ファン待望のワールドカップ、今年はなんと日本で開催です!
4年前のイギリス(ブライトン)でのジャイアントキリングは記憶に新しいところですが、日本代表チームは大方の予想を覆して、優勝候補の一角である南アフリカに逆転勝ちしました。
一気に日本代表の評価が上がった試合とも言えますね。
今年は4年前よりもさらに力をつけて、国民の期待が大きくなってきています。
もちろん他国もワールドカップに照準を合わせて上り調子のため、激戦が期待できます。
前回の大会と比べて、日本チームの大きな違いはまずヘッドコーチです。
前回の『エディジョーンズ』から『ジェイミージョセフ』に交代しました。
選手管理や試合の戦術面などでその差が今回どう出るかは注目したいところです。
サモア戦のメンバー発表。フォーカスするのはボーナスポイントでもサモアでもない。自分たちだ。ジェイミー・ジョセフHC「ベスト8入りするためのストーリーの一つ」 #rugbyjp #RWC2019 https://t.co/9d4dsAFJHz pic.twitter.com/YuXR9C9K34
— ラグビージャパン365編集部 (@rugjpn365) October 3, 2019
個人的には前回日本ラグビーの良さが出ていたと思いますが、今回それをさらに上回るパフォーマンスができるかどうか?
正直、前回は海外チームが日本チームを侮っていた部分もあると思います。
今回は、それが期待できない中、どうやって8強に食い込んでいくか?
日本チームの本当の実力が問われる大会だと思います。
ラグビーW杯『日本が8強に進出するためにフォワードに注目!』
日本チームが、その8強に進出するために注目すべきポイントがあります。
期待の選手はたくさんいますが、まずフォワードがさらに強くなっている点は大きい。
フォワード3列目が予想されるアマナキ・レレイ・マフィー選手、姫野和樹選手、リーチマイケル選手は世界に通ずる力があると思います。
姫野選手は前哨戦のテストマッチ南アフリカ戦には間に合いませんでした。
日本人屈指の突破力があるので、おおいに期待できそうです。
けがの回復も順調なのは何より朗報です。とことん暴れてほしい一人ですね。
【ラグビー杯】日本代表の『最初のスクラムに注目!』
試合が開始したら、まず最初のスクラムは注目!!
初戦の対戦相手はロシア。
パワー型のロシアとのスクラムで、どちらが優位に立てるかを占う意味で大事です。
日本は体格の不利を補えるだけのテクニカルなスクラムが組めるチーム、そう簡単に押し込まれることもなくなりました。
スクラムハーフは3人を登録していますね。
茂野海人選手、流大選手、田中史朗選手といったタイプの違う構成なので、誰が出るかで展開も変わってくるでしょう。
それぞれの持ち味がありますから、そのあたりジェイミー監督が誰を選ぶかも気になります。
バックスは南アフリカ戦の負傷でウィングの福岡堅樹選手が出遅れたのが心配です。
初戦は出ないとの報道ですが果たしてどうでしょう?
となるとポイントは「他のメンバーがどれだけその穴を埋められるか?」ですが、松島幸太朗選手など他の選手の頑張りにも期待したい所です。
「フォワードが強化された」と言っても、バックスのライン攻撃が機能しなければ世界の強豪と渡り合うのは難しいです。
日本ラグビーの持ち味でもあるので精度の高いプレーが求められますね。
【ラグビー杯】『国籍』について
また、ラグビーならではの選考基準から外国人選手も多く選ばれています。
国籍については色々な意見があるようですが、母国代表を捨ててまで日本の勝利に貢献することを選んだ戦士たちです。
日本人以上に日本に思い入れを持ってくれなければできない事です。
敬意をもって彼らも同等に応援したいと私は思っています。
桜のジャージを着る彼らに心から声援を送りたいと思います。