こんにちは。ぷ~すけです。年齢が40代半ばになった今年
「もう人生の半分を生きたのか…。」
と物悲しい気持ちになることがあります。
人生90年と考えるなら、ちょうど「折り返し地点」になります。
いつ病気になって病床に伏せってもおかしくない年齢に突入しました。
【死】を今まで以上に身近に感じた時、自然と今までの人生を振り返ることが増えます。
「これまでの人生は自分が望んだものだったか」
「今の生き方は間違っていないか」
しかし世代に関わらず、このテーマは全ての人に共通する問題なのかもしれません。
筆者が小学生の頃、周りの大人達から「子供は気楽で良いね」と言われたことがありました。
もちろんそんな事はありません。
子供は子供なりの苦しさがあり、いつでも悩んでいます。
今の若い人たちも将来に不安を抱えていたり、今の生き方に悩んでいる人が多いのではないでしょうか?
そんな若い方々に、自分の人生を最良のものにしてもらうためのアドバイス…
になるか分かりませんが、1つ言えるとしたら
「今日が人生で最後の日になるかもしれない」
と考えて生きることは、大切だなと思います。
「今日が人生最後の日」
と思えば、嫌でも「今、自分は何をしたいか?」と真剣に考えるからです。
もし今日、事故で死んじゃうとしたら自分は何をしたいだろう?
思い残すことはないだろうか?
死を身近に感じた時に最初に浮んだことがあなたの心残りであり、または自分の大好きな事だったりするでしょう。
・死を意識した時でも真っ先に浮ぶほど自分が大好きなもの
・解決しておかないと先々後悔する事
この2つに気付くだけでも意義があります。
さらにもう一つ、大きなメリットがあります。
感謝の気持ちが持てるようになる事です。
過去の人生を振り返った時「自分の人生は多くの人達に支えられてきた」ということが分かります。
家族や親戚、友人や隣人、学校の先生など数え切れないほどの人達から愛情を注がれて時には叱られて、また応援されてきたハズです。
例外なく誰にでも言えることだと思います。
筆者は昔から食欲旺盛な子供でした。
母親が「美味しくて栄養のある食事」を考えて、毎日、筆者にお弁当を持たせるのは大変だったと思います。
自分の人生を振り返ることは、自分を支えてくれた人達に感謝する機会でもあります。
そして、今でも自分を支えてくれる人達が周りにいることに感謝し、そんな自分が不幸せなハズはないと気付きます。
既に自分は幸せなんだ
そう思えることで心がすっと楽になって張り詰めていたものがなくなります。
「自分は1人ではない」ことに気付き、心にゆとりを持てるようになります。
感謝の気持ちが自然に発言や態度に出るようになり、自分の存在を肯定できるようにもなります。
筆者は、数年前まで「母の日」や「父の日」に関心が無い人間でした。
ところが、昨年からカーネーションやケーキなどを母親に渡すようになりました。
恥ずかしい気持ちもありますが、感謝の気持ちが勝ります。
親に感謝の気持ちをもち、素直に行動に出せる自分を嫌いにはなりません。
このような【感謝の気持ち】が周りの人や周りにも広がっていけば、皆が幸せな感情を共有できるようになると思います。
お互いがお互いのことを気遣って感謝し合える関係ができるように
「今日が人生最後の日だとしたら?」
という問いかけを時々自分にしてみることをオススメします。