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『40代で手取り14万円』の生活から「ミニマムな生活」へ転身して手に入れたもの

こんにちは。ぷ~すけです。

以前勤めていた職場を退職してから、自宅近くのブラック介護施設に勤めた時の状況です。

そこは【手取り14万円】【賞与なし】【昇給なし】というこれまで経験したことのない低賃金の会社でした。

「利益を出したら給与に反映させる」という会社側の約束は守られないばかりか、なんやかんや理由をつけられて手取りは14万円まで減っていったのです。

それまでの年収から一気に約150万円ダウンしたので、正直途方に暮れました。

5年後にはその会社を辞めて、年収もアップしたので一安心したのですが、当時の経験が役に立った面もあります。

少ない収入でも生活ができるだろうか?

この発想をもつことで、自分の生活を見直す機会になったのです。

今まで「節約」と聞くと、

「なんだかケチくさくて嫌だな」

とか

「お金を使って好きなことをしなければ生きている意味がない」

などと考えていたので、大きくそれまでの価値観が変わることになりました。

今回の記事では筆者がミニマムな生活になって、何がどう変化したのかご紹介したいと思います。

「散財生活」から「手取り14万生活」そして「ミニマムな生活」へ

転職して収入が落ちた際、以前と同じ生活レベルのままなら家計は破綻します。

こんな小学生でも分かりきったことなのに、筆者はすぐに生活を見直せませんでした。

理由を言うなら

自分のプライドが邪魔をして見栄を張っていた

これに尽きます。

新しい職場は自宅から近くだったので、自分の車を手放して自転車で通勤し、車の維持費を節約することが可能でした。

遠方に行く事情のある時は両親から車を借りることもできたので、生活に支障はなかったハズです。

それができなかったのは、周りの人たちに「車を手放した」ことを知られるのが怖かったのです。

「あいつは車も持てないくらい貧乏なのか?」

人から笑われたり同情されれば、自分が惨めな気持ちになるのが分かっていたので、それを避けたかったのです。

実際は周りの目など気にしている場合ではなかったのですが、自分の生活を守ることより自分の感情を優先していました。

「ミニマムな生活」を目標にして見直した出費

筆者が「ミニマム生活」への転換を決意して、まずやったことが固定費の見直しです。

実際に見直した出費は次の7つです。

保険の解約

それまでは、生命保険など合計で月1万円弱の保険料を支払っていました。

色々と勉強した結果、自分に無駄な保険を解約し7000円ほど浮きました。

ただし、コレはその人の年齢や資産、家族構成など色んな要件で決めることなので人によって必要な保険は変わります。

長距離ドライブ

以前は、自分の車を運転して県外までドライブに行くのが趣味でした。

運転する時間は短くて1時間、長いと県外まで3時間くらい平気でドライブしていました。

これって結構、無駄なんです。

ガソリン代だけで月1万円以上かかって、高速代も馬鹿になりませんし、オイル交換やタイヤの消耗を早めます。

基本的に酒もタバコもやらない筆者の「止められない趣味」と思ってましたが、そんなことはなく、意外にアッサリと止めれました。

買い食い

これは「長距離ドライブ」と関連しますが、ドライブしていると喉が渇きますしお腹も減ってきます。

そうなれば目に付いたコンビニに寄って買い物したり、「せっかく遠くまで来たんだから」という思考になり地元のラーメン屋で食事したりしてました。

ドライブを止めたことで、これも節約できました。

昼食代

会社に行くと売店があるので、ほぼ毎日、パンや飲み物を買っていました。

節約と健康も兼ねて自炊することにしたのです。

サラダやサンドイッチを作り、飲み物はティーパックを持参して会社で飲むようにしました。

週5日のペースなので、かなりの節約になりました。

銀行の手数料

コンビニのATMを使うと、手数料が1回210円かかったりしていました。

5回で1000円超えるので痛い出費です。

コンビニが家の目の前なので、お金を捨てて楽をしていたようなものです。

節約を意識してからは、毎月の使う金額を計算して銀行から1回おろして終わりです。

0円です。

お菓子代

お菓子が大好きなので、スーパーのお菓子をよく買っていました。

1度に数百円ですが、何度か買えば1000円を超えます。

自分の「健康」ブームもあって、一切買わなくなりました。

「我慢できるかな?」

と不安でしたが、「節約できてる自分って凄い!」と言う考えの方が勝ったようで、大丈夫でした。

外食代(会社や友人)

外食代も節約しました。

とはいえ、付き合いもありますし周りからのお誘いを全て断るのも人生を貧しくします。

イメージ的には会社からの誘いは3回に1回は出席して、友人や知人からの誘いは5回に1回くらい参加していました。

上記の7つが筆者が主に行った節約です。

節約生活に慣れてくると、買い物する時に「本当に必要な物か?」考えるので無駄な出費が増えなくなりました。

ミニマム生活を目指して断捨離

節約して固定費を見直すのと同時にやったのは、部屋にある不要な物を捨てる=断捨離です。

それまで捨てられなかったものは大量にありました。

《捨てられなかった物》

・いつか使うかもしれない物

・自分にしては高かった物

・まだ使えそうな物

これらを全て捨てました。

「もったいない」精神が身についてしまい、冷静になって考えれば何年も使わない物が実に大量にあったのです。

使わなければほぼゴミ同然です。

掃除するにも邪魔だしホコリも溜まりやすいし、なぜかイライラしてきます。

うっかり親に言うと「もったいない!」と止められるので、気付かれないように捨てました。

何年間も捨てられずにただ置いてあったもの、しまってあった物を全て捨てたときの気分は最高に気持ち良かったです!

