今年の冬は寒さも積雪量も格別厳しい状況となりました(2021.1.25現在)。
特に雪国にお住まいの方は連日の除雪作業に追われ、毎日さぞやお疲れのこととお察し致します。
いくら生活のための必要な作業とはいえ、無理をなさって体を壊しては元も子もないのでどうかお体を労ってご自愛下さい。
さて、この寒さ厳しい冬ですが体調を崩しやすいのは人間だけではありません。
車にとっても気温が低い季節はストレスがかかり、いろんなトラブルを引き起こしやすいのです。
その中でも、今回取り上げる車のトラブルは『バッテリー上がり』についてです。
車のバッテリーは車にとって欠かせない大事な部分であると同時に、バッテリーが上がってしまうと車を全く動かせなくなってしまいます。
極寒の吹雪の中、車のエンジンがかからず長時間、車内に閉じ込められているご自分を想像してみて下さい。
いくら助けを呼ぼうにも携帯電話が繋がる保証もなければ、繋がったところで悪天候の中では救出作業も難航することが十分に予想されます。
つまり、ここで何を言いたいのかというと…
自分の身は自分で守ろう!
ということです。
バッテリー上がりを防ぐ対策としては
①冬を迎える前に古いバッテリーを交換しておく。
②ブースターケーブルを車に積んでおく。
などの方法が一般的かもしれません。
ですが、最も効果的で安心できる対策がもう1つあるのです。
それは
ジャンプスターターを用意しておくことです。
ジャンプスターターとは、緊急用の携帯バッテリーのことです。
バッテリーが上がった際、付属(大抵は購入すると付いてきます)のブースターケーブルをこれに取り付けて、車のバッテリーに接続するだけです。
あとは車のエンジンをかければ、あっけなくエンジンがかかります。
女性でも簡単に扱えますが、心配な方はユーチューブ等の動画を検索すれば使用方法が分かりやすくアップされていますから予習してから行うと良いでしょう。
ジャンプスターターは家庭用のプラグから充電が可能です。
一応は「緊急用」なので3ヶ月以上、使用することがなければ再充電が必要とされる商品もあります。
最近の商品にはLEDライトやスマホの急速充電器などを含めて、使う用途は幅広い物が多いので「キャンプ用」として重宝する方も多いようです。
ちなみに筆者が購入した商品はエアーコンプレッサー機能を搭載しているので、タイヤの空気圧が足りない時にも使用できるという優れものです。
実際、使ってみたのですが空気を入れている時の音が大きいので、住宅密集地ではやや使いにくいかなと感じました。
もちろん、空気はバッチリ入りました。
筆者の愛車には常時、ジャンプスターターを乗せていますが、実際にはジャンプスターターとしての機能を生かす場面にいまだ遭遇していません。
今年は予想外の大雪ですから、自分が使わなくとも誰かを助ける機会があるだろうと思って、予習をバッチリしていたのですが…。
友人や知人に
“バッテリー上がったら、いつでも声かけて!”
と言ったものの、活躍の場がないまま冬が終わるのもちょっと寂しい気がします。
まあ、使わないにこしたことはないのですが。
今のジャンプスターターは小型で重量も軽い割に高性能の物が多いようです。
しかし、あまり小さすぎるタイプでは大きい車の場合は負担が大きい感じがしますので、それなりの容量の物がオススメです。
一応、筆者が購入した商品のリンクを貼っておきますが、レビューもよく確認して頂いて、ご納得の上で購入されることをお勧め致します。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。