40代の告白・内緒話

【とある40代夫婦の話】夫婦喧嘩した後の仲直り/夫の視点で考えてみた  

私たち夫婦は結婚して10年以上になります。

子供にも恵まれて、しばらくの間は喧嘩もせず家族3人で平穏な日々を送っていました。

よその家庭のことは分かりませんが、うちの場合は経済的な面で妻とぶつかることが増えてきました。

子供が大きくなってくると塾や習い事、将来の進学などにかかる費用の問題が気になってきます。

当初はお互い「何とかしないとね」といった程度の会話だったのが、徐々に切羽詰まってくると言葉にも余裕がなくなってきます。

「将来のために今の生活費をどう切り詰めていくか?」

というテーマは永遠の課題の気がします。

夫婦で何度話し合っても堂々巡りでした。

解決の糸口すら見えない会話をしていると、普段は温厚な妻も明らかにイライラしてきます。

私も妻を刺激するような事は言わないでおこうと思いながらも、「自分だってこんなに我慢しているのに」という我が出てしまうこともあります。

と言っても、夫婦喧嘩は子供の前ではしたくないものです。

喧嘩に夢中に(?)なってふと横を見た時に、子供が心配そうな顔でこちらを見ていて恥ずかし気持ちになってしまうものです。

その後も、資金計画に関する夫婦間の考え方の食い違いなどで言い争うことが増えていきました。

夫婦喧嘩が起きると日常会話さえ、妻になかなか話しづらい雰囲気になってしまいます。

私の気が弱いために、妻に勇気を出して言えないこともしょちゅうありました。

しかし、うちの夫婦の場合、私のほうから切り出さないと一向に事態は前進しないため、最適なタイミングで話しかけようと努めました。

私が気をつけていたことは、

・「仲直りをする」という目的を貫徹する。

・自分の主張は後回し、妻の話を聴く姿勢をとる。

・相手を責めるような言葉、態度は絶対にしない。

・妻の考えを理解し歩み寄る。

主にこの4つでした。

結婚した頃は少しくらい気まずくなっても、どちらからと意識しなくても相手を気遣って話しかけていたように思います。

年を重ねていくごとにお互いが頑固になっているように思います。

1度意見が食い違うと、「相手を理解しよう」という気持ちよりも「なぜ分かってくれないんだ?」という気持ちが強くなりイライラしてしまう気もします。

根底には「10年以上も夫婦として一緒に暮らしているのに」という不満があるのでしょう。

妻に歩み寄るだけで喧嘩をしなくて済むなら楽なのですが、現実は甘くありません。

意を決して、今までしなかった「友人の意見を聴いてみる」という方法をとってみました。

それは私には効果的な方法でした。

こんなに喧嘩するのは私たち夫婦くらいかも?

と思っていたのが、私の友人も「夫婦喧嘩が多くて困ってる」とあっけらかんと口にするのです。

根本的な解決方法を掴んだ訳でもないのですが、「友人夫婦も同じような悩みを抱えている」事が分かっただけでも心が軽くなった気がしました。

友人は夫婦喧嘩した際の様子や、仲直りするまでの過程を教えてくれました。

私たち夫婦とは性格もお互いの年齢も違うので同じように考えることはできません。

しかし別の友人にも聴いてみましたが、喧嘩の後どの夫婦もお互いコミュニケーションを早めにとっていた、という点が共通していました。

コミュニケーションをとったから直ちに仲直りするわけではありませんが、少なくとも

「それ以上、雰囲気が悪くなることはない」

と友人は言っていました。

夫婦喧嘩はエスカレートすると、家の中の雰囲気を一気に悪くします。

私は友人たちを見習って、子供に迷惑をかけないためにもきちんと夫婦でコミュニケーションをとるようにしています。

その効果なのか、現在は夫婦喧嘩をしても長引くことはありませんし、喧嘩自体も少なくなったように思います。

以前のように夫婦喧嘩が頻繁に起きることもなく、結婚当初のような平和な日を取り戻しつつあります。

経済的な問題が解決したわけではありませんが、妻と話し合った結果「あまり気にするのも辞めよう」という結論に至りました。

毎日、お金の事ばかり考えて「何を節約しようか?」という話ばかりしていたら楽しい気分になりません。

両親が喧嘩しながら節約したお金で進学して子供は嬉しいだろうか?

それなら、家族で楽しく笑いながら過ごした方が皆が幸せに暮らせるのではないか?

という話も夫婦でできました。

そして、理由にかかわらず『夫婦喧嘩』した際は、友人や親に「今、○○の事で喧嘩しててさあ」と話せるようになりました。

話題に出せば、「そんな事くらいで」と笑い飛ばしてくれたり、親身になって話を聴いてくれます。

それが私には妙に心地良いのです。

そして、仲直りさせようとしてさりげなく私と妻の間に入ってくれます。

私たち夫婦を外食に誘ってくれたり、奥さん同士で買い物に出掛けたりなどしてくれるのです。

ずっと一緒に暮らす限り、また喧嘩はするでしょうし、仲直りが難しいケースも出てくるかもしれません。

それでも、妻に歩み寄って妻の立場で問題を考えて見たり、あるいは友人や親の力を借りたりしながら少しずつでも言い関係を取り戻せる感触を掴むことはできたように思います。

夫婦のあり方は人それぞれでしょうが、言い関係を築くためのヒントは身近な所にあるのかもしれません。

いつまでも家族が仲良く暮らせるようにありたいものです。