「やってやった~!!」

大袈裟ではなく、これから自分の新しい生活が始まるんだと思えました。

取りかかる順番としては、自分の机、つまり勉強や作業をするスペースから先にやりましょう。
パソコン机なら、パソコン以外は置かない方がずっと集中できます。

パソコンを見た時に視野に入る全ての物は「余計な物」と判断して、捨てるか、どうしても必要な物なら目に入らない場所に移動しましょう。

浪費生活から「ミニマムな生活」で手に入れたメリット

これまでの『浪費生活』を見直して『ミニマムな生活』を目指してきました。

自分なんかまだまだ半端物ですが、それでも『ミニマム生活』を心掛けてきて良かったな、と感じた点がいくつがあります。

ミニマムな生活のメリット「管理が楽」

なんせ無駄な物がないので、物の管理がすごい楽です。

どこに何があるか一目瞭然です。

物が少ないから掃除も楽ですし、いつも清潔な空間で過ごすことができます。

きれいな部屋であれば、友人だって気軽に呼べますし、急な来客が来ても慌てることはありませ。

過去に急な来客があった際、部屋が散らかっていたので近所の店に場所を移しておしゃべりした事がありました。

事前の連絡がなかったこととはいえ、遠方から来てくれたのに申し訳ない気持ちのまま部屋を片付けなかった自分が嫌になったものです。

「物がない生活」の恩恵は大きいと感じています。

ミニマムな生活のメリット「ストレスが溜まらない」

自分の部屋に物がたくさん置いてあると、イライラしたりします。

掃除・片付けをしない自分が原因なのに「なんでこの部屋はこんなに散らかってるんだろう」なんて考えたりします。

自分の部屋は、自分の心を癒やす場所でなければ意味がありません。

物を置きすぎると気が散って、集中できない部屋になってしまいます。

視覚的に賑やかだと勉強に集中したくとも、目を逸らしてしまいゲームをやったり読みかけの本を読み始めたりしがちです

「勉強するために集中したいから図書館に行こう」

「ちょっと心を落ち着かせたいからドライブしてこよう」

これは、一見すると道理に沿った発想のように思えますが、「自分の部屋では集中できないし、心も落ち着かない」と言っているのと一緒です。

自分の部屋は「好き放題に物を散らかして良い場所」ではないのです。

「物を置かない」生活になって、このイライラが見事に収まりました。

ミニマムな生活のメリット「時間をつくれる」

「物を置かない」生活をすれば、探し物が減ります。

さらに掃除も以前よりずっと楽になるので、時間が大幅に短縮されます。

ベッドや棚、ソファーなど大きくて重い物がなくなれば更に掃除がしやすくなります。

家事に費やす時間が大幅に短縮できます。

物を探す時間、片付ける時間、掃除する時間がうまく節約できれば、どのくらいの時間を捻出できるのでしょうか?

仮に毎日30分を費やしていたとすれば、1年で約182時間の節約になります!

日数にしたら7.5日分ですから、何ができますか?

毎年、海外旅行に行ける位の時間を作り出せるとしたら、やらない手はありません。

おわりに

メディア等で「物を持たない生活」が取り上げられるようになったのも、このご時世では当然の流れかもしれません。

消費増税の影響もあって、国民の消費意欲が大きく停滞しました。

その上、賃金も上がらずに

「物を買いたくても買えない」

そんな状況に心が荒んでいる人も多いことでしょう。

そんな方々に

「物が買えないのは必ずしも不幸なことではない」

と伝えたいのです。

元々、日本人には質素倹約を美徳とする精神が宿っていると言われます。

以前の筆者のように【ミニマムな生活】を敬遠している方もいるでしょうが、いざやってみると

「自分が求めていた生活はコレだったんだ」

と感じる方もいるかもしれません。

自分の周りを見て、「しばらく使っていない」「愛着がない」物が部屋に溢れていたら、これを機に「断捨離」してみませんか?

読まない本、観なくなったテレビ、整理すれば1つでいい棚など少し考えれば無くても困らない物がたくさんあると思います。

「物があるから物に執着するようになる」

と言った方がいました。

これを機にシンプルな生活を目指してみませんか?

 

大量に消費する生活から本当に必要な物だけを長く大事に使う生活への変化は、日本人がしばらく忘れていた精神を取り戻すきっかけになるかもしれませんね。

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