ブラック企業

ブラック企業あるある「はい」以外は禁止!高い自主目標の強要で社員は疲弊

筆者はブラック企業で5年間働いてきました。

当時の社長や上司は自己保身に長けていて、絶対に自分に責任が及ばないよう常に考えて行動していました。

何か問題が発覚した際に

“自分たちが命令して社員にやらせた”

という形にならないよう対策していたのです。

その一環で行っていたのが、社員に『高い自主目標』を強要していたことです。

“社員が自ら掲げた目標”だから自分たちは関係ない、というワケです。

 

一般的な会社は新年度の節目でやることが多いようですが、筆者のいた会社は社長の気分次第だったので年に何回かそういった場が設けられていました。

今思えば、社長が

会社への忠誠心を高めさせたい

と感じた時にやっていたようにも思います。

 

そのやり方ですが、社長が社員に個人面談をして

『社会に通用する人材の育成』

『会社に貢献できる能力の習得』

こういったスローガンを掲げて、社員に高い自己目標を設定させるのです。

この、“個人面談”が厄介でした。

社員が自分で決めた目標を設定して社長に報告して終わり…

にはならないからです。

直接、社員の目標を聴きながら

「その程度の目標で良いのか!?」

「それじゃ、全く変わらないぞ!」

「いつまで会社のお荷物になる気だ!」

「そんなヤツは社会にとっても迷惑なんだよ!」

 

こういった辛辣な言葉を飛ばしながら、さらに高い目標を強要するのです。

例えば筆者の場合、

・社長の指示に全て従います。

・「はい」以外の返事はしません。

この2つの目標を強要されました。

 

目標設定した日が地獄の始まりです。

何かにつけて、

「お前が自分で決めた目標だろうが!」

「自分で決めた事すら実行できないのか!?」

こういった言葉の嵐で責め立てるのです。

もう毎日、何度も何度もしつこいくらいに言ってきます。

業務中だろうと関係無く、半分、ノイローゼになりそうなくらい追い込まれます。

何度も言われていると自分の心にも変化が現われます。

一見、筋が通っている分、“悪いのは自分”と感じてくるのです。

“自分が悪い”

一度でも認めてしまうと、自分の意思や意見に価値がないように思えてきます。

そして思考停止するのです。

最終的には

「社長の言うことを全部聞いておけば間違いない」

こんな心理状態に陥ります。

 

もちろん、社長が人徳があって信頼のおける人物なら別ですが、会社の利益のために社員の人格を否定するような人間だと最悪です。

例えば、筆者を階段から蹴り落とそうとするような鬼畜社長に対して

「何でも指示に従います」

この一言で社長の奴隷になってしまいます。

実際に筆者は「正社員」から「準社員」に降格され、ただでさえ安い賃金が下げられました。

さらに他の従業員が集まる会議の場でも罵られ、いかに筆者がいい加減で無責任な人間か一方的に言われるのです。

筆者の能力や人間性は大きく疑われ、

『駄目社員に対して愛のムチを振るう社長』

という構図を意図的に作ろうとします。

相当に危険な環境です。

今、思い返しても冷や汗が出ます。

 

もちろん正しい社員教育が実践されている会社も多いと思いますが、中には前述したような会社があるのも事実です。

自分が若くて未熟だからといって、全ての判断を会社側に委ねることは危険が付きまといます。

どんなに危険で間違った思想でも、それに従うかどうかは自分が決めることです。

“おかしい”と思った事には断固として拒否しましょう。

その場しのぎで言った言葉が、何年感も自分を苦しめることになるのです。

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