夫婦喧嘩は誰しも避けたいものですが、実際はそう簡単にはいきません。
どんなに仲の良い夫婦でも、長年連れ添っていればお互い人間ですから、1度や2度の夫婦喧嘩が起こるのも当然です。
夫婦喧嘩の仕方や仲直りのルールなど夫婦によって色んなパターンがあるでしょう。
「なるべくなら夫婦喧嘩はしたくない」
「喧嘩をしたら早めに仲直りしたい」
どの夫婦もそう考えるわけは、夫婦喧嘩をした後はお互いが嫌な気分になるからです。
私たち夫婦も気を付けているつもりでも、夫婦喧嘩をゼロにすることはできていません。
まだ、お互いが未熟なんだと思います。
ですが、何度も喧嘩するうちに、ようやく『100%仲直りができる方法』を見つけました。
大袈裟ではなく、私たち夫婦にとって完璧に仲直りする方法です。
他のご夫婦にも参考にして頂ける方法だと思いますので、その方法を簡単にご紹介いたします。
目次
夫婦喧嘩は「女性が主導権を握った方が解決しやすい」
夫婦喧嘩は女性が主導権を握った方が解決しやすいです。
なぜかというと、男性がもつ幼児性を考えると男性に寛容さを求める方が難しいからです。
会社に行けばへりくだって下手に出れる男性も、奥さんに対しては甘えが出て途端に我が儘になります。
言葉は悪いですが、ようは「自立できていない」ということでしょうか。
その点を踏まえて、女性が自分の感情を少し抑えることで夫婦喧嘩はかなり解決しやすくなります。
実際、やってみると簡単ですし、同じやり方を繰り返すだけなので、私の場合は《作業》として淡々とやっています。
女性に求めたいことは
〈感情を込めずに淡々と作業のようにやりましょう〉
ということです。
私も慣れるまでイライラしてましたが、夫を“子供と同じレベル”と考えるようになってからは気持ちを切り替えることができました。
心の中で「夫は子供と同じ」と思うことでマインドセットは完成です。
毎回、同じやり方なのにその度に夫の機嫌が直るので、今では「男性って単純だな」と思っています。
もちろん口には出しませんが 笑
過去の反省:夫に言葉を畳みかけて夫婦喧嘩が長引いていた
夫婦喧嘩をするようになって初めの頃は、
「1分でも早くこの嫌な雰囲気から抜け出したい!」
と私の方が少し意地になっていたかもしれません。
例えば、怒っている夫に対して「何でそんなに怒っているの?」「なぜ?」「どうして?」といった言葉を畳みかけるように使っていました。
私だけでなく、女性の場合ついつい相手に言ってしまいがちなセリフかなと思います。
夫もそうですが、男性はこの手の《追い込み型》のセリフを好まない方が多いようです。
その事に気付かず自分の疑問をぶつけているだけでは、完全に逆効果ですし夫婦の雰囲気も険悪なままです。
特に夫の場合、喧嘩が始まるとずっと無言を貫くタイプでしたから最悪でした。
反対に私の性格は、問題が起きたらすぐに話し合って解決しサッパリしたいタイプでした。
お互いがこんな性格ですから、どちらかが相手に歩み寄らないと嫌な空気のまま何日も過ごすことになっていたのです。
夫婦の最適な仲直りの方法『時間を置く』
私が使っている仲直りの方法は、“ちょっと時間をおくこと”です。
私もそうですが怒りの導火線に1度火が付いたら、どんなに些細なことであっても心が穏やかになるまで時間がかかります。
これは男性側にも言えることだと思います。
喧嘩直後は、正しいことを理路整然と説明しても感情的になっている相手には1割も届きません。
“すぐに解決する”という気持ちが先行してはうまくいかないのです。
《さっさと仲直りしたい派》の私には向いていない方法ではありますが、逆に言えば、私ですら有効な手段なので誰にでも効果があるとも言えます。
喧嘩して夫が無言を貫いている間は放っておきます。
そのうち、夫の方が無言の時間を苦痛に感じるようになり態度にも出してきます。
男性って本当、分かりやすい。
それまでの時間を「長い」と考えるか「短い」と考えるか人それぞれでしょうね。
よその夫婦と単純に比較できるものではありません。
夫の「そろそろ無言がキツいよ」という雰囲気を察知したら、仲直りまでもう少しです。
私の方から
「そういえば歯ブラシ替えないとね。」
など、喧嘩の内容と全く関係ないことをサラッと話しかけます。
この時、わたしは声のトーンや言葉使いに棘がないよう気を付けています。
夫の返事は100%「うん」です。
ていうか、新たな火種にならないように「うん」としか言いようがない質問を選んでいます。
*この時、夫の態度が不自然だったら、またしばらく「待ち」の姿勢で次の機会を待ちます。
そこから日常会話を少しずつ増やして、険悪な雰囲気から脱出するようにします。
それを何日か続けてから、「たまには外食しよう」と私から誘って二人だけで食事をするのです。
お店に着いて美味しいものを食べている頃には、夫の機嫌は直り楽しい会話ができるようになっています。
「妻の言い分」はキッチリと言う/ただしタイミングは重要
そして、女性の皆さん、お待たせしました。
ここからが一番大事なとこです。
家までの帰り道で、わたしから喧嘩のことについて話します。
この瞬間のために、私は言いたいことを言わず耐えたのです。
喧嘩直後との大きな違いは、この頃には夫が聞く耳をもっているという点です。
夫が冷静になっている分、喧嘩の核心に触れても感情的になることなく建設的な話し合いができる…というわけです。
ここまでやれば完全に仲直りです。
もう一つ大事なポイントがあります。
「これで仲直りできた」とお互いが認めたら、絶対に話を蒸し返さない事です。
私は1度これで大失敗しました。
仲直りが終わった後で欲が出てしまい、喧嘩の際、私が気になった夫の発言をポロッとなじってしまったのです。
コレに夫が激怒してしまい、まただんまりです 苦笑
あまりしつこく言ってしまうと、状況がもっと悪化してしまうので
「少し言い足りないな」
と思っても、止めておこうとこの時に誓いました。
夫婦喧嘩の仲直りの仕方「まとめ」
今回の話は《夫婦喧嘩の後の仲直りの仕方》でした、
仲直りをする1つ目のポイントは
・ちょっと時間を置いてから平常心で日常会話をする
そして二つ目は、
・場所を変えて食事をする
夫も私も美味しい物が大好きなので、美味しいものでお腹が満たされてから喧嘩のことを話し合うという流れです。
夫婦喧嘩はこじれると離婚問題まで発展するので、「喧嘩するほど仲が良い」なんて笑ってばかりもいられません。
私の友人は些細なことから夫婦喧嘩になり、そのまま仲直りすることなく離婚しています。
離婚が悪いという訳ではありませんが、本心で「夫のことが好きで離れたくない」という女性は今回の方法を試してみてはいかがでしょうか?
当然のことながら、この方法は全ての夫婦喧嘩を網羅したものではありません。
解決方法は夫婦によって違うと思います。
今回の記事が1組の夫婦にでも参考にして頂けたら嬉しです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。