これは、40代で体重が10㎏太った専業主婦が嫌々はじめた筋トレで、見事にダイエットに成功したお話です。
私の個人的な体験が参考になるか分かりませんが
「面倒なダイエットはしたくない!」
「ダイエットしたのに痩せない!」
と嘆く多くの主婦の方(特に年齢が40代以降)の目にとまれば良いな、と思って書いた私の記事です。
数分で読める記事ですので、よろしければご覧になって下さい。
自堕落な主婦が無理やりジムに入会させられた
結婚後、専業主婦となり自堕落な生活を送っていた私。
気付けばあっという間に10kg増加です。
自堕落と言っても家事は普通にこなしていました。
ただ、間食が…少し多かったですかね。
あと昼食後のお昼寝も…笑。
そんなわけで、今まで口を出さずにいた夫も私の体型がみるみる変わっていく様子にたまりかねたのか
「今、体重何キロ?」
と聞いてきました。
なんて酷な質問!?
嘘を言ってもバレると思い正直に告白したところ、大きなため息をつかれてそのまま黙ってしまいました。
翌日、「ジムに行こう」と唐突に言われ、首輪を付けられた犬の心境で車に乗せられました。
「やっぱり10㎏も太ったのを起こってるんだ…」
それでも今更つかれる運動をしたくなかった私は、「これから生活習慣を変えるから」と懸命に弁解しますが、私の必死の声も虚しく車中に響くだけ…。
そうしてジムに着くやいなや、強制的に入会させらたのです。
私の性格を知り尽くしている夫は、私が途中で辞めないように半年分の会費を先払いしました。
それまでは、何とかジムに通わずに済む方法を頭の中で必死に考えていた私も、ここでようやく観念したのです。
意識の高い利用者ばかりのジムで怖じ気づく
通い始めたのは翌日からでした。
中に入ってすぐに分かりました。
利用している人たちの体格に見とれてしまいました。
男性は細い人もごつい人も、マッチョな人ばかりです。
女性はと言うと、「モデルさん!?」と一瞬、疑うようなスリムで適度に筋肉がついたスタイルがバツグンの人たちばかりです。
想像してみてください。
そんな環境に一人、40代の典型的なオバチャン体型の私が紛れ込んだのですから…。
恥ずかしさを通り越して、別空間に迷い込んだかのような錯覚を起こしました。
「とんでもない場所に来てしまった…」
サラッと見ただけでも、太った人は私以外に誰もいないことが分かります。
ダイエット目的なのは私くらいでした。
でも半年分の会費を無駄にしたくないし、何よりここで挫折したら専業主婦も続けられない!
そう思うと、なりふりなんてかまってられない!必死にやろう!
と腹をくくれました。
最初はジムにあるマシーンを端から端まで何でも使いました。
ランニングマシーンで傾斜を付けながら走ることもやりました。
なかなか成果が出ず体重にも変化がありません。
筋トレと食事療法でマイナス10㎏!
少し気持ちが折れかけていた頃、夫に勧められてパーソナルトレーニングを頼みました。
筋肉マッチョなトレーナーから教わったのは、種類豊富でいかにも効きそうなマシンではなくダンベルやベンチを使ったトレーニングでした。
手の握力も10㎏台で筋肉が少ない私は、トレーナーのトレーニングノルマがかなりキツく感じました。
(一人なら絶対にここまで追い込んでやれない)
と感じるほどの量も内容もキツいメニューで、休憩を挟みながら何セットもやるのです。
途中で何度も挫けそうになりながら、それでもなんとか初日のメニューをこなしました。
翌日に襲ってきた筋肉痛は予想以上でした。
朝、ベッドから起き上がれないほどの痛みで、いつもの家事なのに悲鳴のような声をあげてこなす有様です。
その後、週に1回はパーソナルを受け、週2回の自主トレというルーティンで行いましたた。
そして食事に関してもトレーナーから指導がありました。
「炭水化物を抜いてはいけない」
「ちゃんとバランスよく食べないと筋肉がつかない」
という基本的なことから教わりました。
PFCバランスといって、タンパク質、脂質、炭水化物のバランスを、自分の体に合わせて計算し毎日記録していきました。
記録が面倒くさいという理由で、お菓子など無駄な間食を食べなくなりました。
トレーナーに報告しなきゃという意識と、夫からも「ちゃんとやってるか?」という監視の目もあり真面目にやってしまいました。
ちなみに気になっていた『糖質オフダイエット』について、トレーナーに効果を質問したところ
「それだけは絶対するな」
と言われました。
確かに、わたしの周りでもそれで痩せた人が何人かいたけど、もれなくリバウンドしています。
それを聞いてから、遠慮なくスイーツも普段通りに食べることにしました。
食べる物が洋菓子から和菓子に変わりましたが、ほぼ毎日、栗饅頭などのスイーツを食べていました。
そして、なんと有酸素運動はしていません!
筋トレと食事だけで見事、-10kg、体脂肪率は28%から17%に減少しました。
そして初めて見る自分の腹筋に、にやけ顔が止まりませんでした。
今回の経験で分かったのは、
『過度な節制をしなくても、バランスの取れた食事と筋トレをすれば誰でも痩せる』
という真実です。
そしてここがポイントなのですが、自分の食べたものをちゃんと把握するには記録するしかありません。
ほとんどの人は今日1日何を食べたか、記録しないと忘れるのです。
「食べるのを我慢してるのに痩せない!」
と言う人は、忘れているだけでどこかで何かを食べているのです。
またはタンパク質、脂質、炭水化物のどれかが足りていないのです。
筋トレは確かにキツいです。
けれど、やっていくうちに自分の体型が変わっていくのを見るのは楽しくて仕方ありません。
現在の私は?というと、もうジムを退会して2年以上経ちますがまったくリバウンドしていません。
食事の記録も止めて、筋トレも止めました。
それでもうっすら腹筋の縦線も見えるし、体重変化もありません。
きっとこの時のダイエットのおかげで、代謝がよくなったのだと思います。
ダイエットには色んなやり方があります。
高いお金を出してエステへ行く方法や、断食道場へ行ったり、又サプリやダイエット食品に頼るなど様々です。
私の場合、自分で実践して成果のあった方法しかオススメできません。
『筋トレ』と『バランスのとれた食事』の組み合わせは最強だと確信しています。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。