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【フェレットの飼い方】性格や習性、しつけについて元飼い主が初心者にも分かりやすく説明

みなさん「フェレット」はご存じですか?

イタチ科の動物で、近年、ペットとして飼われるようになりました。

とはいえ、犬や猫と比べると歴史を見ても人間との関わり合いがまだまだ浅いので、フェレットを見たことのない方もいると思います。

そこで、フェレットと出逢ってからお別れするまで約8年間を一緒に過ごしてきた筆者が「飼い主」の視点で可愛いフェレットをご紹介したいと思います!

筆者が初めてフェレットを見たのは、行きつけのペットショップでした。

その時の衝撃は昨日の事のように覚えています。

その日、ショップに立ち寄った際、正面に何やら見たこともない小動物がケージの中をゴソゴソ動いていました。

近づいてみると…

そこにはメチャクチャ可愛いつぶらな瞳で「きょとん」としているフェレットがいました。

筆者の存在に気付くと、怖がるどころかケージの中から小っこい手や鼻を出して「何とか触ってやろう」という意思を感じました  笑

(何か、変な生き物が来たぞ!?店主!ここから出せ!ちっと臭いを嗅いでくるわ!)

もしフェレットの言葉が分かっていたら、こんな事を口にしていたかもしれません。

好奇心に従って筆者に近づこうとしているフェレットに比べ、初めてみる動物に少し距離を置いていた筆者…

その様子を見ていた店主がやってきて「触ってみますか?」と、フェレットをケージから出してきました。

慎重にフェレットを抱っこしてみると、腕の中では案外おとなしい感じ。

抱っこされながら服の臭いを嗅いだり、筆者の目を「じ~っ」と見ています。

当時、フェレットはペット市場にあまり流通してなく情報も少なかったので、店主から生態や飼い方など聞ける範囲で聞きました。

最初の出逢いから抱っこしながら説明を聞くまで、時間にして30分も経ってなかったと思います。

この時点で買う気満々です。

「この子と一緒にいたい」という気持ちが勝り、ケージや餌など必要な物もその場で揃えて帰宅したのです。

前置きが長くなりました。

フェレットはイタチ科の生き物でペット用として飼いやすいように品種改良されています。鳴き声が小さく好奇心が旺盛人になつきやすいのが特徴です。

値段や飼い方について順番にご説明していきます。

フェレットの値段「高いの?」「安いの?」

ペットショップでは2~4万円くらいが相場のようです。

筆者の地域では29800円の値札をよく見かけますが、うちの子も当時29800円で購入しました。

中には10万円くらいする高価なフェレットもいるようです。

*アイキャッチは筆者が飼っていたフェレットではありませんが、ソックリなのでお借りしました。

フェレットの餌『フェレット用フード』で決まり

筆者はフェレット専用の乾燥フードが市販されてたので使っていました。

20年くらい前なので、今より専用の餌は種類が少なかったですね。

ドッグフードだと栄養が偏ることもあり、フェレットに必要な栄養素が摂れる専用フードがオススメです。

また、嗜好品としてある物をあげていました。

コーヒーフレッシュです。

好みは個体差があると思いますが、うちの子はコーヒーフレッシュが大好物だったので、1日1つずつ与えてました。

蓋をめくってから渡すと、こぼさないように両方の前足でしっかりと容器を持ちます。

器用に舌でチロチロなめる姿はとっても癒やされます。

犬や猫と比べると何を考えているか読みにくいフェレットですが、明らかに喜んでいるのが分かりました。

コーヒーフレッシュは脂肪分が多いので、あげるのは1日1個までです。

についてはミネラルウォーターにこだわるかたもいるようです。

筆者は水道の水をそのまま与えてました。

それで特に問題はなかったと思います。

ボトルタイプの給水器を使ってケージに取り付けると、こぼれることもなく必要な時に必要な分だけ飲んでくれるので楽でした。

フェレットの飼育環境『ケージを用意する』

フェレット専用のケージは市販されています。

大きさは何種類かありますが、1日のほとんどをケージの中で過ごす場合、ストレスも溜まりやすいので大きめのケージを用意した方が良いでしょう。

フェレットがケージから脱出しないよう工夫が必要

フェレットは頭が良いので、鍵が簡単なタイプだと開け方をすぐに覚えてしまいます。

「外の世界」に強い関心をもっているので、隙があればすぐにケージから出てしまいます。

筆者の場合も何度かケージから脱走されました。

普通にロックしただけでは駄目なので、ケージの外側から分厚い本を置いて出入り口を塞いでいましたが、ケージの中から手を出して本をどけたのでしょう。

会社から帰宅すると、難なく突破されていて驚きました。

ケージから脱出していた事に気付いたらまずやるべき事

ケージから脱走しているのが分かったら、拾い食いしてないか?追跡調査が必要です。

フェレットは、口に入る物を全て飲み込む危険があるからです。

洗剤をなめたり石けんを食べたりする例も報告されています。

かじられていたり、消毒液などを舐めた形跡があったら、例え少量でも獣医に連れて行きましょう。

フェレットは拾い食いする習性があるので誤嚥に注意!

