早いものでウォーキングを始めて55日目が経過しました。
これまでも何度かウォーキングへの想いや、そのメリットなど度々取り上げてきましたが今回、ある変化がありました。
簡単に言うと、ウォーキングからスロージョギングに変わりました。
そもそもウォーキングを始めたのは、年齢のことや普段運動する習慣がなかったので、体への負担も少なく最適だと考えたからです。
その後、ウォーキングをしているうちに少しずつ体力や筋力がついてきて、
「ちょっと走ってみたいな」
と考えるようになったのです。
スロージョギングについては、別記事で詳しく説明しているので、興味のある方はそちらをご覧になって下さい。
ウォーキングより負荷がかかり疲労感も増して苦しい時もありますが、それだけに終わった後の充実感はウォーキングより大きいです。
スロージョギングをするようになって「ジョギング良いな~」と感じてます。
体や気持ちの面での良い変化があったので、今回、簡単に報告したいと思います。
スロージョギングで得られる「達成感」と「満足感」
ウォーキングはやっていて楽しい気分になるし、健康面のメリットが大きいので誰にでもオススメできる運動です。
筆者のような、ふだん運動しない中年オヤジでもいきなり始めることができます。
スロージョギングの効果はたくさんありますが、一番筆者が実感していることは「精神面」への影響です。
スロージョギングはペースがゆっくりなので疲労感はそこまで感じません。
それでもウォーキングから移行した当初は、疲労を感じることもありました。
そんな時、苦しくなってくると「歩こうかな」と弱気な自分が出てきます。
「もう少し頑張ろう」と自分を鼓舞して走り続けるのですが、そんな弱い自分とのやり取りが走っている間ずっと続きます。
キツい思いをするだけに、最後まで走り終えた後の爽快感は何とも言えません。
家に到着した後に飲むただの水道水がやけに美味しく感じました。
スロージョギングでお腹がスッキリ!
スロージョギングをしていると、下腹がへこんで下半身全体が細くなってきます。
筆者は普段から86㎝のジーンズを履いてましたが、お腹がへこんだ今は学生時代に履いていた79㎝のサイズでもベルトがないと下がってくるほど細くなりました。
体重もペースはゆっくりですが、1月に1~2㎏のペースで確実に落ちています。
職場にもジョギングが趣味の同僚がいるのですが、お腹は細いですので地道にやれば誰でも効果が見込めるハズです。
ちなみに普段運動の習慣がない人は特に、終わった後のケアは大事です。
マッサージしたり入浴して血行をよくしたり、湿布を貼るなどのケアは忘れずにしましょう。
スロージョギングは運動が苦手な人でも始められる
走ることが苦手で嫌いだと言う方がいます。
筆者も走ること(特に長距離)は昔から苦手でした。
思い出したくない過去もあり「やりたくない事」「逃げたい事」の象徴だったので気持ちはとってもよく分かります。
それでも不思議な事に、ウォーキングをしているとだんだん体がムズムズしてきて走りたくなってくるんです。
いつの日か「これって既にジョギングでしょ?」と言うくらいのペースで走っている自分がいました。
「あれだけ嫌いだったのに、なんで走ってるんだろう?」
走りながら考えてみた時に、1つ気付いた事がありました。
学生の頃と違い、今は他人と比較されて優劣をつけられる事がないという事です。
「走るのが嫌い」な人は小さい頃に周りから「お前はタイムが遅い」と言われて落ち込んだことはありませんか?
その辛い体験が「走るのが苦手」=「走るのが嫌い」になってるかもしれません。
でも大人になった今は、そんな事を気にする必要は全くありません。
タイムが遅くても関係ありません。自分の好きな時に好きなペースで走り、辛くなったら歩いても良いのです。ルールもありません。
もう人と比べる必要がないので、『苦手』という概念は一旦捨ててみましょう。
おわりに
何十年も継続できる運動として始めたウォーキングでしたが、嫌いだったハズの「走ること」に変化していました。
過去の嫌な体験や記憶に残った負のイメージが、何十年経っても自分の視野を狭くしたり、人生の選択肢を減らしていることがあると思います。
大人になって、自分で物事を判断したり環境を整えたりする事がしやすくなった訳ですから、嫌いな事と少しだけ向き合ってみたらどうでしょうか?
もしかすると見方が変わるかも知れません。