車を運転中に突然、どこからか小石が飛んできてフロントガラスを直撃!?
修理業者に見積もりを出してもらったら修理できないと言われ、フロントガラスを交換することに…
その費用は10万円!?
相手を特定することもできず、結局は泣き寝入り…
とあくまでも仮定の話ではありますが、車を運転する以上は誰でも起こりうる事態です。
そして…
飛び石を完全に回避することはほぼ不可能です
『飛び石を回避できない理由』
・どこからどんでくるか分からない。
・走行中、いきなり飛んでくるため避ける時間がない。
運にも左右されるため、完全に「飛び石」を回避することは不可能です。
実際、「運が悪かったと思って諦めるしかない」と思っている方も多いことでしょう。
それでも、完全に諦めるのはまだ早いですよ!
普段から予防策を意識すれば、被害に遭いにくくすることはできるんです!
「飛び石」の被害から愛車とドライバーの安全を守るために、これからご紹介する方法を一読されることを是非、オススメ致します。
目次
「飛び石」の傷を放置すると危険!修理で済んだハズの傷が全交換に
「飛び石でフロントガラスに傷がついてしまった」
想像するだけで嫌な感じです。
最初に気付いた時は『小さなヒビ』に見えても、フロントガラスは雨や風、雪、直射日光など常に天候によるストレスにさらされています。
放置していたらみるみるうちに傷が広がっていき、結局、フロントガラスを全交換することも珍しくありません。
費用は10万円!?
という最悪のケースも実際に起きています。
自分は過失がないのに10万円…もはや笑えませんね。
悪いことに、傷は放置しても後からどんどん広がっていきます。
ここでオススメするのは、傷に気がついたら傷が小さいうちに【ガラスリベア】などで修理する方法です。
ごく当たり前の対処法ですが、忙しがって修理を後回しにすると傷口は拡がるばかりです。
早めに対処して修理費を最小限に抑えましょう。
できれば店舗に行って、ちゃんと相談した方が賢明です。
冬は「飛び石」の被害が急増する時期
冬は空気が乾燥しているので、道路の小石をタイヤがひろって巻き上がる減少がよく見られます。
さらに、スタッドレスタイヤはノーマルタイヤよりも柔らかいため、道路の小石をタイヤに挟みやすい傾向にあります。
つまり、冬は「飛び石」の被害が多くなる時期なんです。
『冬に飛び石の被害が多い理由』
・道路に積雪がなく路面が乾いている。
・スタッドレスタイヤのため小石を挟みやすい。
これら2つの条件を満たしている時は、「飛び石」の被害に遭いやすいと言えます。
つまり、冬の晴れた日や春先などは特に注意が必要です。
不要・不急の外出なら、この時期は避けた方が「飛び石」の被害に遭いにくくなります。
「飛び石」の被害に遭いやすい場所は高速道路
小石は道路のいたる所に落ちています。
小さすぎてドライバーが気付かないケースも数えたら、車を運転する度に「飛び石」の被害に遭っていると思って間違いありません。
「飛び石」に当ると、必ずボディに目立った傷がつくというワケでもありません。
実際には、飛んでくる小石のスピードが速いほど車にぶつかった時の衝撃が大きくなるので、ヒビができる程の被害に遭うのは時速60㎞以上と考えられます。
そう考えると、ストップ&ゴーを繰り返して速度が上がらない街中を走っている時よりも
「高速道路」の方が圧倒的に被害に遭いやすいということになります。
「飛び石」の被害に遭いにくくする方法
前述した通り、飛び石を100%防ぐことはできません。
どんなに動体視力が良くてハンドルさばきが巧みでも、いつどこから飛んでくるか分からない物は避けれないからです。
それでも、「飛び石」の被害に遭いにくくする事はできます。
・車間距離を大きくとる
・トラックやダンプカーの真後ろは避ける
この2つを意識するだけで、「飛び石」被害に遭う確率は大幅に減らせます。
車間距離を大きくとって「飛び石」を予防
「車間距離を大きくとる」
あらゆる事故を防ぐために、必ずと言って良いほど出てくる文言ですね。
車間距離を大きくとることは、「飛び石」被害を最小限にすることにも有効な手段です。
トラックやダンプカーの真後ろは避けて「飛び石」を予防
トラックやダンプカーは砂利を積んでいたり、砂利の多い場所を通過してきた可能性が高いです。
そのため、荷台の砂利やタイヤに挟まっていた砂利が飛んでくる頻度が多く、トラックやダンプカーの真後ろをくっついて走り続けていると「飛び石」の被害に遭いやすくなります。
「風の抵抗が少なくて燃費が良い」
という考えで、トラックやダンプカーの後ろを好んで走っている方がもしいたら、燃費を優先するあまり「飛び石」被害に遭いやすくなっていることを自覚しましょう。
リッター何円の節約にこだわるあまり、何万円もの修理費用を負担することになったら本末転倒です。
「飛び石」被害の方が圧倒的に損をしますよ。
おわりに
今回は、「飛び石」の被害に遭いやすい時期や場所、状況と、その予防法についてご紹介しました。
筆者は「飛び石」による大きな被害は未経験ですが、もし購入したばかりの愛車が被害に遭ったら、
と思うとかなり不安になります。
今回の予防法は「飛び石」から100%愛車を守るという類いの方法ではありませんが、意識して頂くことで被害を減らすことは必ずできます。
「そんなの分かってたよ」
と言う方もどこまで徹底していたかが重要です。
いつも対策してたけど、今日たまたましなかったら…
と飛び石にやられた愛車を呆然と眺めることのないようにしたいものです。
今回の記事が、読んで頂いた方の参考に少しでもなれたら嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。