こんにちは。ぷ~すけです。
5年間ブラック施設で勤務していた筆者が言います。
ブラック企業は1日も早く辞めましょう!!
その理由は、どんな酷い環境でも長くいれば慣れてしまうからです。
「慣れる」と言っても、「耐久力がつく」とか「精神的なゆとりができる」といった前向きな意味ではありません。
「どうせ何をしても辞められない」
「どこに行ってもうまくいかない」
と自分の可能性を信じれなくなり、気力を失って廃人のようになってしまうことです。
そんな状況に追い込まれた自分を想像してみて下さい。
最悪じゃないですか?
ブラック企業でも長くいれば慣れてしまうヤバさ
人は同じことをし続けたり、同じ環境にい続けることで慣れてしまいます。
・「最初は辛かったランニングも、1ヶ月間続けたら苦じゃ無くなった」
・「早起きが苦手だったけど、自然に起きれるようになった」
等です。
この方程式は、良い習慣ばかりに当てはまるワケではありません。
好き嫌いに関係なく、例え嫌な事、自分が嫌いだと感じたものでも同様です。
そう「ブラック企業」にもです。
入社した当初は、「こんな酷い環境で3日も働けない!」と思っていたハズです。
それが、我慢して働くうちに少しずつ慣れてきて、気付けば10年も在籍してしまった。
なんてことが珍しくありません。
『ブラック企業』に慣れたら辞めなくても良いのか?
嫌いな環境でも1年、また1年と年月を追うごとに苦痛が軽くなってきたように感じる事があります。
いやいや、ちょっと待って下さい。
これが危険なサインなんです。
「もうそんなに苦じゃないから、周りに迷惑かけたくないし辞めるのは今度にしよう」
と少しずつ退職を後回しにして、気付いたら○年経っていた…これは絶対に悔いが残ります。
筆者のケースですが、安月給、賞与なし、年休なし、休日出勤あたり前、パワハラの常態化。
こんな劣悪な環境でも5年間いれたのは慣れたからです。
でも、冷静に考えて下さい。長い期間頑張ったとして
・何か見返りが期待できますか?
・給与が大幅に上がりますか?
・心の平穏が訪れますか?
筆者は初年度に、社長から「待遇をアップしていく」と言われましたが最後まで約束は守られず、それどころか逆に年収が減っていきました。
ブラック企業が求めているのは
「休みなく安月給でも働ける身体が丈夫で従順な奴隷」です。
たまに上司が優しい態度で接してきても本心はコレです。
あなたを人として見ていない所にいてもメリットはありません。
大事なので繰り返します。
メリットはありません!
どんなに不景気でも、ブラック企業より働きやすい会社はいくらでもあります。
結論【ブラック企業は1日も早く辞めましょう!】
辞めることは「逃げる」ことではありません。
会社側は「退職願」を出しても簡単に受理しないでしょう。当然です。
仕事を覚えて、安い給与でも不満を言わず奴隷のように働いてくれる人材は、会社にとって非常に都合が良い。
どうにか辞めさせないようにと働きかけてきます。
筆者の場合、情に訴えてきたり耳障りの良い言葉を投げてきたり、それでも駄目と分かるや脅迫したり嫌がらせをしたりと、あらゆる事をしてきました。
筆者はそれに負けて、『退職願い』を何度か取り下げてしまいました。馬鹿ですね。
もっと早く退職するべきだった!
ブラックにいた頃、友人から新規事業を立ち上げるので幹部として迎え入れたいと誘いがあったんです。
給与は約2倍で、その他の待遇もこことは比べものになりません。
純粋に「やってみたい」仕事でした。そのチャンスを潰したんです。
ブラックな会社はあなたが困った時に助けてくれるワケでもなく、あなたの日頃の働きに感謝をすることもありません。
そこにいても明るい未来は来ないので、1日でも早く辞めることをオススメします。