フェレットに『ハンモック』は必須!

寝床はケージ内にハンモックを吊し、そこを寝床にさせましょう。

体を丸めて寝たり、手足をピーンと伸ばしたり、あくびの仕草も可愛いので見てるだけで癒やされます。

トイレはケージの中に設置し、気付いた時に小まめに掃除をします。

ペットシートをただ敷くだけでは噛んだり手で破くこともあるので、フェレット用のトイレがオススメです。

フェレットの性格や習性

フェレットは『好奇心が旺盛』

個体差もありますが一般的な特徴として、フェレットは好奇心旺盛です。

特に「好奇心」に関しては、他の動物たちに比べても群を抜いています。

また、あんなに小さい体(1~1.5㎏程度)なのにバイタリティーは凄いです。

ひとたびケージから出すと、家中が遊び場と化します。

人間の0歳児に機動力がプラスされたと思って下さい。

うちの子はすぐに家の階段を攻略して2階を走り回ってました。

家族が出入りするのを見て、家の外にも世界があると知ってからは強い関心をもっていました。

実際、隙を突かれて何度か外に脱走してしまい、家族が総出で探しに行くこともありました。

当時、ご近所さんに発見されて連れて来てもらったり、全く見付からず交番に聞いたら自衛隊の敷地内で保護されていたこともありました。

あちこち走り回るうちの子に自衛隊の方もさぞかし手を焼いたことでしょう…。

*あの時はご迷惑おかけしました (_ _)

フェレットは『人によく懐く』

フェレットは人と遊ぶのが大好きです。

「ネコじゃらし」で遊ぶこともあれば、家の中で「追いかけっこ」や「かくれんぼ」を一緒にして遊ぶこともよくありました。

フェレットはひ弱そうな見かけと違って体力があります。

遊んでいるうちに、筆者の方が疲れてしまって放置することがほとんどでした(笑)

フェレットは「一人遊び」も得意なので、何かしら遊び道具を見つけてはいじってます。

家に来客があった時などは、一気にテンションが上がってました。

インターホンが鳴ると家族より先に部屋を飛び出して玄関にダッシュするので、宅急便の方をよく驚かせていました。

フェレットはあまり『音を出さない』

気になる鳴き声はほとんどありません。

遊んでもらって機嫌が良い時に鳴くことがあります。

クック」と声を出しながら、背中を丸めて「ぴょんぴょん」と飛び跳ねるのです。

その姿を見ていると、こちらも嬉しくなります。

一度だけ、筆者に向かってワン!と子犬のような甲高く大きい声を出したことがあります。

「かくれんぼ」をしていた際、後ろにいる僕の存在に気付いていなかったので、「ワッ!」と背後から声を上げて驚かせた時でした。

よほどビックリした時には大声が出るようです。

フェレットは『好きなお宝を隠す』

フェレットは好きな物を運んだり集める習性がありまます。

うちの子も例外ではありませんでした。

大好きなコーヒーフレッシュを飲み終えた後、必ず空容器を口にくわえて持ち去ろうとしますり。

「ゴミだから捨てるよ!」と言っても聞き入れず、容器の取り合いになるので好きにさせてました。

どうせ行き場所は分かっているので、あとで回収です 笑

両親の寝室にある押し入れの奥が「お宝」の隠し場所でした。

初めて隠し場所を見つけた時、容器が多量に出て来てビックリしました。

フェレットは『器用』

フェレットは意外に器用です。

ケージの鍵も開けるので、「驚くことはもうないな」と思ってましたが…また驚きの行動を見つけました。

丸い鍋敷きを縦向きにして運んでたのです。

最初は口にくわえて運ぼうとしてました。

「重いから無理だよ~」

と思った矢先、前足で鍋敷きを器用に立てて、そのまま自分も立ったままコロコロと運び出したのです!

