私の2人の息子たちは、正確が全く違いすぎるのに、2人を比べてしまう瞬間がよくあります。
「良くないな」
と思いつつも、ついつい比べてしまうのが『二人の性格』です。
全く性格も好みも違い、大きく分けるとアウトドア派とインドア派に分けられるくらい違います。
これでは
「比べる事など出来ないのでは?」
と思えますが、母親ならではの欲なのでしょうか。
やはり比べてしまうのです。
アウトドア派の息子はスポーツが好きで、社交的で、楽観的で人といるのが大好きなタイプです。
インドア派は手先が器用で、何かを作ったり思考的な事をするのが好きで一人でも楽しめる繊細で心配性なタイプです。
2人の息子は、どちらも褒めるべき点や感心する点がたくさんあります。
しかし、私はアウトドア派の息子が何でも大雑把で楽観的に物事を進めていこうとして失敗すると
「もっと考えて行動していたら良かったんじゃないの?」
と注意してしまいます。
インドア派の息子なら
(もっと考えて行動していたたはずだ)
と比べてしまい、インドア派の息子が「失敗したらどうしよう?」と心配しすぎて何もできないでいると
「行動に移さないと何も始まらないよ?」
とアウトドア派の息子ならすぐに行動してたはずだと比べながら口に出てしまいます。
そして、そんな自分に落ち込みます。
もし私が息子の立場なら、親から比べられた上に、うまくいかなかった結果に口出しされるのはされたくないと思います。
二人の行動はうまくいかなかったとしても、間違いではないのに、勝手に性格で比べてしまうので「良くないなー」といつも反省します。
アウトドア派の息子は、周りの人達から「優しい子」だとよく言われます。
インドア派の息子は、親密な関係の人から「実は優しい子」だと言われます。
同じ人達から同じ時期に言われた訳ではありませんが、「よく見ているな」と思った瞬間です。
2人の息子は、正確は全く違いますがどちらも優しいです。
一人は優しさがオープンで、もう一人は、気の利いた優しさを持っています。
そして、それはどちらも私にとっては嬉しい事であり、誇らしい事です。
どうせ比べてしまうなら、いつも、こんな比べ方ができるように気持ちを大らかに持っていたいです。