役立つ雑学

《子供の疑問に答える》どうして勉強しないといけないの?

小さな子供から「どうして勉強しないといけないの?」と質問されることはありませんか?

子供からすれば、勉強するよりもゲームをしたり、友達と遊んでいた方がずっと楽しいのです。

「なぜ面白くもない勉強をしないといけないんだろう?」

と子供が疑問を持つのも当然です。

 

質問された時に子供に何と答えますか?

・「勉強するのが当たり前だよ」

・「お友達もしてるからしないと駄目だよ」

・「勉強しないとろくな大人になれないよ」

・「成績が悪いと先生に叱られるよ」

例えば、上記のような答え方をしているケースもあるかもしれませんが、これらは子供の心に良い影響を与えるでしょうか?

もし子供が腑に落ちないまま嫌々勉強をやっていたら、どうなるでしょうか?

大学に入った時点で、または社会に出て会社に勤めた時点で嫌々やっていた勉強は止めてしまうのではないですか?

日本の大人が平均で1日6分しか勉強していないという統計はあまりにも有名です。

 

そうならないように

《勉強すれば楽しい人生が待っている》

と子供達が期待を持てるような言い方をしてみませんか?

参考になるような言葉をいくつか挙げてみたので、ご紹介したいと思います。

 

勉強すると「将来やりたい職業が見つかる」

なにも知識がないうちは

“何が良くて何が悪いのか?”

子供は判断ができません。

これは大人になって仕事を選ぶ際も同じです。

子供の時に勉強して、色んな職業があることを知っておけば選択肢がそれだけ多くなります。

選択肢が多ければ、自分の向いた仕事を見つけやすくなりますよね。

理科の授業で科学に興味をもち科学者になった人や、算数の時間で数字が得意なことに気付き銀行に勤めた人もいます。

さらには美術が好きで画家になった人や、体育の時間に走るのが得意だと気付き実業団に入ってマラソンしている人もいるでしょう。

このように、自分が実際にやってみないと分からないことが世の中にはたくさん存在します。

子供が「やりたいことがない(分からない)」と言うのはむしろ当然なのです。

実際は、学校の授業で体験して自分の得意分野や興味のあることに気付く子供も多いのです。

つまり

《勉強することで自分に向いている職業が見えてくる》

と言えるでしょう。

 

それでも「やりたい事がない」と口にする子供には

「やりたいことができた時のために今から勉強しよう」

と教えてあげましょう。

勉強して身につける基礎学力は、大人になって資格試験や会社の面接で必ず必要になります。

仮に「教師になりたい」「栄養士になりたい」と思った時に、基礎学力があるのとないのとでは今後、必要になる勉強量が大きく変わってきます。

将来、スポーツ選手として活躍したいと考えている場合も同様です。

学力があった方が強い運動部をもつ学校に進学しやすくなるので、全国から集まるライバルとしのぎを削りながら成長することができます。

 

子供にとって、今は「やりたくない」と感じる勉強でも、

“大人になったら身についた知識は必ずあなたを助けてくれるよ”

というメッセージを粘り強く伝えていきましょう。

 

勉強すると「自分らしく生きることができる」

子供のうちは《自分がどんな人間か?》なかなか気付けません。

それは勉強して知識を広げていく過程で少しずつ分かっていくことが多いのです。

「将来、どんな人生を送りたいのか?」

かなり壮大なテーマになりますが、そのヒントは勉強の中に隠されているといっても過言ではありません。

学校の授業に出席することで、集団行動の向き不向きも分かってきます。

もし集団行動が嫌いなら司法書士の資格を取って開業する方法や、在宅ワークをする選択もあるでしょう。

また屋外授業で自然が好きな自分に気付いて、キャンプが趣味になった人もいるでしょう。

その人はキャンプをすることが生活の中心になって

「最低限の生活費が稼げれば仕事は何でも良い」

と思うかもしれません。

自分が心から幸せだと感じる瞬間をいかに人生の中でたくさん作れるか?

それが《自分らしく生きる》ことに繋がっていくのです。

それを若い頃から意識して過ごす人は意外に少ないように思います。

大人になってから生きがいに気付く人も多いですが、時間は有限なので若いうちから意識することにデメリットはありません。

 

勉強すると「自分が成長する喜びを知る」

今まで分からなかった事が、今日の授業で分かるようになった…

それは自分が『成長』していることに他なりません。

縄文時代の話だろうと跳び箱の跳び方だろうと、今まで知らなかった知識や体の動かし方を先生から教えてもらえるのです。

世の中の多くの事を知らない子供のうちは、毎日のように新しい情報がどんどん頭に入ってきます。

覚えたり上達する速度は子供によって個性がありますが、勉強して昨日の自分よりも『成長』していることは実は素晴らしい事なのです。

「成長してるよ!凄いね!」

小さい子供には成長している実感がない場合も多いでしょうが、身近な大人が褒めてあげることで子供のやる気を呼び起こす効果が期待できます。

子供をたくさん褒めて一緒に喜んであげることで、子供が成長する喜びに気付くようになるでしょう。

どんな些細な事でも「できない自分」が「できる自分」に変わる瞬間を大切にしたいものです。

 