しかも、「ちゃんと運べてる~!!」

行き先はもちろん「お宝」の隠し場所です。

何度か、鍋敷きを「パタン」と倒してはその都度、起こしてまた運ぶのです。

おそらく鍋敷きをいじってるうちにどうしても欲しくなって、どうやったら隠し部屋まで運べるのか考えたんでしょうね。

その運ぶ様子があまりに健気で可愛かったので、しばらく眺めていたかったのですが、使う予定があったので仕方なく回収しました。

今ならスマホで動画撮影して、みんなに見せていたと思います。

鍋敷きを回収された時の、キョトンとした顔がなんとも印象的でした。

フェレットのしつけ『噛み癖』や『トイレ』

フェレットは「お利口」です。

繰り返し呼んでるうちに名前を覚えますし、呼ぶと飛んでくるようになります。

「遊んでもらえるのかな?」「コーヒーフレッシュ貰えるのかな?」

うちの子もそんな事を考えてたと思います。

トイレもちゃんと覚えます

うちの子はケージ内に置いたトイレにしていました。小さい頃からの習慣です。

また、かみ癖がある子も多いです。

うちの子は飼い始めの頃、叱ってもすぐに治らず時間がかかりました。

個体差があるでしょうが、根気がいると思います。

まだ飼い始めて1年が経たない頃、筆者が寝ている時に布団の中に潜り込んで、起きるまで何度も足に噛みついてきたことがありました。

最初のうちから粘り強くしつけないと、噛み癖は後で苦労するかもしれません。

フェレットの散歩は必要か?「デメリットも承知しておいて下さい」

同じ町内にハーネスを付けて外を散歩させる飼い主さんがいました。

楽しそうでしたがリスクもあります。

フェレットは体が小さいので、毒物を拾い食いした時など致死量になりやすいです。

また危険の予測ができないので、大きな犬に吠えられても自分から近づいちゃいます。

「噛まれたら死んじゃうかも」と理解してません。

大きな野鳥に狙われる危険もあるので、筆者は散歩はせず家の中で遊ばせていました。

フェレットの日頃の手入れ「爪切り」「耳掃除」「シャンプー」

爪切り 切ってあげます。慣れると一人でできますが、コツがいるので初めは家族二人がかり行うのがオススメです。

耳掃除 耳垢が溜まりやすくそこから臭いがしたり、ダニの住処にもなるので必要です。

ローションを付けて綿棒でやると敏感な耳の中も傷がつきません。

シャンプー フェレットには強い臭いを出す臭腺と呼ばれる臭い袋があります。

流通しているフェレットは臭腺を事前に除去しているケースが多いですが、手術費用を抑えるため、簡易的な手術でごまかす業者もいるようです。

たとえ手術をしても獣臭?がします(慣れてくると気にならない)のでそういった意味でも月に2.3回するのが良いと思います。

うちの子入浴が好きでした。洗面器の中にぬるま湯で浸かっていると、気持ち良さそうに目がトロンとします。

 

フェレットと他のペットとの相性は?

大人しいネコや犬なら一緒に飼うのは平気です。

当時、雄ネコと一緒に飼ってましたが喧嘩は一度もありません。

ただし、遊びたがりなのでウザいほど猫に絡みます。

気分屋のネコは逃げてしまうので、遊び相手としては期待できません。

また、フェレットの体は柔軟性があり骨も丈夫なので、当時から「手加減を知らない赤ちゃんの遊び相手に最適」という意見がありました。

あちこち体をぶつけたり、玄関のドアに挟まったりしても怪我をしたことはありませんので、体が丈夫というのは間違いないようです。

ただし、戦闘力はかなり低いです。

小柄な犬やネコと喧嘩してもフェレットは一方的にやられてしまいますので、そうした場面をつくらないよう飼い主の配慮が必要です。

フェレットの気をつけたい病気『インスリノーマ』は致死率も高い

ジステンバーは犬だけでなく、イタチ科のフェレットでもなる可能性があります。

外への散歩が習慣になるなら予防した方が良いと思います。フェラリアも同様です。

インスリノーマはすい臓の癌です。

投薬すれば普段通りの生活ができますが、低血糖の発作がいつ出るか分かりません。

うちの子も、家族が誰もいない時に発作が出てしまい帰宅した時には息を引き取ってました。

体は頑丈でも内臓疾患や感染症の類いには強くありません。動物病院もフェレットのような小動物に慣れた獣医を事前に調べておく必要があります

 

フェレットの寿命『犬や猫より短い』

6~8年くらいと言われてます。筆者のフェレットも8年生きました。

前述した「インスリノーマ」にならなければ更に長生きするのも可能だと思います。

同じ時期に友人もフェレットを飼っていましたが、同じ病気にかかってしまい数年で死んでしまいました。

この病気は予防は難しく、治療方も投薬がメインです。

投薬の場合、症状が出てすぐ対応しないと昏睡状態に陥ります。

他に手術するという選択もありますが、費用面と小さな体にメスを入れるのに抵抗あると言う意見もあると思うので、慎重な判断になると思います。

フェレットは「一人暮らし」の人にお勧め

何度も触れましたが、とにかく好奇心が強い動物です。

色んな事に興味をもつので、動物が好きな飼い主さんでも行動が予測できません。

筆者のフェレットも起きてる時間帯は、色んな事に好奇心をもちながら元気いっぱいに動き回ってました。

狭い場所に潜ってしまったり電気のコードをかじったりするので遊ばせる時は飼い主が見守っていなければなりません。

留守番させる時はケージに入れます。

とにかく嬉しい楽しいという感情を全身で表現するので、見ているだけで元気を貰えます。

1人暮らしの人には特にオススメのペッドです。

この記事を見て参考になった方が1人でもおられたら嬉しいです。