ブラック企業

『ブラック企業』と知らずに面接を受けたら?ヤバいと感じた段階で退職する覚悟をもとう!

こんにちは。

筆者はブラック企業で5年間勤務していました。

勤める前から、この会社にはある「違和感」を感じていました。

早い段階で違和感を感じていながら、1年…2年…とうとう5年間勤めてしまいました。

なんで早く辞めなかったのか

当時の自分を叱ってやりたい気持ちです。

面接に行った会社が「何かおかしい…」と感じたら皆さんならどうしますか?

正解は1日でも早く辞めることです。

時間が経つほど、益々辞めにくくなっていきます。

参考までに、僕の体験を交えてご説明します。

面接に違和感を感じた理由『ブラック企業だったから』

ハローワークの担当者に就職相談をした際、

開設したばかりの施設がありますよ

と紹介されたのがこの会社でした。

給料は少なかったけど、どんな施設か関心もあったので受けてみることにしました。

さて面接の日、社長は笑顔で迎えてくれました。

部屋に通されると、社長の横に後に女性が一人座りました。

第一印象は最悪でした。最初から最後まで僕に一度も目を合わせず、ムスっとした表情。

その横でニコニコと笑いながら会社の展望や仕事内容を説明している社長。

僕の目には異様な光景にうつりました。

仕事場も狭いし…「こんな狭い空間でこの人と一緒に仕事するのか…

この時の女性が、後に冷たい視線でパワハラを繰り返す上司でした。

面接はと言うと、当たり障りない質問をされ筆者がそれに答える度に「うん、うん」と社長が頷いています。

(このままだと採用されそうだな)

本来嬉しいハズの手応えなのですが、先ほどの「違和感」のせいか嬉しさはありません。

ここで自分の感覚を信じて「やはり僕の思った所ではなかったので、辞退します

と言えば良かったと心底思います。

なぜなら、この後1年間で男性が2人面接に来ましたが、面接に来てすぐ「やっぱり辞めます」と言って帰ってしまったんです。

社長も「まあ、しょうがないな」と言ったきり、その後一度も話題に出ることすら無かった。

そんなにアッサリ辞退して良いんだ!?

彼の後ろ姿を見送りながら、ものの5分ほどで引き上げた彼が羨ましくて仕方なかった。

「辞退します」

このたった一言が言えなかった事でこの後、5年間筆者を苦しめることになるとは…知るよしもありません。

いくら言いにくい雰囲気でも、この先何年も苦労を背負うのと比べたら些細な問題です。

皆さんは筆者のようなへまをせずに、どうか自分を大事にして下さい。

「まず1年は頑張ってみよう」の考えがブラック企業には思うつぼ

面接から1週間もしないうちに社長から電話がきました。

採用します

「ありがとうございます」

(とうとう採用されてしまった)

気分は冴えません。

しかしまだ自分の感覚が間違っている可能性もある。

ここは前向きに考えよう。

ようやく仕事が決まったんだ!」と思う事にしました。

前の職場で仕事についていけなかったこともあり、すっかり自分の能力に自信をなくしていました。

自分は仕事を選べる立場ではないから、せっかく採用してもらったんだしまずは1年頑張ろうと自分に言い聞かせました。

採用決定後、スタッフへの挨拶と制服の寸法合わせもあって会社を訪ねました。

そこで初めて他の職員に挨拶したのですが、相手は僕をみるなり目をまん丸にしてすごく驚いた表情をしたのです。

ここでまた違和感(なんでこんなに驚くんだ?感じ悪いな)

後で分かるのですが、この人は普通に良い方でした。

このスタッフが驚いた理由は他にあったのです。

ブラック企業で潰された前任者の存在を後で知る

いよいよ勤務初日。

(違和感はいくつかあったけど、気のせいかもしれない。)

(アットホームな感じで、意外に働きやすい職場かもしれない。)

1年やると決めた以上、何とかプラス材料を探して気持ちを奮い立たせてました。

そして勤務が始まります。間もなくして同僚から声を掛けられました。

僕が挨拶した際に驚いたあの人です。

その人が続けて話した言葉に、僕は激しく動揺しました。

あなたの前任者が精神を病んで辞めちゃったんですよ。大変だよ…大丈夫?

