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危険!『点字ブロック』はふさがないで!みんなが安全に通行するために

皆さん【点字ブロック】はご存じでしょうか?「何それ?」と言う方も外出する際に一度は目にされた事があると思います。

正式名称は「視覚障害者誘導用ブロック」と言います。気軽に使うにはちょっと長過ぎるネーミングですね(笑)

多くの人が目にしている「点字ブロック」ですが、今回は設置された本来の目的や、皆で注意するべき事などおさらいをしたいと思います。

 

発明したのは、ナント日本人!

日本の発明家である三宅精一氏が開発し、1967年に初めて国内に設置した後、世界各地にに拡がり現在では150ヶ国で使用されているようです。

同氏の「目の悪い友人が安全に歩くためにできることはないか?」という思いがきっかけであり、また原動力となって、後に世界中の多くの視覚障害者の『道しるべ』となる「点字ブロック」が誕生しました。

点字ブロックの役割

「点字ブロック」の役割は、地面や床面に設置することで視覚障害者が安全に移動できるようにすることです。

視覚障害者用の案内表示といったところです。

特徴としては表面にデコボコの突起がついてます。これは足裏や白杖で足下を確認しながら進むためにあります。

点字ブロックが黄色なのは、視力が低下している人でも周囲の色と識別しやすいようにするためです。

点字ブロックが抱える問題

他者の移動の障害になるケースも

歩道にある以上は、その上を歩くのは必ずしも視覚障害者だけではありません。

高齢者足の弱い人が「点字ブロック」の上を歩く際に突起で躓いたり、車椅子やシルバーカー、乳母車を使う人たちの移動の障害になるケース等が見られて過去に問題になりました。

視覚障害者のための突起が、他の歩行者にとっては歩きにくさになっているという点は「点字ブロック」が抱える課題でもあります。

狭い歩道ですれ違ったりする場合は双方共に注意が必要であり、特に雨や雪など降った後は「点字ブロック」が滑りやすくなるため、転倒しないように慌てず慎重な移動が求められます。

点字ブロック上の障害物

ブロック上に駐車・駐輪するケースが当たり前のように目に付きます。

これでは「点字ブロック」の意味がありませんね。

視覚障害者がベビーカーにぶつかったり、自転車を倒す事故や、ぶつけられた人が怒って視覚障害者を突き飛ばしたり、白杖を折ったり等、他者とのトラブルも絶えません。

理由として、「点字ブロック」が正しく扱われていないという事が1つ挙げられます。

「点字ブロック」上には物を置かない

基本的なことだからこそ、改めて意識したいですね。

「点字ブロック」のルールが守られないと視覚障害者だけではなく、他の通行人にとっても怪我をする危険が発生し有益なことでは決してありません。

地道な啓発活動

毎年3月18日(点字ブロックの日)になると、視覚障害者協会の関係者や盲学校の生徒、その父兄らが、街頭で「点字ブロック」の重要性をアピールする活動をしています。

その活動の根幹には「点字ブロック」を利用しない人の無関心さ・理解のなさという問題が浮き彫りになっています。

「点字ブロック」について正しい認識がもてるように、次に「点字ブロック」を見た時に少しでもこの記事を思い出して頂けたら嬉しいです。