
終電を気にしなくて良い
せっかく話が盛り上がってきたのにもう終電…
なんて場面は「オンライン飲み会」では起こりません。
終電を心配する必要がないのです。
お互いの時間が許す限り、遅い時間まで楽しんだって良いのです。
途中で寝てしまっても財布や家の鍵をなくす心配や、眼鏡を壊す心配もいりません笑
帰りの暗い夜道など、女性なら防犯上の観点からも安心して楽しめる方法と言えませんか?
「オンライン飲み会」のまとめ
今回、コロナ対策の一環である政府が出した【外出自粛要請】が今後いつまで続くか?
まるで分かっていません。
自粛の期間が長引くほど国民の生活は困窮し、日々の不満も溜まっていくことでしょう。
自宅にいながら参加できる「オンライン授業」や「オンラインミーティング」、「オンライン診療」などが”新しいやり方”として台頭してきたのも必然と言えます。
今回ご紹介した「オンライン飲み会」も、民衆の求める声に応じてこれからさらに増えていくでしょう。
最初から面識のない人と「オンライン飲み会」をするのは抵抗がある方も多いと思います。
そんな方はまず、友人や職場の同僚を誘ってみたらいかがでしょうか?
好奇心があって、新しいことにチャレンジしたいのは気持ちが若い証拠です。
是非、1度やってみませんか?