現在私は47歳の既婚男性です。
実は20年前から週1ペースで必ずお鍋を食べる事を習慣づけています。
お鍋というと冬の代名詞のようなものですが、私たち夫婦は真夏の暑い時期でも続けています。
ここまで鍋を食べるようになったのは20年前に行ったダイエットがきっかけでした。
今でこそ私の体重は標準の範囲内ですが、若い頃はすさまじい肥満体型でした。
なんと私の体重は98kgもあったのです。ほとんど100㎏です。
プロレスラーのような筋肉体質なら良いのですが、中身はブヨブヨの脂肪怪獣だったので自分の裸を見られるのは同姓でも嫌でした。
公衆温泉に行くなどもってのほかです。
温泉自体は好きなのでどうしても温泉に行きたくなったら、ど田舎にある穴場…というか、ただ人気がなくて誰も行かないような温泉に行っていました。
当時、私の身長は176cmで体重が100㎞近くあったのですから、いくら何でも太り過ぎでした。
服もLサイズではおさまらず、3Lぐらいが丁度だったんです。
しかしこれだけあった体重を、たった三ヶ月で62kgまで落としたのですから
自分でも「本当かな?!」と疑います。
この記事を書く前に改めて計算してみました。
しかし、何度計算しても「36㎏のダイエット」で間違いありません笑。
コレをやったのが私なんですからね…何だか今でも半分信じられないです。
だって”ダイエット”と言っても、何にも辛く無かったのですから。
私がやったダイエット方法とはお鍋ダイエットです。
お鍋って沢山食べてるように感じますが、野菜やキノコってほとんどカロリーはありません。
食事量を気にせず限界まで食べたとしても、500kcalも食べる事は出来ないんですよね。(肉類の具材は減らしますけど)。
カロリーは少なくとも食べる量は多いなんて、まさに大食いの私にはもってこいのダイエットでした。
しかも野菜もキノコも食物繊維の塊です。
「お鍋ダイエット」にも注意点があります。
《お鍋ダイエットの注意点》
・すき焼きなど高カロリー鍋は控える。
・胡麻ダレなど高カロリードレッシングは避ける。
・白米は食べない。
私が注意していたのは上記の3点です。
お鍋を食べるのは毎週末でした。
「明日は休み!」
という開放感の中、妻とおしゃべりを楽しみながらゆっくり時間をかけて食べるのが何より心地良かったのです。
美味しくてつい食べ過ぎてしまうお鍋でしたが、野菜が中心なので太りません。
しかも食べた翌日は決まって快便でした。
それまで腸内に溜め込んだものをドバーっと気持ちよく出してくれるので、気持ちの良いこと…。
「お鍋ダイエット」のおかげで20年程経った今でも、リバウンドをせずに標準体型を維持出来ています。
私の妻は私が太っていた頃からの知り合いなので、お鍋ダイエットの効果のすごさは一番近くで見ていた人間です。
お鍋をするのは毎週金曜か土曜日の夕食でした。
「お鍋ダイエット」の効果をよく知っているので、妻は「たまには外食しよう」と口にしたことは1度もありません。
それどころか、妻も私に合わせることで3㎏痩せたらしいです。
元々、太ってはいない妻ですが、
「40代で余計な脂肪が付いた」
と言っていたので、痩せて喜んでいるようです。
鍋料理はその季節の美味しい食材が楽しめるので、飽きることがありません。
たまに贅沢をしたい時は、カニやアンコウ鍋にします。
ふだんは「ダイエット」という性質上、野菜が中心のお鍋です。
野菜が苦手…
という方は野菜は少なめにして、肉を入れても良いと思います。
多少、カロリーを摂取することになりますが、他の料理よりは脂質を抑えることができます。
個人的には野菜が苦手な人にこそ、「お鍋ダイエット」を切っ掛けにして野菜の美味しさを知ってもらえると嬉しいです。