《ホットヨガ》って聞いたことはありますか?
室温35~39℃、湿度60%前後に保たれた室内で行うヨガのことです。
ヨガ発祥の地、インドの気候を模したとも言われ、この環境下で少しでも体を動かすとあっという間に多量の汗が出てきます。
私が40代の頃、ダイエット目的でこの《ホットヨガ》に挑戦したことがあります。
今では「ダイエットの失敗談」として、家族内で忘れかけた頃に話題になるくらい遠い昔のことのように感じます。
当時、《ホットヨガ》に取り組んでいた頃の話を簡単にご説明させて頂きます。
ホットヨガでダイエットを決意
40代でやったダイエットで大失敗したのが《ホットヨガダイエット》です。
その前から、常温ヨガを30代から続けていてヨガにぞっこんでした。
「もっとヨガを追求したい」
という思いと、40代になってお肉が取れにくくなったことで常温ヨガをやりながら汗を多量にかく《ホットヨガ》もやることにしたのです。
ダイエット意識が強かった期間は《ホットヨガ》ばかりやっていました。
年齢的に今からやったことのないダイエットにチャレンジするのは勇気が要ると思い、「常温ヨガ」の延長と考えて《ホットヨガ》に取り組みました。
ホットヨガの環境は過酷すぎるのです
ホットヨガをはじめたのが春でした。
肌寒かったので、熱い環境下でのヨガも良かったのですがそれでも熱すぎました。
私はサウナが好きなので、「ホットの環境も大丈夫だろう」と思っていましたが考えが甘かった…。
ホットヨガの環境は室温だけではなく、湿度まで高いんです。
私が利用していたスタジオの室温は38度湿度は80パーセント!
他の施設より過酷な環境ですし、この環境は一歩間違うと命に関わります。
実際、私が知る範囲だけでも、室内で倒れて救急車で運ばれた人が何人か出ています。
私も何度か意識朦朧となり、スタジオの外に避難したことが何度かあります。
その時の状況は、鼻呼吸が出来ず心臓の鼓動が早くなり立っていられなくなりました。
熱中症の症状と同じですね。
動悸息切れ意識もうろう…。
ダイエットとはいえ頑張りしすぎると、救急車で運ばれた人たちのようになってしまう…
施設に迷惑をかけるのも嫌だったので、気を引き締めて行いました。
体調面を考慮すると、ホットヨガは1日1時間が限度でした。
ダイエットのためには2セットくらいやりたいし、それくらいやらないと結果が見えてこないです。
しかし、2セットできる日もあれば1セットで限界の日もあります。
体調によって出来る日とできない日があります。
汗は滝のように出るけど水分補給すれば同じなので体重は減りません。
やはりポイントは運動量なのです。
ホットヨガダイエットは体力のある人向き
ホットヨガダイエットは体力に自信がある人ならオススメします。
他にも、熱さにメチャメチャ強い人なら行って良いと思います。
向いていないのは、体力がないとか熱さに弱く貧血傾向にある人、低血圧の人です。
私は1年間《ホットヨガダイエット》を続けましたが、体重は痩せたり戻ったり安定しません。
結局、常温ヨガに戻りました。
家族からは、そんだけ汗かいたのに痩せないの!?
といじられます。
40代という年齢でダイエットする際は、体調面に及ぼす影響もよく考えてから始めないと逆に健康を害します。
そういった事も踏まえて、《自分に合ったダイエット》をしっかり見極めることがダイエットの成功にも繋がると思います。