(゚o゚;!!

今考えれば、この同僚はリスクを冒してまで僕に忠告してくれたんです。

パワハラ社長と、細かくて揚げ足取り名人の上司が前任者をいたぶって潰したという事実が後で判明するのですが、この時の僕は前任者が止めた理由を追求しませんでした。

心の中はすごく動揺して心臓がバクバクしてたのですが

「もともと心が弱かった人かもしれない。自分は経験があるしきっと耐えられる」

1年間は頑張る!

と自分で決めたのですから、少しくらい仕事がきつくても弱音は吐かないつもりでした。

でもこの時、同僚から詳しい情報を聞いていたら、こんな会社に5年も残ることはなかったでしょう。

本当に悔やまれます。

「大丈夫ですよ」

その時、絞り出すように言った言葉を最後に、この話題は今後いっさい触れることはお互いありませんでした。

この同僚は体育会系で心が強い人でしたが、社長からのパワハラに耐えきれずゲッソリ体重を落として辞めてしまいました。

ブラック企業を1年で辞めれなかったワケ

ブラック企業でも1年目は新人なので、社長と上司が僕に仕事を教えてくれました。

教えてもらう立場で言うのも生意気ですが、正直、僕の人格を否定するような態度が頻回にみられました。

仕事を急かす2人なので、僕が焦って同じミスをすると異常に怒って不機嫌になるのは社長も上司も共通していました。

もうすぐで、勤務1年になろうとしていた頃です。

前任者が辞めた理由もこの時には知っていました。

「1年で辞めよう」

当初は思っていたのですが、その気配を感じとったのか社長がある言葉を連発するようになります。

「1年目は給与ドロボウだ」

つまり、仕事ができない僕に社長や上司が時間や労力を割いて教えてやったんだから、2年目以降で恩を返せ、会社に貢献しろ!

と言うわけです。

この言葉が僕にはとっても響いてしまいました。

確かにその通りだ。会社に貢献しなくては…。

ここで「もう1年頑張ってみる」という間違った決断をしてしまいます。

それから2年目に突入すると

「もう新人じゃない!」

「自分で考えて行動しろ!」

と毎日のように言われるようになります。

こちらも1から10まで教えてもらおうとは思いませんが、思っていた以上に筆者に対する要求度は加速し仕事の難易度も爆上がりでした。

要求通りできなければ、社長も上司も筆者に対して容赦ありませんでした。

今までお前は給料ドロボウだったんだ!

これから会社に還元してもらうぞ!

社長から何十回も言われ続けた言葉ですが『職業選択の自由』はどこにいったのやら…。

上司も僕が社長から叱られる度に、「また自分の責任になる」と保身ばかり気にしてチクチク棘のあるセリフを吐くのでした。

おわりに『上手なブラック社長に勝つには覚悟をもつこと』

ブラック企業の社長は「切れ者」でした。

頭の回転が速く、常に人より何手か先を考えているような人でした。

筆者が退職を考えているのも早い段階で感づいていたと思います。

「辞めるつもりか?」

「この仕事は嫌いか?!」

突然、質問してきては僕の反応を見ていたからです。

僅かな表情の変化、声色の変化を見て僕の考えを掴もうとしたのでしょう。

そうやって、色んな手を使って社員の本音や考えを本人に気付かれないまま感じ取り、相手の行動を予測して有効な手立てをとっていたのです。

常に精神的に優位な立場にいて、社員を管理する。

社長は社員を辞めさせたくないので、辞めさせないための対策をいくつも張り巡らします。

でも、ここで諦めては社長の思うつぼです。

辞めるためなら何でもやる。

と覚悟を決めましょう。

やり方も大事ですが、最も大切なのは「絶対に辞める!」という覚悟です。

何を言われようとも、正々堂々と退職の意思を申し出るしかないのです。