『ボルダリング』ってご存じでしょうか?
「スポーツクライミング」の1種で、岩や石などに捕まりながら人工の壁を自分の身体1つで登るスポーツです。
オリンピック競技にもなったことで、TVで特集されたりと最近になって注目を浴びてきましたね。
私が勤務先に向かう途中に「ボルダリングジム」の大きな看板があります。
以前から気にはなっていたものの、最初の1歩が出ずにいたある日..
友人から「ボルダリング面白いよ」と言われたのをきっかけに、これは良い機会だと思い早速、ボルダリングに挑戦してきました。
その時のお話をさせて頂きます。
目次
初めてのボルダリング:用意する物はシューズだけ
『ボルダリング』に関心はあると口にしながら、事前に調べもせず無知なまま友人に付いていくだけの私(笑)
友人によると、ボルダリングで使うシューズなどは一足1万円以上するのが普通で、靴の選び方にもコツがあるのだとか。
それを聞いて一瞬あせりましたが、これから行くジムはシューズのレンタルが可能と聞いてホッとしました。
他のジムも無料か数百円でレンタルしてくれる所が多いそうです。
手ぶらで行けるので突然、「今日、ジムに行きたい」と思っても安心ですね。
全く初心者の方は事前にシューズの貸し出しがあるか、念のためジムに確認された方が良いかと思います。
初めてのボルダリング:壁を見た感想は「登れない…」
友人にノコノコ付いて行ったは良いけど、あの斜めに傾く壁を最初に見た率直な感想は
「アカン…登れない」
でした。
遠目でみるよりも間近で見たら、角度が凄いんです。
「無理!」と声が出てしまいます。
初心者で「登れそう」と思う人なんかいるの?
その位えげつない角度です(泣)
しかし、さすがそこは百戦錬磨のインストラクター、私の心を察したように懇切丁寧に説明し不安を上手に解消してくれました。
説明の内容は登り方や注意事項など基本的なアドバイスでしたが、説明を聞き終わる頃には
「登れるかも?」
と運動オンチな私でも挑戦する気にさせてくれました。
初めてのボルダリング:いざ登ってみると「やっぱり無理…」
なんとかなるかなーなんて思いながら、手に滑り止めのチョークを付けていざ登ってみると…甘かった。
私だけかもしれませんが、テレビで観た感じで簡単そうに登っているイメージで挑んだものの、甘くありませんでした。
まず、体が動きません。
「体が痛いから」とか「心が折れるから」とかではなく、どうしたら良いのか分からず思考停止して動けませんでした。
「手はどこにかけたら良いの?」「次はどうするの?」
頭の中で疑問ばかりが浮んできます。
夢中でやっていると、自分の身体が思ったよりもきつい体勢になっていて次の1手がうてません。
これ…難しい!?
始まったばかりなのに軽いパニックに…
突起物(ホールド)をどう掴むのか?
言葉で説明するのが難しいですが、身体の重心をとるのが大変だと感じました。
ゴール地点まで行くのに、ルートを頭の中で確認してからトライしますがイメージ通りに身体がついていきません。
なにせ、掴めると思ったホールドに手が届かない、届いてもすぐに手が離れてしまう。
初心者の私は、どこを掴んで登ればいいのか考えるのに時間がかかります。
【悩んでいるうちに手が離れて落ちてしまう】という事を繰り返していました。
イメージではもう少しできると思ってたので悔しかったです。
初めてのボルダリング:少しずつコツが分かってくる
簡単ではないとはいえ、初心者でも始めやすいとされるボルダリングです。
やっているうちにコツが少しずつ分かってきて「ああ、こうすれば登れるのか!?」
と思えるようになってきます。
スポーツって、コツが分かって上達する時が一番たのしいですよね。
しかし、予想はしてましたが普段から使い慣れていない筋肉が疲れてきます。
腕に力が入らなくなってきて、せっかくコツが分かりかけてきたのに腕がプルプルして力が入りません。
それでも、夢中になって少しの休憩を挟みながら一時間ほど登っていました。
終わった後で自分の手を見ると、真っ赤になっていました。
とうとう体力を使い切ってしまい、不完全燃焼ながらその日はそこで終了しました。
初めてのボルダリング:「身体と頭をバランスよく使う」スポーツ
ボルダリング中は、どのコースを選ぼうか?どこをどう掴もうか?
と頭を使いながら身体も動かすという忙しい状況でした。
当然ながら登るのは自分1人です。
団体競技のように仲間と声を掛け合ったり協力することはありません。
登ることだけに集中しているので、余計なことを考えずにのめり込めるのが魅力というか、良いなと感じました。
そして終えた後のすがすがしさや爽快感は格別でした。
「最後まで登れたら気持ち良いだろうな~」
と考えながら、しばらく友人と談笑しながらボルダリングの余韻に浸っていました。
ちなみに友人も素人に毛が生えた程度のレベルでした笑
初めてのボルダリング:美人で可愛い人が多い
腕はボロボロ、手のひらは真っ赤で豆もできましたが、ボルダリングを始めてやった感想は最高に気持ち良かったです!
そして、知ってますか?
人間の脳って知らない言葉を聞いたり、初めての動きをすると喜ぶんですよ?
まさに、『ボルダリング』は脳を喜ばせるのに最適なスポーツだと思います。
「1人で壁をひたすら登る」
これまでにない経験をして私の脳と体は喜びました(笑)
ユニークな経験ができて体も脳も若返ったような印象です。
室内のため天候に左右されないのも良いですし、何より予想外だったのが【女性】が多かったことです。
私に教えてくれたインストラクターも女性でした。
インストラクターに聞くと、ボルダリングはカロリー消費量が多く筋肉も使うので、体が引き締まってダイエットにも良いそうです。
それにしても、ボルダリングやる人って綺麗で可愛い人が多いです。
本日のロッキー女子クライマーファイル→店舗:@shina_rocky
課題:紫(3級)No.78
.#ロッキー女子#クライマー女子#ボルダリング女子#登る女子#クライマー女子募集 pic.twitter.com/0ZRmuGb87N— Rockyボルダリングジム (@rockyclimbing) September 7, 2019
本日のロッキー女子クライマーファイル→ @vb_rena913 店舗:@shina_rocky
課題:茶色(7級)No.24
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今日がボルダリング2回目のレナさん☝︎
この後6級もばしばし登っておりました♡
.#ロッキー女子#クライマー女子#ボルダリング女子#登る女子#クライマー女子募集 pic.twitter.com/sZkJrIjAPO— Rockyボルダリングジム (@rockyclimbing) September 12, 2019
さて今回の初挑戦で個人的には、自分の体力のなさと体幹が弱いことも分かったので、次回までにトレーニングをして準備してから行くつもりです。
ボルダリングは、今後ますます注目されるスポーツだと思います。
ちょっと始めてみようかな?
と思った方は是非、やってみて下さい。
気軽に体験できるコースもあったりしますから、まずはジムに確認されることをお勧めします。