こんにちは。ぷ~すけです。
以前、勤めていた職場はブラック企業でした。
社長や上司から毎日のようにパワハラを受けていた日々でしたが、当時よく社長から言われていたセリフがあります。
「口答えするな!」
「黙るな!何か発言しろ!」
「時計を見るな!」
「時間を守れ!」
「嘘をつくな!」
「お前が犯人だ!」
「人より早く行動しろ!」
当時、社長に対してもっていたイメージは
《いつも怒鳴っていて高圧的な態度の人》
です。
その場の感情にまかせて大声で怒鳴っていた社長に対して、組織として末端の社員だった筆者は黙って従っていました。
「社員が上司や社長に意見を言うなんて考えられない」
そんな心情だったのです。
社長が王様のようにピラミッドの頂点に君臨しているので、何を言われても黙って言う通りに動かなければいけません。
そこには自分の意見や疑問を挟む余地などなかったのです。
自分の感情を押し殺して言いなりになっていても、思わず地雷を踏んでしまうこともあります。
「お前に自分の意見はないのか!?」
「つまらない人間だな!」
と言われたので、何か意見を言うと
「俺に指図するのか!?」
「お前は何様なんだ!?」
とくるワケです。
何を言っても、社長の機嫌や気分によって筆者を怒鳴りつける理由はいくらでもあったのです。
そんな責められ続ける職場環境でしたので、自我をもって心を保つのは至難の業でした。
うっかりすると、「自分なんて…」とすぐ悲観的なオーラに包まれてしまいます。
暗い気持ちになると、身の回りに起こる全てのことに対しても悲観的に考えてしまいます。
道ですれ違った人が笑っていれば、自分が笑われているような気持ちになったものです。
好きだったバラエティ番組を観ても笑えません。
ずっと暗い気持ちのままで、家にいても家族を避けるように自分の部屋に籠もるのです。
日によっては一言もしゃべらない日もありました。
(そういえば、今日はしゃべっていないな。声ちゃんと出るかな?)
と思い、誰もいない部屋で「あー」と低い声を出してたりしたのですから、完全にあぶない人です。
こんな状態になるまで自分も追い込まれるんだな…
そう自覚するのは、もう少し後になってからですが、あの時の状態が続いたら本当にヤバかったと思います。
「何を偉そうに人様に説教できるんだ!?」
「人の人生に指図するほど、あんたは偉いのか!?」
当時の社長と上司に言ってやりたかったですね。
もし読者の方で同じような状況にいるならば、気持ちで負けないで下さいね。
たとえ、その場で何も言い返せなくても
「いざとなったら、コイツの顔面をぶん殴ってやる!」
という気概はもった方がいいです。
暴力を肯定するワケではありませんが、私たちは会社の奴隷ではないのです。
相手が人格攻撃をしたり、超えてはいけない一線を越えた場合、あらゆる手段を講じて必要な態度を表明する覚悟はもちましょう。
私たちは自分の身を守る権利があり、人格を尊重される権利があるのです。
社員を虫や動物のように扱う人間は、もはや人とは呼べません。
もちろん、自分から火の粉をかぶる必要はないですし、まともに対峙したくなかったら退職するのが最善の方法です。
今、会社の人間関係で悩んでいるなら
「自分が変われば相手も優しくしてくれる」
なんて安易に考えないで下さい。
そんな保証はどこにもありませんし、状況を悪化させる危険すらあります。
世の中の全員に好かれることが不可能である以上、会社でも自分と合わない人は必ずいます。
仕事だからといって、無理に自分が合わせようとしても問題の解決につながらないことはいくらでもあります。
【敵が現れた!】
・戦う?
・逃げる?