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夏の甲子園大会/素朴な疑問を解消します『なぜ丸刈り?』『なぜ真夏?』

夏と言えば【甲子園球場】【高校野球】と言う人も多いのではないでしょうか?

毎年8月に開幕して、熱戦が繰り広げられ世間の注目度も高い高校野球ですが、「なぜ高校球児は丸坊主?」「なんで一年で最も暑い時期に開催するの?」といった疑問も少なからず存在します。

そこで今回は「高校野球にあまり興味がなかったから分からない」という人に向けて、数ある疑問の中から代表的なものをピックアップしてお答えしようと思います。

なぜ全員が丸刈りなのか?

「野球部員は丸刈り」と学校の規則で決まってるから….

と思ってる人が多いと思いますが、結局そういうことです。

一時、「丸坊主を高校生に強制するのはいかがなものか?」という意見が大きく取り上げられたことがありました。

その後、全国的に規則が緩和化して「本人の判断に委ねる」とした学校も増えましたが、今ではまた緩和する前の状態に戻ってます。

ただでさえ少子化のご時世で部員が9人集まらない高校もあるくらいなので、丸坊主にこだわらなければ「野球は好きだけど坊主は嫌」という層が入部してくれると思うのですが…。

学校関係者や高野連の執行部には、「昔からの伝統」を崩したくないという意見が根強いようですね。

一方で「スポーツマンシップ」「清々しい」「正々堂々」という大人達のイメージを高校生に一方的に押しつけるのは好ましくないという意見も依然としてあるようです。

この問題はいつかまた論議を呼びそうですね。

なぜ負けたチームはマウンドの砂を持ち帰るのか?

一生懸命にプレーしたけども試合に負けてしまった。

試合の後、負けたチームの選手達が涙を拭いながら、マウンドの砂を持ち帰っている映像をテレビで観たことありませんか?

最初に砂を持ち帰ったのは元巨人軍の川上哲治という説もありますが、はっきりしていません。

誰かが持ち帰ったことで「甲子園に出場した記念」としてその後の選手も真似をしたようです。

甲子園への道のりは遠く果てしないので、「甲子園に出場したことがある」というだけで大変な名誉ですから気持ちは分かりますね。

筆者の個人的な気持ちですが、泣きながら袋に砂を入れる高校球児にこれでもかってくらいカメラを近づけて、全国にその映像を流すってあまり良い感じはしません。

お茶の間の涙を誘って視聴率アップを狙っている、という意図が見え隠れしているような…。

その様子を見てると「そっとしといてあげて」と毎回思います。

なぜ1年で最も暑い真夏に開催するのか?

夏休みだから、選手も観客も参加しやすい。

これに尽きると思います。

予選を含め1ヶ月かかる大会ですから、学業や仕事に影響がない時期という視点で考えたら当然ですね。

選手にとっても観戦に行く人にとっても、休みがとりやすい夏は都合がいいわけです。

また観客が集まるという事は、チケット代や周辺のホテルや観光施設などの影響を考えた場合、その経済効果も大きいという事にもなります。

大会を主催する新聞社にとっても連日紙面を飾る一大イベントですから、多くの人に見に来てもらい大会を盛り上げたいところでしょう。

これまでの気候ならこのスタイルで良かったのですが、今ではこの酷暑・猛暑と言われる異常な暑さの中で高校球児はプレーしなければいけません。

甲子園球場は日陰がないため、35℃を超える強い日差しを全身に浴びながら激しい試合をしています。

あれだけ「熱中症には注意!」と言っておきながら、高校球児には熱中症になりやすい時期での試合を強制しているのは不自然な気もします。

過去にも「高校球児の健康のため、開催する時期をずらす」という意見も出たようですが、結局、開催時期を変えないまま今回の101回目の大会を迎えることになりました。

経済効果も大事でしょうが、高校生の健康・将来を天秤にかけたらやはり何らかの対応は必要になっていくと思います。

おわりに

毎年、大会に関する疑問や課題など話題を振りまきながらも、全国高校野球大会は101回目の開催となりました。

なんだかんだ言われても、やはり注目度は高く、観る人たちは高校球児にプロ野球にはないものを求めて応援しています。

地元愛も影響しているでしょう。

筆者も高校野球は好きなので毎年、テレビで観戦しています。

願わくば、プレーしている高校生が今より安全な環境で、健康面の不安もなく思いっきりプレーできるようにしてあげたいなと思います。