ハワイのオアフ島に有名な『ダイヤモンドヘッド』という山があるのをご存じでしょうか?
「名前くらいは聞いたことはある」
という人の方が多いかもしれません。
この山は232mと標高が低く、登山の初心者でも比較的に登りやすい山とされています。
今回の記事は『山登り』の醍醐味をお伝えする内容ですが、この『ダイヤモンドヘッド』を例に出してご説明したいと思います。
目次
『ダイヤモンドヘッド』は気軽に登りやすい山
『ダイヤモンドヘッド』は麓から山頂まで片道約30~40分と、時間もそれほどかからず気軽に登れる距離です。
麓から向かう道は最初はとても緩やかで、若干の砂利道でもゴロゴロとした大きな石などはなく歩きやすい道です。
『ダイヤモンドヘッド』はハワイでも人気のスポットなので、各国から登山客がたくさん集まります。
異国の地で言葉は分からなくても、すれ違った登山客と笑顔でキャッチボールができるので海外登山の魅力と言えます。
『ダイヤモンドヘッド』の頂上の景色で感動
それほど高い山ではなくとも、麓から歩き続ければ疲労は溜まります。
一歩、また一歩とただ頂上を目指して上り続けて頂上についた瞬間は、それまでの苦労から解放され疲れが吹き飛ぶ瞬間です。
ちなみに『ダイヤモンドヘッド』の山頂からの眺めは360度の絶景で唯一無二の眺めです。
実際、この景色を見るために毎年ハワイを訪れている人もいたくらいです。
頂上に達した時は
「全てはこの景色を見るために登ってきたんだ」
と心から思えます。
頂上の景色は、息をのむほど美しく写真や映像とは全く違います。
本当の感動を味わいたい方は、現地に行ってみることをオススメします。
また、山頂で食べるただの「お握り」がまるで高級食材!
なんでこんなに美味しいの?!
と感じるくらい美味しいです。
美味しい物って、その時のシチュエーションで決まることを再認識させられます。
『ダイヤモンドヘッド』の山頂からの帰り道は注意
山頂の景色を堪能したあとは、再び山を下って行きます。
どの山でもそうですが、登るよりも降るスピードの方が断然早いですよね。
下り坂なので足が後押しされているようにスイスイ下って行けるのですが、だからこそ下り坂の方が怪我をしやすいです。
足に疲れが溜まっているので、少し勢いがついただけで自分の体重を支えきれず、足が流れてしまい足をくじく事があります。
まして、気持ちも解放される海外での登山です、周りの景色に気を取られていつもなら何とも無い段差でつまづくこともあります。
怪我をしたら楽しい登山も台無しです。
“思っているよりも体は疲れている”
と考えて、いつもよりゆっくりと下りましょう。
『ダイヤモンドヘッド』からの帰宅/体のケアを忘れずに
登山の翌日は体のケアを忘れずにしましょう。
特に下半身は自分で思っているよりも酷使してるので、マッサージやストレッチをしましょう。
足に痛みがあったり、熱をもっているならアイシングが効果的です。
逆に普段から山に登り慣れている人はおそらく平気だと思います。
そんな人は、ゆっくり温かいお風呂に浸かりながら山頂の景色を思い出す時間が素敵ですね。
まとめ/山登りの魅力は「自然と一体になれること」
山登りの魅力を一言で表現するのは難しいです。
今回は『山頂の景色』を取り上げましたが、登山の魅力はそれだけではありません。
とはいえ学校行事も含めて、多くの人が1度は経験する「山登り」なのに、大人になっても趣味として続けてる人はそれほど多くはありません。
「疲れる」
「面倒くさい」
と敬遠する人もいるでしょう。確かにそうかもしれません。
しかし、それらを補ってあまりあるほどの魅力が詰まっているのが「山登り」です。
山登りをしていると、自分が自然の一部になったかのような錯覚を起こす時があります。
「人間も自然の一部」と思える瞬間です。
普段の生活場面で、そんな気持ちになることなんてまずありません。
まだ、チャレンジしたことがない人には是非山登りの楽しさを知って、そして、体験して欲しいと思います。