ブラック企業

ブラック企業の元社員が『経営の神様』松下幸之助氏の言葉で救われた話をします

松下幸之助さんをご存じでしょうか?

若い方は知らない人もいるかもしれませんね。超有名人です。

既に他界されていますが、松下電器(現パナソニック)の創始者で「経営の神様」と呼ばれる実業家です。

松下氏は単なる「やり手の経営者」ではなく、人間力も優れていて各方面から多くの支持者がおり教育の重要性に早くから気付き取り組んでいた人です。

 

「松下電器は人を作る会社です。あわせて電気製品を作っています」 松下幸之助

上記の言葉に代表されるように、人を育てることに尽力された方です。

また生涯にわたり決して偉ぶることなく、人への感謝の気持ちを持ち続けた人としても知られています。

今回は、筆者がブラック企業に勤めていた際に、松下氏の言葉に出逢い勇気づけられたお話をしたいと思います。

3分ほどでサラッと読める内容になっています。

よろしければばお付き合い下さい。

ブラック企業は自力だけで耐えることはできない

ブラック企業で社長や上司から毎日、パワハラを受け続けていた筆者としては

「自分の職場に松下さんのような上司がいたら今の辛い状況はなかった」

と考えてしまいます。

とはいえ、これほどの偉人を引き合いに出されたらどこの会社の上司もたまりません。

本の良いところは、身近にいなくとも著書やネット等から偉人の思想や志に触れることができることです。

筆者も【道をひらく】という松下氏の著書を持っています。

有名な本でベストセラーになりましたね。

この本には仕事だけでなく、人生で行き詰まった際に助けになってくれる言葉が満載です。

とは言うものの、良書なのに読後の満足感だけで終わってしまい、実行できずに忘れてしまった言葉も多くて我ながら情けないです。

そんな松下氏の忘れられない言葉があります。

「人と比較をして劣っていても恥ずることではない。去年の自分と今年の自分を比較して劣っていたら、それこそ恥ずべきことである」   松下幸之助

勉強でも仕事でも自分より優れた人間は大勢います。

周りに対する競争意識から、他人より努力をする(したつもりでいる)。

それでも自分の方がテストの点数が低い、仕事の評価が低いといった経験をした際に

「努力なんて無意味だ」

と悲観したことはありませんか?

筆者もそうでした。

「自分には能力や特技がない」

と嘆いたり落ち込む時、必ずと言っていいほど他人と比較しています。

偉人の知恵を自分のものにしよう!

そんな時、松下氏の言葉が力になるのです。

ブラック企業の社員には行き詰まった時のために「救いの言葉」が必要

「他人と比べても仕方ない。今までの自分よりは上手にやれた」

これは松下氏の言葉を引用するようになって、筆者が頭の中で、時には言葉に出して自分を勇気づけていたセリフです。

ブラック会社に勤務していた頃は、会社の上司から他のスタッフを引き合いに出されて

「お前は他の社員よりも劣っている」

と言われるのが日常でした。

その日、何も落ち度がなくても過去のミスを何度も引き合いに出されて

「だからお前は駄目なんだ、無能なんだ」

と言われ続けました。

言われる度に落ち込んで自己嫌悪に陥ってましたし、吐き気やその他、原因不明の体調不良に悩まされていたのです。

松下氏の言葉に出逢ってから何度も著書を読み返し、毎日、頭の中で復唱していました。

そうすると、社長や上司から心ない言葉を言われても、その時はショックですが自分を取り戻すことができるようになったのです。

社長や上司から「足りない人間」扱いされても、筆者の心が救われたのです。

そしてこの気持ちの切り替えが明日の活力になりました

社長や上司はきっと

「こいつ、意外にしぶといな」

と思ったことでしょう。

松下氏の著書は購入してから何度も読み返してます。

頭に刷り込むように手垢がつくまで何度も読みました。

困り事があって助けや何らかのヒントを得たい時も改めて本を開きます。

最も精神的に辛い時期はいつでも本が開けるように、作業机に著書を置いていました。

書いてある内容は同じなのに、その時の感じ方は微妙に違います。

その時、印象に残る言葉も違います。

「心に突き刺さる言葉ほど記憶に残り、自分のものになりやすい」

と体験で学びました。

「人と比べて劣っていても恥ずることはない」

この言葉が私の心に一番刺さりましたし、何度救われたことか分かりません。

おわりに

偉人の言葉は本当に偉大です。

一人の人間の窮地を救ってくれる言葉を生み出してくれる訳ですから。

ネットでKindleを読むのも手軽で良いのですが、本で活字を追いながら先人の言葉に触れるのも良いものです。

筆者によって何度も読み返された本には、すっかり手垢がつき汚れてしまいました。

赤線を引いた文や、折り目をつけたページを見ると

「そうそう、あの時はこの言葉が心に響いたんだよな」

と、当時のことを回顧しながら今の自分が少しは成長したのだろうか…

と自問自答することもあります。

その時々によって自分が必要としている言葉はあると思います。

皆さんの「救いの言葉」は何ですか?