ブラック企業

ブラック企業の社員はインフルエンザでも出勤!感染拡大で責任は誰がとるの?

こんにちは、ぷ~すけです。

ブラック施設(デイサービス)に5年間勤務していた頃のお話です。

今回は、職員が病気になっても、身内が他界しても【とにかく仕事を休めなかった】という点に着目してお届けします。

もちろん、今回も現実に起こった出来事です。

これも他の事件に引けを取らない衝撃的なエピソードと言えます。

それではご紹介していきます。

『インフルエンザ』は高齢者施設で最も警戒する感染症

まずは、インフルエンザについておさらいです。

典型的な症状としては、急激な発熱悪寒筋肉痛鼻水などが出現します。

他者に感染する時の典型的なパターンとして、まず咳や鼻水を介して飛沫感染することが多いです。

感染力がとっても強いことで知られていて、1~2日程度の短い潜伏期間の後に発症します。

38度以上の高熱が3~5日持続した後、回復する場合は、その後に解熱していくという経過を辿る傾向にあります。

 

高齢者は重症化しやすい

高齢者は、インフルエンザにかかっても高い熱が出にくい傾向にあり、発見が遅れて重症化しやすいと言われています(コレは福祉業界の人間でなくとも常識です)。

更に『肺炎』を併発しやすく、併発した場合は一気に死亡率が高くなります。

インフルエンザの流行期は2月と言われていますが、毎年その時期になると、「○○県にある○○施設でインフルエンザが集団発生し、○人が亡くなりました」等のニュースが流れるのもよく目にされると思います。

 

齢者がインフルエンザにかかっ

通常の施設の場合、厳格な感染対策が施行される

感染症に対する抵抗力が弱い高齢者が集団で生活している高齢者施設は感染症が拡がりやすい環境であると言えます。

それだけに

「自分が感染経路となって利用者さんにうつしてしまったら…」

職員は常にこうした不安と向き合いながら、予防対策や感染した場合の感染マニュアルまで入念に学び知識と技術を身につけます。

予防対策は職場にとどまらず、プライベートでも同様です。

インフルエンザの流行期は極力外出を避け、どうしても用事のある時はマスクを着用します。

そして咳やくしゃみをしている人や、顔色の悪い人の近くには近づかない。

帰宅後は手洗いとうがい、手指消毒(職場で全員が購入)を徹底して行います。

現在の職場でも、職員がインフルエンザに感染した場合は医療機関で適切な治療を受けた後、7日間は自宅で療養させます。

症状がなくなった後も自己判断させず、看護師長に現在の体調を細かく電話で報告し許可が出たら出勤。

というルートを辿ります。これが、標準的な施設の対応です。

いくら予防をしても防げないケースがある…それがインフルエンザです。

福祉施設に勤務する職員は職種に関わらず、施設にインフルエンザを持ち込まないことを厳しく教育されていて、高い意識の元で全員が感染マニュアルを忠実に実行しています。

ブラック介護施設の『感染マニュアル』は形式だけで実行されない

休日中に職員の一人が体調が悪かったため、時期的にインフルエンザを疑い出勤日の前日に自主的に医療機関を受診しました。

「インフルエンザ」の診断でした。

職員は上司に報告する義務がありますから、当然、社長(管理者)に電話で報告しました。

そこで、ブラック社長の耳を疑うような信じられない発言が飛び出します。

 

「お前が休んだら現場が回らないだろ」

 

なんて人間味の欠片もない冷たい言葉でしょう。

本当におかしいですね。この人は金の亡者でしょうか?

この人の卑怯なとこは、自分が責任を負うような直接的な言葉を吐かないところです。

絶対に「インフルエンザでも出ろよ」とは言いません。

プレッシャーを与えて社員から「出勤します」と自主的に言わせるように、しつこく巧みに誘導する。

結局この社員は1日も休むことなく、高熱の状態のまま通常通りの業務をしていました。

僕は部署が違ったため直接接触することはありませんでしたが、その社員はご利用者に直接ケアする場面があります。

そのケアは僕も含めて他のスタッフは関与できません。

だからこそ社長は「お前が休んだら現場が回らない」と言ったのですが…

そして、自分がインフルエンザになったことはご利用者に言うなと社長から口止めまでされたとか….。

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そして当然の「感染拡大」:誰が責任をとるの?

翌日、利用者さんの1人に風邪の症状が出て、ご家族が医療機関に連れて行ったらインフルエンザだったそうです。

更に2日後、別の利用者さんからも「インフルエンザになったから休みます」との連絡が入ります。

感染拡大です。

あまりにも当然の結果に「分かっていてどうして止められなかった」という強い後悔の気持ちにしばらく呆然としました。

同時に、感染した社員を奴隷のように扱ったあげく、感染対策をとらないばかりかご利用者への感染を容認するかのような非人道的な態度を続け、2人のご利用者を感染させた社長に心底嫌気と怒りを感じました。

2人のご利用者にとどまらず、更に他の利用者さんやご家族にも感染している危険があります。

感染した利用者さんの家族の中には、

「同居の家族は誰も感染していないのに、どこからもらったんだろう?」

 

と疑問の声が上がっていたそうです(別のスタッフが確認済み)。

おわりに

今回のエピソードは、【ブラック施設はどんな時も仕事を休めない】という話でした。

理由に関わらず、年休は1日も取れないどころか休日出勤が当たり前の施設でした。

世の中にはブラック企業と呼ばれている会社がたくさん存在します。

今、ブラック企業に勤務しているという方….すぐ辞めましょう

上司に意思を伝える時は難しい理由はいりません。

僕の場合は「こんな給料ではやっていけません!」と社長に切れて大声で怒鳴ってやりました。

「冷静に淡々と伝えましょう」

という意見もあるでしょうが、5年間の積もり積もった感情が1言に集約された印象でした。

どうせどんな言い方をしても嫌がらせは受けるんです。

経験上、辛いのは言う直前までです。

言った後は、すっごいスッキリしますよ。

逆に気持ちを言えなかったり、又、途中で上司に言い負けて退職を取り下げたりしたら(僕も経験者)後で必ず後悔します。

そして、就活をして面接を受けたは良いけど、「何か嫌な感じ」と思った方、その直感はおそらく当たってます。

すぐ帰りましょう」とまでは言えませんが、他者の意見を聞くなど冷静に考える時間を作ってみて下さい。

「どうせ俺なんか」

と自分を卑下したり、やりたいことを我慢する必要はみじんもありません。行動しないで後悔するより、行動してとにかく先に進みましょう!

僕はそんな方を応援したいです!