夫婦・家族問題

【子供との距離感】40代女性がバスケットボールを通じて考えた日

私の長男は、バスケットボールをしていて試合があると、「動画を撮りに来てほしい」と言います。

母親なんかに来てもらいたくない年頃だと思いますが、「自分の試合を見返したい」という思いの方が強いのか、便利な時代になったもんだ、と思いながら動画を撮ります。

私は、バスケットボールは未経験者なので、ボールの動きと息子の動きを中心にゲームを撮っています。

「チームスポーツってすごいな」と思う事がよくあります。

ボールがあるスペースとないスペースでの駆け引きや、シュートに行くと見せかけてパスをしたり…

自分達のゴールに点を入れさせない為に、チーム全体で守ったり1対1で守ったり、ヘルプに行ったり…等など。

ゲームとしてはシンプルな点の取り合いだと思うのですが、点を取る為にする事や点を取られない為にする事がたくさんあります。

1対1の勝負だったり、助け合い、息の合わせ方、チームとしての機能が求められます。

コーチはいるのですが、同じ年代の子ども達が声を出し合って自分達がどうすべきなのかを個々で考えて動こうとしています。

試合に負けた時の反省や勝った時の分析を欠かさず行っています。

お互いに意見を言い合ったり、時には感情的になっている場面も目にします。

そうかと思うと、自分からコーチに意見を聞きにいく事もあります。

そうしたチームの選手同士や、コーチとのやり取りを見ているうちに、私と子ども達との距離感はうまく機能しているのかな?

と考えるようになりました。

私の場合は親という立場ですが、

・目的を達成する為に、子ども達の力を信じる事が出来ているだろうか?

・体を張らないといけないシーンで体を張れているだろうか?

・的確な手助けを子供に出来ているだろうか?

そんな気持ちに駆られる事があります。

主に、「うまくできていないのではないか?」

という不安です。

今まで意識していなかったから生まれた不安だと思います。

・彼の成長の妨げになる動きを自分がしていないだろうか?

・彼を信じていない動きをしていないだろうか?

・彼が大変な局面で、親が全力でサポートをしてくれないと思われていないか?

例えば、息子が大会やコンクールなどで、入賞を狙っている時に、サポートできればとリサーチしたり、憶測で話しをしてしまいがちですが、それが本当に必要な事なのだろうか?

本人が頑張っている時に、「頑張れ!」「いけるよ!」という励ましだけで良いのではないだろうか?

一緒に不安になって出来もしない事をしようとしていないだろうか?

彼を信じて、そっとしておくのも彼らにとって必要な事なのではないか?と思うのです。

また、「クラスの子と喧嘩をした」と学校から連絡が入った時は、心配になり状況を彼からも聞きます。

彼を理解してあげるために、出来るだけ状況を把握したいからなのですが、

「もういいよ!」

「僕が全部悪いって!」

と投げやりに言われた事があります。

私が心配のあまり色々と彼に聞いた事が、結果的に追い詰めてしまい、「どうせ信じてもらえない」という気持ちにさせてしまったのではないかと思います。

そう言ったお互いが緊迫した時もありますので、平時から彼らの表情をしっかりと感じ取れているのかな?

と不安になります。

彼らは1日1日成長していて、親から守られているだけの存在ではありません。

時には、私をサポートしてくれる頼もしさもあります。

「いつまでも小さい子どもの扱いをしていないだろうか?」

彼らの心の成長の妨げにならないように、成長していく彼らとの距離感をうまく感じ取っていかないといけないなと思っています。

彼らとの距離感に「これが正しい」と断言できるものはなく、常に変化していくものだと思います。

彼らの成長とともに親の願う事も変わりますが、親も彼らの成長に期待ばかりするのではなく、彼らとの丁度いい距離感は常に測っていないといけないな、と思います。