勉強すると「友達が増える」

勉強していれば、より多くの人の話を理解することができます。

さらに、どの分野にもある程度の知識をもっていれば話題が豊富なので、多くの人と話を合わせることができます。

この2つを満たすことで

《色んな人とたくさん話す機会がもてる》

ということが言えるのです。

色んな人たちとたくさん話をすれば、自分と気の合った友人を作りやすいのも当然です。

もちろん、友人が多いからと言って必ずしも幸せになれるとは限りません。

ですが年齢に関係なく人間関係は、常に多くの人を悩ませるテーマになっています。

コミュニケーションスキルを磨くことで、自分にとって居心地の良い友人を1人でも増やすことは一生の財産になるのではないでしょうか?

 

自分が苦手とするタイプの人間に気付き、そういった人との付き合い方を早いうちから学べるという恩恵も決して小さくはありません。

“人の振り見て我が振り直せ”

という諺もあるように、「自分と合わないな」と感じる人の行動を見て我が身を振り返りさらに成長することも可能なのです。

 

勉強すると「世の中から評価される」

残念ながら、世の中が1人の人間を評価する際「勉強ができるかどうか?」が大きな指標となっている現実があります。

いくら身なりがきちんとして人間性が素晴らしくとも、会社の面接では限られた時間でその人物を評価しなければいけないのです。

履歴書で学歴を確認したり、試験問題を実施したり、または直接質問をしてその人の知的レベルを推し量るのです。

簡単な漢字が読めなかったり小学生レベルの計算ができなければ、他の部分で挽回するのは限りなく難しいでしょう。

ロールプレイングゲームで例えるなら、おとなの社会では学力が戦闘力と同じ意味をもつと言えます。

勉強でもRGでも要領を覚える前に、少しずつコツコツと勉強してレベルを上げていくしかないのです。

 

勉強しないデメリットとは?

これまでと視点を変えて、子供のうちから勉強をしないことで将来的に降りかかるデメリットを考えてみました。

・詐欺に遭いやすくなる。

・仕事の選択肢が少ない。

・お金を稼げない。

・会話力が低く友人ができにくい。

・思考力や考える力が鍛えられず認知症になりやすい。

いくつか書き出してみましたが、これだけでも勉強を嫌がってばかりではデメリットが非常に大きいと言えます。

ただでさえ情報過多の世の中ですから、自分で考える力がないと正しい情報の選別ができずにメディアや多数派の意見に流されやすくなります。

その結果、買わなくてもいい高額の商品を購入したり、時間を損失することになってしまいます。

今の時代、お金があっても正しい知識がなければ有効に使うことはできません。

それどころか、”知識がなく勉強しないお金持ち“ほど、お金を騙し取ろうとする人間から狙われやすいのです。

一方でお金はたくさん無くても知識武装して民法に詳しくなれば、自分の財産や生活、尊厳をも他人の破壊行動から守ることができるのです。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?

今回は主に、勉強することで

・「将来やりたい職業が見つかる」

・「自分らしく生きることができる」

・「自分が成長している喜びを知る」

・「友達が増える」

・「世の中から評価される」

という上記5つのメリットがあることをお話しました。

子供に説明をする際、いくら正しいことを言っても子供が聞く耳を持っていなければ効果は薄いでしょう。

“いつかは分かってくれる時が来る”

という考え方も良いのですが、少しでも早く子供に勉強の必要性を理解してもらうメリットを考えたら

「早く子供に勉強する姿勢を見せて欲しい」

と思うかもしれません。

そんな時は《子供に対する愛情があること》が大前提になりますが、厳しい言葉を使うことも時には有効のようです。

もちろん、子供の性格やそれまでの経緯を加味する必要はあるでしょう。

ちなみに筆者の知人は、自分の子供とこんなやり取りをしたそうです。

子供「こんな問題が解けなくても関係ない!」

母親「こんな問題も解けないあなたは将来、何の役に立てるの?」

この話を聞いた時は”ちょっと厳しいかな?”と感じましたが、子供には響いたようです。

基本的に仲が良く、愛情がある母親なので効果があったのだと思います。

勉強をしないまま怠惰な生活を送れば、人は成長せずに本能のまま生きて愚痴を吐きながら一生を終えることになるやもしれません。

子供の幸せを願う大人として、勉強する意味や重要性を子供にしっかりと伝えたいものです。

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