「どこからどこまでが浮気?」
たびたび耳にするテーマですよね?
民法上ではどちらかが不貞行為、つまり性行為を繰り返し行った場合とされているようですが、
「じゃあ、酔った勢いで1回だけ過ちをしたら浮気にならないね」
という単純な話でもないようです。
というのも、性行為をしたことは当事者は隠そうとするでしょうから、多くの場合、状況証拠を揃えて浮気を立証することになります。
「男女二人で親しそうにホテルに入って行った」
「夫婦間の性行為がずっとなかった」
こういった状況が揃ったら「浮気あり」と疑われても仕方がないという判断です。
では冒頭の質問に戻りますが、
「どこからどこまでが浮気?」
そう聞かれたらあなたは何と答えますか?
もちろん性行為をしてしまったら浮気なのですが、それ以外の行為は男女間で解釈の差があるようです。
ちなみに筆者の周りでは女性の方が浮気のラインが厳しめで、男性陣は結構、甘い採点です笑
例えば、
「二人で手を繋いだら浮気」
「相手を好きになった時点で浮気」
そう言ったのはどちらも女性でした笑
共感する女性は多いのではないでしょうか?
筆者も妻と結婚してから、異性問題における男女間の解釈の差はかなり大きいと感じました(浮気経験はありません)。
それに気付けたのは二人で《浮気》について、早めに話し合っていたからです。
交際していた当初は“恋愛は自由”という認識がお互いにあったので、この問題をつきつめる必要もありませんでした。
「相手に好きな人ができたらしょうがないじゃん」
という考えだったのです。
しかし、結婚したら話は変わります。
お互い貞操を守る義務が発生するワケなので、相手が浮気すれば当然、離婚の理由にないます。
なので、結婚した際にお互い【どこからどこまでが浮気なのか?】について確認しあった際に判明した妻の答えは
「二人だけで食事に行ったら浮気」
というものでした。
それを聞いた時の筆者は内心
(職場の同僚と食事に行ったらもうアウトじゃん!?)
厳しいな~
と思いました。
仮に筆者が女性と食事に行ったとして、やましい心がなくても妻から「浮気した」と認定されてしまうのです。
こうなっては“民法上の解釈”はもはや関係ありません。
『浮気した夫』というレッテルを張られ、妻の信用を失うことになるのです。
“浮気”をしていなくても夫婦関係が破綻する原因にもなってしまいます。
筆者のケースが稀ということでもなく、男女間の解釈の違いは「あって当たり前」くらいに思っていた方が良いのかもしれません。
相手の基準がどこにあるのか?
結局のところは話し合わないと埋まらないもののようです。